美容部員の面接にふさわしいのはどんな服装?好印象を与える格好・メイク・身だしなみを紹介
美容部員を目指している方や美容部員の面接を控えている方にとって、面接での服装は気になるポイントです。
華やかなイメージの美容部員なので、一般企業の面接と違い、個性やメイクをアピールしたほうがいいのか、無難にリクルートスーツでのぞんだ方がいいのかなど、迷ってしまう方もいることでしょう。
そこで、美容部員の面接にふさわしい服装を選ぶためのポイントや「服装自由」だった場合におすすめの服装について、また、メイクや小物などの注意点なども紹介していきます。
是非、参考にしてみてください。
美容部員の面接にふさわしいのはどんな服装?
華やかで美の象徴でもある美容部員になるための面接で、面接官に好印象を与え、採用のチャンスをつかむためにどんな服装で行けばいいのかは重要な課題です。
美容部員の面接で着る服装としてどんなものがふさわしいか、以下の項目をチェックしてみましょう。
そのまま売り場に立てるか?
美容部員として望まれるスキルには、華やかさやマナーのほかに、場や相手にふさわしいものを選びとるセンスも含まれます。
面接を受ける企業のイメージを取り入れるのもおすすめ。イメージしづらい場合はその企業の美容カウンターで、実際に働いている美容部員の服装をチェックして参考するのもいいかもしれません。
リクルートスーツまたはそれに相当する服装
美容部員はファッション業界に近いため、個性やセンスの良さをアピールしたくなりますが、面接ではあまりふさわしくありません。新卒の場合、やはりリクルートスーツが望ましいでしょう。
リクルートスーツは面接の場にふさわしいキチっとした印象を与えると同時にフレッシュさもアピールできます。
転職で中途採用の場合もリクルートスーツが無難ですが、顔色がよく見えるビジネススーツもおすすめです。華やかさをアピールするため、中に着るシャツをブランドカラーに合わせたり、柄やフリルつきのものを取り入れたりすることで、個性を出すこともできます。
ドレスコードが「服装自由」の場合は?
ドレスコードが「服装自由」となっていた場合の服装はどうしたらいいのでしょうか?自由だからといって、普段着で行くのはふさわしくないため、これから紹介する3つのポイントを押さえて、服装を選びましょう。
1. 服装を自由とする企業の目的
企業がわざわざ「服装自由」と指定するのには理由があります。面接を受けにくる志望者の個性や人となりを見極めたいからにほかなりません。
リクルートスーツでは個性がわかりにくいため、TPOに合わせた服装ができているか、企業にふさわしい人物かなどをふるいにかけるために設定していると考えられます。企業にとって、採用後に志望者が売り場に立った姿をイメージしやすいというメリットもあります。
2. ブランドの企業イメージに合わせた服装にする
まずはブランドのコンセプトや企業イメージに照らし合わせて考えてみるのがおすすめです。ブランドイメージがフェミニンならボディラインが出るようなタイトスカートやパンツスーツにしたり、黒を基調としたクールなブランドイメージならモノトーンのスーツでまとめたりしてみましょう。
企業のホームページなどでコンセプトを確認したり、実際に売り場に足を運ぶのもイメージをつかむのに役立ちます。
3. どの程度自由な服装が許される?
服装自由で一番困るのは、「どの程度自由な服装が許されるか?」というところでしょう。企業のコンセプトやスタイルにもよりますが、上記で説明したように服装自由のドレスコードがある場合、リクルートスーツは避けるのが吉。
迷ったら清潔感を重視したオフィスカジュアルが無難です。その場合も、ブランドイメージに合わせたカラーや雰囲気を意識しましょう。その他、避けるべきNGな服装例については後述します。
服装とあわせて気をつけたい大事なポイント
面接での服装が決まったら、それにあわせてメイクや小物にも気を配る必要があります。ここからは、面接にふさわしいメイクや髪形、小物についてそれぞれ解説します。
靴・バッグ
靴やバッグは、服装にあわせたものを選びましょう。靴はサンダル・スニーカー・ピンヒールを避け、ヒールが高すぎない5cm程度のものを選ぶのがベター。ビジネスシーンにおいて素足はNGなので、必ずストッキングを着用します。
バッグはリクルートバッグやビジネスバッグが無難です。履歴書などの書類を持参したり、当日渡される資料などを入れられるA4サイズが入るものがいいでしょう。
メイク
美容部員は言うまでもなく、化粧品を販売する仕事なので、メイクは重要なポイントです。ブランドイメージに合わせてバッチリなメイクにしたいところですが、リクルートのシーンでは派手なメイクは避け、ブランドの特徴を押さえたメイクを心がけます。
もっとも重要なのはベースメイクで、手入れの行き届いたきれいな肌に見えるように作りこみます。美容を仕事にするからには、普段からお肌のケアをしっかりして当日にそなえましょう。
髪形
服装やメイクに気を配り完璧にしても、髪形がだらしないと一気に清潔感がない印象に。毛先がパサついて広がっていたり、カラーリング部分が伸びて頭頂部がプリン状態になっていたりすると、手入れされていない印象を与えてしまいます。
美容部員の面接では清潔感が何よりも大切なので、しっかりブローをして顔にかからないようにまとめる、事前にカラーリングをしておくなどの準備も忘れないようにしましょう。
ネイル
ネイル禁止のブランドの場合は、ネイル自体しないのがベストです。特に禁止されていない場合でも、デコネイルや派手な色のネイルは避け、ナチュラルなピンクやベージュなどの主張しすぎない色味を選びましょう。シンプルな肌色に近いカラーにすることで指先をきれいに見せ、清潔な印象を与えることができます。
面接の服装でNGなのは?
面接に着ていく服装のイメージはつかめてきたのではないでしょうか?
次に美容部員の面接で避けたい、NGな服装を紹介します。面接で着る服装をイメージしながら、この項目をチェックしてみましょう。
派手なメイク・個性的な服装
上述しましたが、面接では派手なメイクは避けるべきです。濃い目のメイクアイテムをウリにしているブランドでも、面接時には個性を前面に押し出すことより、販売員として場にふさわしい立ち居振る舞いができるかなどをチェックされます。
また、服装自由の場合でも趣味全開のゴシックやロリータファッションなど、個性が強すぎるものはやめておきましょう。
露出度の高い服装
露出度が高い服装も避けるのが無難です。胸元があいた服や短いスカートなど、目線のやり場に困るような服装は面接の場にふさわしくないばかりでなく、清潔感や面接官への敬意が感じられません。
たとえば、前開きのシャツは上のボタンをあえてとめずにこなれ感を出すテクニックもありますが、面接では清潔感を一番に考え、肌の露出は控えましょう。
カジュアルすぎる服装
カジュアルすぎる服装とは、ジーンズやトレーナー、Tシャツなどの普段着のことです。近所のスーパーに出かけるような服装は、緊張感が感じられず、常識を疑われてしまうかもしれません。
着飾らず個性をアピールすることと、TPOをわきまえて自由に服装を選ぶことをはき違えないことが大切です。
清潔感がない服装
ここまでの内容を押さえた服装でも、スーツのシワや汚れが目立っていたり、靴に泥がついていたりすると、一気に清潔感が失われます。スーツやオフィスカジュアルなど、キッチリした格好だからこそだらしなさが際立ち、美容部員にふさわしい人物とはかけ離れた印象を与えてしまうため、清潔感には何よりも気を配ることが大切です。
服装よりも大切なのは入社後のアピール
ここまで、美容部員の面接にふさわしい服装やNGな服装を紹介してきましたが、面接は服装を見るためのものではなく、美容部員として企業に必要な人かどうかを判断するためのものです。
面接官は、ブランドのイメージに合った人物か、接客に向いているか、販売力はあるかなどを見ているため、面接の場でしっかりと企業が求める人材であることをアピールすることが大切。
服装はあくまでファーストインプレッションで好印象を与えるための前提ですので、面接前の段階ではじかれるのを防ぐのに役立ちますが、それだけではチャンスをつかむことはできません。
販売や接客への意気込み、企業ブランドへの想いなどをしっかりとPRし、憧れのブランドで美容部員になるという目標を達成しましょう。
不安な場合は派遣会社やエージェントを頼る
就職や転職で不安を感じているなら、美容部員への就職に強い転職エージェントや派遣会社を頼るのも一つの方法です。転職エージェントや派遣会社では、転職を成功させるノウハウを持っており、さまざまなアドバイスをもらうこともできます。
美容部員の求人情報を知りたい方は、以下のリンクからチェックしてみてください。
リジョブ|美容部員の求人
美容部員の面接にはビジネススーツやオフィスカジュアルがおすすめ!
美容部員の面接でも基本はリクルートスーツが無難です。服装自由の場合はブランドイメージに合わせつつ、あまりカジュアルになりすぎないように気を付けて、服装を選びましょう。
あくまで企業の面接の目的や志望者である自分に求められていることを想像しながら、服装やメイクを選んでアピールすることで、競争に勝ち抜く可能性を高めることができます。
ふさわしい服装で面接にのぞみ、自分をアピールして、採用のチャンスをつかみましょう。