主婦をしながらエステティシャンになるには? 働きやすいサロンを選ぶ3つのポイント

エステティシャンとは、おもに顔や身体の悩みにアプローチしたり、脱毛をおこなうなどエステティック業務を担う職業です。そういった施術以外にも、化粧品などの販売や、衛生管理など業務内容は多岐に渡ります。

お客様を美しくするサポートができる職業として人気がありますが、「主婦をしながらだと難しいかも?」と考える方もいるかもしれませんね。

そういった主婦の方でもエステティシャンになれる方法や、サロンの選び方などを紹介します。

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主婦をしながらエステティシャンになるには?

主婦として、家の仕事や子育てをしながらエステティシャンになるには、どういった方法があるのでしょうか?

主婦をしながら、無資格でも始められる方法と、働き始めてからのステップアップの方法について紹介します。

なりたいけど資格や経験がない…それでも働けるの?

エステティシャンになるための必須の資格はないので、無資格未経験OKの場所であれば応募することができます。

しかし、お客様の身体や肌にかかわる施術をおこなうため、施術をいきなり任されるというわけではなく、技術や知識の修得が必要です。

無資格・未経験の方でも安心してプロを目指すことができるよう、研修制度が整っているサロンも多く、働きながら技術や知識を身につけることができます。

無資格・未経験でエステティシャンを目指す方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

エステティシャンは資格なしでも働ける? 無資格・未経験で就職するメリットと注意点

無資格未経験で就職した場合の仕事内容とは?

さきほどお伝えしたとおり、無資格・未経験者を募集しているサロンもあり、実際に就職している人もたくさんいます。

しかし、身体や肌、美容に関する技術や知識を必要とするため、はじめは施術以外の業務が中心です。

ここでは無資格・未経験で就職した場合の仕事内容について紹介します。

アシスタント業務

メインのエステティシャンのアシスタントとして施術の補助をおこないます。施術の準備や片付け、サポートなどがメインです。未経験であっても、こういったエステの現場に直接かかわることができます。

サロンによっては、アシスタント業務を継続することで、いずれはお客様への施術を任せてもらえるところもあります。

受付や事務作業

受付、売上や顧客管理などの事務、清掃といった施術以外の裏方業務をおこないます。施術に直接関係のない業務であるため、無資格・未経験であっても働くことができます。

施術|アシスタントからステップアップ

アシスタントを続けて施術を任されるようになったり、サロンの技術研修を経てお客様の施術を担当できるようになることがあります。

サロンにもよりますが、無資格・未経験者の募集をおこなっているところは、自社での研修制度を設けているところも多くあります。

就職活動をする前に決めておきたい3つの条件とは?

無資格・未経験でもエステティシャンを目指すことができますが、主婦と両立するためには、どういった働き方をしたいのか決めておくことが大切です。

ここでは、就職活動をする前に決めておきたい条件について紹介します。

1. 扶養内か扶養外か

働くとなると、収入や扶養のことが気がかりです。主婦の場合、夫の扶養に入っていることがほとんどですが、このまま扶養内で働きたいのか、扶養から外れてしっかりと働きたいのか、前もって決めておく必要があります。

扶養内で働きたい場合は、週に働ける時間や収入の上限などの決まりがあるため、面接時などにきちんと伝える必要があります。

2. パートの場合|週に何回・何時間働くか

サロンによって勤務時間はさまざまですが、フルタイムで働くのは難しいという人や、あまり遅い時間までは働けないという人でも、パートタイムを希望できるサロンがあります。

パートの場合は週に何回・何時間働くかを検討しましょう。家庭との両立を考えたとき、何時から何時まで働くのが最適であるか、お子さんがいる場合は、夕方までには家に帰れる時間帯を希望するなど、細かい時間の条件を決めておくとよいでしょう。

3. 家族と休日が合うか

サロンによっては、シフトの申告が自由であったり、融通が利くところもあります。お子さんがいる場合は、土日など学校の休みと合わせられるかどうか、夫婦の場合でも夫の休みと合うかどうかなどを考え、ライフスタイルに合った働き方を考えましょう。

土日祝日は休みたい、決まった曜日は休みたいなどの希望は面接の時などに伝えておくことで、採用されてからの行き違いを防ぐことができます。

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ママが働く時に気をつけたい2つのこととは?

主婦の中でもとくにお子さんがいる場合、仕事と両立する上で気をつけたいポイントを2つ紹介します。

1. 長期休暇中の両立

子どもがいると、夏休みや冬休みなど、長期休暇がありますよね。長期休暇中は、いつも通りのシフトでは働けないこともあるでしょう。そういった際に仕事とどう両立するのかを考えておきましょう。

エステサロンの場合、お客様の予約に合わせて施術の担当などが割り振られるので、直前になってお休みを申し出ると、お店やお客様にも迷惑をかけてしまいます。長期休暇など事前にわかる都合や、家族に合わせて休む場合は早めの申請が必要です。

2. お迎えが必要なときや急な休みの対応

子どもが小さいうちは急病などにより、幼稚園や学校に行けなくなることや、お迎えの要請が来ることもあります。そういった場合の対応も考えておきましょう。

子育てに理解のあるサロンや、急な欠勤や早退に柔軟に対応してもらえるサロンを探すほか、家族の協力も必要不可欠です。

主婦が働きやすいサロンとは? チェックしたい3つのポイント

家庭との両立や、子育てをしながら働きたい主婦が、サロンを探す上で覚えておきたい働きやすいサロンのポイントを3つ紹介します。

1. 時短勤務ができる

時短勤務ができるサロンは、主婦にとって働きやすい職場といえます。Wワークを認めているところや、「1日あたり3時間からOK」など勤務時間を短く設定することが可能としているサロンは、融通が利きやすいため、家庭の都合などと調整しやすいです。

フルタイムで働けないという人にとって、時間の融通が利くことは大きなポイントとなります。

予約状況に合わせた勤務ができるサロンも

勤務時間が決まっているのではなく、お客様の予約状況に合わせた時間に出勤することを認めているサロンもあります。決められた時間で働くよりも、家庭や子育ての都合に合わせて調整がしやすく、効率的です。

ただし、業務委託として歩合制であることが多いため、給与に関しては事前に確認しておくことをおすすめします。

2. 主婦業と両立させやすい待遇がある|育休・マイカー通勤OKなど

育休や産休、マイカー通勤OKなど、主婦業と両立させやすい制度や待遇があるサロンは働きやすいといえます。

育休や産休が整備されていることで、出産を理由に「退職しなければならない」ということは避けられます。大手サロンの場合、育休や産休制度を設けているところが増えていますが、具体的な取得期間や、育休の延長が可能かどうかも調べてみるとよいでしょう。

3. 主婦やママが多く働いている

主婦業と両立させやすい待遇があるサロンでは、同じように主婦業をこなす先輩が働いていることが多いです。

主婦やママが多く働いていると、家庭や子育ての事情に理解が得られやすく、働き方の相談などもできます。

働く前に資格を取るなら? おすすめ資格を紹介!

主婦をしながらエステティシャンを目指せるとはいえ、いきなりサロンで働くことに不安がある方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、働く前に民間資格を取っておくこともおすすめです。

ここでは、知識や技術が学べるおすすめの資格を紹介します。

日本エステティック協会|AJESTHE認定エステティシャン

日本エステティック協会によると、AJESTHE認定エステティシャンとは「基本的な知識・技術をもち、担当範囲のエステティックサービスを適切に提供できる能力を有するエステティシャンに与えられる資格」とされています。

引用:日本エステティック協会 AJESTHE認定エステティシャン

ここでは、AJESTHE認定エステティシャンについて詳しく紹介します。資格を取得するには、日本エステティック協会の正会員である必要があります。

資格名 AJESTHE認定エステティシャン
資格取得条件 次の(1)(2)の両方の要件に該当する正会員者(要証明)

(1)エステティシャンセンター試験に合格

(2)協会認定校での300時間以上コースまたは1000時間以上コースの修了、または実務経験1年以上

試験内容 ・筆記試験

エステティシャンセンター試験(4肢択一:マークシート式・100問)

・実技試験

技術力確認試験(フェイシャル/ボディ)

試験場所 一般財団法人日本エステティック試験センターでの受験となります。

詳細については要問い合わせ

一般財団法人日本エステティック試験センター

TEL:03-3230-1825(平日9:30〜18:00)

受験料 エステティシャンセンター試験料:10,560円(税込)

技術力確認試験料:13,640円(税込)

 

カリキュラムを履修し、試験に合格したあと、資格申請手続きをおこなうことで資格取得ができます。

また、実務経験1年以上であれば、認定校に入校せずにエステティシャンセンター試験を受験することができます。

日本エステティック業協会|AEA認定エステティシャン

AEA認定エステティシャンの資格は、3段階のレベルがあり、知識や技術をレベルに合わせて身につけることで、エステティシャンとしてステップアップを目指すことができます。

ここでは、AEA認定エステティシャンのうち、最初のステップとなる「基礎資格」について紹介します。

資格名 AEA認定エステティシャン
受験資格 次の(1)(2)いずれかの要件を満たす人

(1)AEA認定校にてカリキュラムを300時間以上を履修

(2)エステティックサロンでの1年以上の実務経験(フェイシャル又はボディ)

試験内容 ・筆記試験

エステティシャンセンター試験(4肢択一:マークシート式・100問)

・実技試験

技術力確認試験(フェイシャル/ボディ)

試験場所 AJESTHE認定エステティシャンと同様、一般財団法人日本エステティック試験センターでの受験となります。

詳細については要問い合わせ

一般財団法人日本エステティック試験センター

TEL:03-3230-1825(平日9:30〜18:00)

受験料 エステティシャンセンター試験料:10,560円(税込)

技術力確認試験料:13,640円

 

300時間以上のカリキュラム履修者は、エステティシャンセンター試験合格後、資格登録申請をおこなう必要があります。1000時間以上のカリキュラム履修者は、資格登録申請は任意です。

自分の条件に合ったサロンを見つけよう!

主婦をしながらエステティシャンとして働くためには、どれくらいの時間を仕事に費やすのか検討したり、家族や子どもに合わせた休みの調整をすることが必要です。

育休・産休制度や、時短勤務可能など、自分の条件に合った働きやすいサロンを見つけて、エステティシャンの第一歩を踏み出しましょう。

引用元
一般財団法人 日本エステティック試験センター
日本エステティック協会:資格・検定 AJESTHE認定エステティシャン
日本エステティック業協会:資格取得について
日本エステティック業協会:AEA認定エステティシャン資格取得フロー

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