NYX Professional Makeup ビューティアドバイザーが教える!最新カラーメイクアップのポイントは?パーティメイク編#3
美容部員として活躍したい方たちに「今、知りたい情報」をお届けする連載企画。ここでは、お客さまにいちばん近い距離でブランドの魅力を伝えるBAさんにフォーカス!
ブランドが提案する最新メイクアップのハウツーや、お仕事のポリシーを教えていただきます。
お迎えしたのは、NYX Professional Makeupビューティアドバイザー・呉屋真里奈さん。前回は、「2019 AWにオススメのカラーメイク」を教えていただきました。
今回は、歓送迎会が増えるシーズンにピッタリ!華やかなパーティメイクを教えていただきます。ベースメイク編も、ぜひ参考にしてみて。
モデルさんは、ベースメイク、チーク、ハイライトを終えた状態からスタートします。前回のカラーメイクとスタイルチェンジ。より華やかに、よりプレイフルなアイメイク&リップメイクを提案します。
HOW TO
1. アイホールにハイライトを入れます
UT シャドウパレットから、すずしげなクリーム色をチョイス。アイホール全体にハイライトを入れてベースを作ります。
2.上まぶたにパープルカラーをON
次に、UT シャドウパレットからトレンドカラー・パープルをチョイス。
筆を、ワイパーをかけるように筆先を動かして色をのせていきます。
3.下まぶたにカラーを入れます
ブラシを使って、下まぶたにカラーを入れておきます。
この後、上まぶたにグリッターをONをするため、あらかじめ下まぶたのラインを仕上げておくことがポイント。
4.アイラインを引く場所に、グリッタープライマーをON
グリッタープライマーを、上まぶたの目頭から目尻にかけて入れていきます。
グリッターののり付けの役割を果たしてくれるプライマー。ラインを引いたら乾かないうちに、次の工程に進みます。
5.グリッターをのせていきます
筆先で、グリッターを少量取って……
先ほど引いたライン上に、グリッターをのせていきます。
左も同様に仕上げます。グリッターは重ねれば重ねるほど形が崩れやすくなるため、一度で仕上げられるように。(ちなみに、呉屋さんは呼吸を止めて一気に引いていました!)
6.リップを仕上げます
パウダーパフリッピー リップクリームを、ブラシでのせていきます。ムースのようにソフトな付け心地がポイント。みずみずしい付け心地で、発色の良さも魅力です。唇の内側から外側にかけてのせていって。
唇のアウトラインをとりながら塗っていきます。
これで、パーティメイクは完成!
目元とリップの印象をチェンジするだけで劇的に印象チェンジ。
「派手になりすぎる」「子どもっぽい」と思われがちなラメも、ライン幅を細く保ち、一筆でシャープに描くことで上品な印象に。
いつものカラーメイクに繊細なラメラインを足すだけで華やかさを演出してくれます。目を閉じた瞬間までも美しく、記憶に残るようメイクに。
また秋冬は、ダウンスタイルのヘアアレンジと合わせるのもオススメ。
メイクの華やかさに負けないアレンジで、意志の強さ、スマートさ、モードさを表現して。
パーティメイクのポイント!
1.普段のメイクでは使わない「ラメ」をラインで取り入れて。
2.ラメはライン幅を細く保ち、一筆で描くことで上品にまとまる。
3.上まぶたにグリッターをONするときは、あらかじめ下まぶたのラインを仕上げておく。
4.リップラインは、ペンシルで取らなくてOK。ラフに仕上げたほうがトレンド感があって今っぽい仕上がりに!
使ったアイテムはコチラ!
(左から順に)UT シャドウパレット 09 2,900円、フェイス&ボディ グリッター 08 1,600円、グリッタープライマー 1,000円、パウダーパフリッピー リップクリーム 06 1,500円
自社の研修制度でお気に入りのものは?呉屋さんに聞きました。
—-お仕事でのハプニングがあれば教えてください。またそれをどのようにしてのりこえたのかも具体的に教えてください。
「お客様のご要望をしっかり把握できておらず自分好みの濃いメイクに仕上げてしまって、満足していただけなかった……という失敗があります。新人のときは、どうしても自分が好きなメイク=お客さまが求めているメイクと勘違いしている部分がありましたが、その後、先輩方とお客様のニーズをしっかり把握できるよう再度トレーニングを行い何度もメイク練習をしました。今は、お客さまが求めているものをくみとり、最適なご提案ができるようになってきたなと感じます」
—-社内の研修やトレーニングについて教えてください。
「実際に営業中にフィールドトレーニングを行う形式をとっています。すぐに、お客様に接客実践を行えるため、自分の技術や知識を習得しやすいです」
—-自社の制度でお気に入りのものを教えてください!
「優秀な成績を収めるとインフルエンサー向けに行っているプロメイクアップアーティストによるメイクデモイベントなどへの参加することができます。もうひとつは、年1回行われているオンラインメイクアップコンテストの美容部員版「スクワッド アワード」です。世界中のNYX Professional Makeupの美容部員が参加可能で、素晴らしいメイクを披露した美容部員にはLA研修などが用意されています。#squadawards のハッシュタグで検索してみてください!世界中のBA同士でクリエイティブな発想力や技術力を競え合えるのは、NYX Professional Makeupというブランドならではだと思います」
—-メイク技術をあげるために、研修を受けること以外で心がけていることはありますか?
「人気のSNSやYouTubeはもちろんのこと、雑誌を見て今季のトレンドをチェックすることは欠かしません。また、トレンドを把握したあとは、実際に自分の顔でメイクの練習をしています」
—-将来、BAさんを志す人、転職を希望する人にアドバイスをお願いします!
「BAという仕事は華やかですが体力も求められます。また、お客さま一人ひとりに合った接客、アドバイスをすることも大切。
うまくいかないとへこみますが、自分のタッチアップやアドバイスでご購入にいたると、喜びもひとしおです。そのブランドへの愛情と、目の前のお客さまをより美しく綺麗にしたいという気持ちを忘れなければ、道はひらけると思います」
▽#1はこちら▽
NYX Professional Makeup ビューティアドバイザーが教える!最新カラーメイクアップとは?#1>>
協力ブランド/NYX Professional Makeup(https://www.nyxcosmetics.jp/home)、メイク/呉屋真里奈、モデル/Saya(AIMS PRODUCTION)、撮影/平柳智子、ヘア/川口浩太朗、ディレクション・取材・文/小竹美沙(http://misakotake.com/)
教えてくれたのはこの人!
呉屋真里奈さん
2017年入社
自社ブランドでお気に入りのアイテムは、
「ボーントゥグローリキッド ファンデーション」!
崩れにくく、クリーミーでナチュラルなツヤ感を演出できるところです。