美容専門学校の生活はどんな感じ? 東京ビューティーアート専門学校 #3

美容専門学校の中でも高い信頼性と実績を誇る東京ビューティーアート専門学校。第一線で活躍している卒業生が多いことでも有名です。学科は美容科とトータルビューティー科の2つから構成され、それぞれの中でさらに5つのコースに細分化されています。全6回にわたって東京ビューティーアート専門学校を徹底リポートするこの企画。第3回目は学生生活についてリアルな声をお届け。遊びたい年頃だけど、勉強もしなくちゃいけない。アルバイトだってしたい。みんなどうしているの?

小島「今、資格検定に向けての練習をしないといけない時期なので、アルバイトとの両立がなかなか大変です。放課後に居残り練習をしてから飲食店のバイトに行っているんですが、どうしてもバタバタしてしまいますね。しかも、早朝のコンビニでもバイトをやっているので、忙しい学生生活を送っているほうだと思います。私はトータルビューティー科のネイルアートコースなんですが、道具を揃えるのにけっこうお金がかかるんです。消耗品なので、なくなったらまた買わないといけないですし、個人的にも買いたい道具がいっぱいあるのでアルバイトをしていないと、ほしいものがほしいときに買えないというのはあります」

田中「私も小島さんと同じトータルビューティー科なんですけど、エステティックコースなので、そこまで道具を揃えることはありません。だけど、小島さんのようにアルバイトの掛け持ちはしています。カラオケ屋さんとメロンパンの専門店と古着屋さん。学校の課題もあるので『どうやってやりくりしているの?』ってよく聞かれるんですけど、メインはカラオケ屋さんで、週に3、4日くらい入って、残りの日でメロンパンのお店と古着屋さんで働いているという感じです。古着屋さんなんて2週間に1回というときもあるので、バイトばかりしているってことではないです」

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――「どうして3つもアルバイトしようと思ったんですか?」

田中「最初はカラオケ屋さんだけだったんですけど、シフトに入れない日もあるので、それなら別のバイトをしようと思ったのがきっかけです」

丸山「私もアルバイトはやっていますが、さすがに掛け持ちはしていないです。ピザ屋さんで働いているんですけども、製造を担当していて、実際に生地をこねたり伸ばしたりしています。けっこう楽しいですよ(笑)。勉強のほうはというと、やることがたくさんありますね。カットやワイディングの練習、それとまつげエクステの練習もやっています」

田中「勉強といえば、実際に一般の人にエステの施術をするという授業があるんですが、実践的で楽しいんですけど、やっぱり緊張してしまいます。どういう流れかというと、学校でモデルになってくれる方を募集しているんですね。他にも先生の友人だったり、自分の親だったり。そういう人たちに学校に来ていただいてシャッフルして面識のない方に対して施術するんです。お悩みを聞き、自分でメニューを考えてエステをして差し上げる。終わったらアンケートを書いてもらい、いいところがあればそこを伸ばし、悪い点があれば改善するようなことをしています。みなさん本音で書いてくるので、落ち込む人もいます。正直、シビアです。幸いにも、私は悪い指摘はされたことはまだありません。笑顔がよかったと書かれてあって、それはうれしかったです」

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小島「ネイルの授業だと、自分ひとりではできないんですね。他の人の爪が必要なんです。ふたり一組になって、ネイルし合ってという形です。ネイルアートが完成したら、必ず写真を撮って記録として残すようにしています。見返すと成長が分かるので向上したいという意欲が湧くんです。中学生の頃につくったネイルチップも下手くそですが、捨てずに取ってありますよ」

丸山「学校生活というと、うちの学校はイベントが多いのが特徴だと思います。一番印象に残っているのはビューティーショーです。2年生の夏休み前、7月に開かれるんですけど、クラスの仲間と4人1組になって、モデルになる人、ヘアメイクを担当する人、メイクする人、衣装をコーディネイトする人を決めてやるんです。私はメイクを担当しました。このときのテーマが『乙女座』。ピンク色をメインにして、お花や羽などをあしらって女の子らしいカワイイ感じの演出をしました。場所は北区王子の『北とぴあ さくらホール』という大きい会場で、すごく本格的でした」

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――イベントも練習も何もない通常の学校生活はどのような感じですか?

小島「授業が午前中に終わる日もあるので、そのときは友達と近くのカレー屋さんでご飯を食べて、ダラダラ過ごしているかも(笑)」

丸山「学校が早く終わった日は、まっすぐ家に帰ってアルバイトへ行っちゃいます。私のまわりではそんな感じの人が多いです」

田中「私もすぐに帰ってバイトです(笑)」

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美容の仕事は知識も大切ですが、技術はもっと重要です。つまり体で覚えていくしかないわけです。それには近道はなく、練習するしかありません。その成果ははっきりと目に見えるものではないかもしれません。それでも日々、努力を続ける姿勢には感銘を受けてしまいます。ぜひとも成功を手に入れてください。

第4回目は進路指導について先生にお尋ねします。

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