脱毛サロンの志望動機はどう書けばいいの? 経験・立場別の例文を紹介!

脱毛サロンの採用選考で、志望動機は合否を左右する非常に重要な要素です。しかし、「どのように書けばいいのかわからない」と悩む人も多いのではないでしょうか。

採用担当者は志望動機から、あなたの仕事への熱意や、長く働いてくれる人材かを見極めています。

本記事では、脱毛サロンの志望動機で失敗しないための書き方のポイントを解説し、未経験・経験者・新卒など立場別の例文を豊富に紹介します。

履歴書なしで応募可能!

「エステ×未経験歓迎」で探す

志望動機とは?自己PRとの違い

志望動機とは、その名の通り「なぜその企業や仕事を希望しているのか」を伝えるためのものです。企業側は、自社に入社したいという熱意や、仕事に対するやる気・理解度を知ることができるため、採用の判断に大きく影響します。

よく混同されがちな「自己PR」は、自身の強みやスキルをアピールするものです。志望動機の中で「自分のこの強みを、貴社でこのように活かしたい」と自己PRの要素を繋げることで、内容に説得力が増します。

脱毛サロンで求められる人物像

志望動機を作成する前に、脱毛サロンではどのような人材が求められているのかを理解しておきましょう。一般的に、以下の要素を持つ人が評価される傾向にあります。

①お客様に寄り添える共感力

デリケートな悩みを抱えるお客様の気持ちを理解し、親身に対応できる力は不可欠です。

②コミュニケーション能力

お客様との会話からニーズを正確に引き出し、信頼関係を築くスキルが求められます。

③向上心と学習意欲

美容業界の技術や理論は日々進化します。常に新しい知識やスキルを学ぶ姿勢が重要です。

④体力と精神的な強さ

立ち仕事が多く、お客様へのきめ細やかな配慮が求められるため、心身ともに健康であることが大切です。

これらの要素を踏まえ、自分の強みをアピールできるエピソードを考えると、より魅力的な志望動機になります。

▼あわせて読みたい
【例文付き】エステティシャンの自己PRはなぜ必要?書き方のポイントも紹介

脱毛サロンの志望動機を書くときの6つのポイント

採用担当者の心に響く志望動機には、共通のポイントがあります。以下の6つの要素を盛り込み、あなただけの志望動機を作成しましょう。

1. なぜ「脱毛サロン」を選んだのか

エステやネイルなど数ある美容の仕事の中で、「なぜ脱毛サロンなのか」を明確に伝えましょう。「自身の脱毛体験でコンプレックスが解消された喜びを、他の人にも届けたい」といった具体的なエピソードを交えると、志望動機に深みが出ます。

2. なぜ「そのサロン」がいいのか

たくさんサロンがあるなかで、なぜそのサロンを選んで応募したのかをしっかり伝えましょう。どのサロンでも通用するような文章は、ほかのサロンでもいいと思われてしまう可能性があります。

応募先のホームページや求人情報をよく読み込み、「お客様第一の理念に共感した」「最新の〇〇という技術を学びたい」など、そのサロンならではの魅力と、自分が惹かれた理由を具体的に述べることが重要です。

3. やる気や熱意、きっかけのエピソード

特に未経験者の場合、スキルや経験以上に、脱毛サロンで働きたいという熱意を伝えることが大切です。

脱毛に興味を持ったきっかけや、お客様をきれいにしたいという想いを、あなた自身の言葉でストレートに表現しましょう。お客様に提案する際にもエピソードトークは役立つので、サロン側も有用な人材だと感じるでしょう。

4. サロンが自分を雇うメリット

サロンがあなたを採用すると、どんなメリットがあるのかを伝えましょう。「前職の接客経験で培った傾聴力で、お客様の悩みに寄り添えます」「未経験ですが、一日も早く貢献できるよう技術を吸収する意欲は誰にも負けません」など、自分の強みがどう活かせるかをアピールします。

5. 入社後のビジョン

入社後や将来自分がどうなりたいのか、どんなキャリアを構築したいのかなど、今後のビジョンを伝えることも大切です。

「まずは技術を確実に習得し、将来的にはお客様から最も信頼されるカウンセラーになりたい」など、具体的な目標を伝えることで、採用担当者はあなたの成長意欲と長期的な貢献を期待できるでしょう。

6. 脱毛業界の将来性

「近年高まっている介護脱毛の需要に応えたい」「男性専門の美容市場の成長に貢献したい」など、業界の動向に触れることで、広い視野とビジネスへの理解度を示すことができます。

履歴書なしで応募可能!

「エステ×未経験歓迎」で探す

志望動機を作るための自己分析4ステップ

説力のある志望動機を作るには、考えの整理が欠かせません。以下のステップで自己分析をしてみましょう。

①なぜ脱毛サロンか?

美容業界の中でも脱毛を選んだ理由を明確にする。(例:自身の脱毛経験から)

②なぜこのサロンか?

応募先の理念や特徴に惹かれた点を具体的にする。

③何を活かせるか?

自分の強みや経験がどう貢献できるかを考える。(例:接客経験、傾聴力)

④どうなりたいか?

入社後の目標や将来像を思い描く。

この4点を整理すると、志望動機に一貫性が生まれます。

志望動機をうまく伝える書き方のコツ

立派な志望動機でも、書き方を誤ると思ったように伝わらない可能性もあります。そのような事態を避けるためにも、ここで紹介するコツを意識して書きましょう。

1. 最初と最後に気をつける

志望動機の書き出しと締めくくりには、特に注意を払って書きましょう。 書き出しは最初に目に入る部分となるため、担当者を引き込む必要があります。

また、締めくくりは印象に残りやすい部分なので、どのような形でサロンに貢献したいかを伝え、自分を雇うことのメリットを感じてもらえるような文章で締めくくると、よい印象につながります。

2. 具体的・簡潔に書く

脱毛サロンで働きたいと思ったきっかけや志望先サロンを選んだ理由について、具体的なエピソードを交えながら、簡潔にまとめることが重要です。

履歴書のスペースは限られているため、複数のエピソードを並べるのは避けましょう。まとまりがなく、何を伝えたいのかが分かりにくくなってしまいます。 応募先が求める人物像に合ったエピソードを一つ選び、具体的に示すことで、志望動機につなげましょう。

脱毛サロンの志望動機のNG例

志望動機に書くべきことがある一方で、書かないほうがいいこともあります。マイナスな印象を与えないよう、以下の点に注意しましょう。

1. 前職への不満

前職を辞めた理由がネガティブなものであっても、不満は書かないようにします。「同じ理由で辞めるのでは?」と思われてしまう可能性があるためです。「脱毛サロンでお客様に寄り添う仕事がしたい」というように、前向きな転職理由に言い換えましょう。

2. 待遇や条件の良さ

「給与が高い」「休みが多い」といった待遇面を志望動機の中心に据えるのは避けましょう。仕事内容への関心が低いと思われかねません。待遇面に触れたい場合は、サロンの経営理念やお客様への姿勢、スタッフの成長を支援する教育制度などに絡めて伝えるとよいでしょう。

3. 過剰な自己PR

志望動機は、入社への熱意を伝える場です。自分の強みをアピールすることに終始してしまい、自己PRのようになってしまわないよう気をつけましょう。

4. スキルや資格の過信

特に新卒や未経験の場合、「〇〇の資格があるので活躍できます」といった自信過剰な表現は控えましょう。

資格は意欲の証明になりますが、謙虚に学ぶ姿勢を示すことが大切です。「資格の知識を活かし、現場で通用する技術を一日も早く身につけたいです」といった表現が好ましいです。

【立場別】脱毛サロンの志望動機の例文を紹介

これまでのポイントをもとに、未経験者・新卒・異業種・経験者・アルバイト/パート希望者別に役立つ志望動機の例文を紹介します。

【未経験者向け】例文

■そのサロンがいい理由・今後のビジョンを交えた例文

私が貴店を志望した理由は、お客様の安全を第一に考え、ダメージの少ない脱毛をいち早く取り入れている姿勢に魅力を感じたからです。お客様の声を拝見し、スタッフの方への感謝の言葉が多く、本当に安心できる場所なのだと思いました。昔から美容に関心があり、お客様からの信頼が厚い貴店で、きれいになるお手伝いだけでなく、安心して悩みを相談できるような存在を目指したいです。

■エピソード・自分を雇うメリットを交えた例文

私は、ムダ毛の自己処理による肌荒れに長く悩んできました。その悩みを解決してくれたのが貴店です。施術後の「もう大丈夫ですよ」という言葉が本当に嬉しく、私もお客様を笑顔にする側になりたいと思い、エステティシャンを目指しました。つらい経験をしたからこそ、同じ悩みを持つお客様に心から寄り添い、丁寧なカウンセリングができると確信しております。

【新卒向け】例文

私が貴社を志望する理由は、お客様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術プランに感銘を受けたからです。学生時代のアパレル販売のアルバイトで、お客様に似合う服を提案することに喜びを感じていました。この経験から、美容の世界でもマニュアル通りではない、パーソナルな提案でお客様を笑顔にしたいと考えています。業界未経験ですが、持ち前のコミュニケーション能力と学ぶ意欲を活かし、一日も早く貴社に貢献できる人材になります。

【異業種(例:事務職)から転職】例文

前職では5年間事務職として、丁寧かつ正確な対応を心がけてまいりました。やりがいを感じる一方で、もっと直接人の役に立ち、笑顔を見られる仕事がしたいという思いが強くなりました。私自身、貴店の「脱毛で肌をキレイにし、お客様を笑顔にする」というコンセプトに深く共感しており、事務職で培った傾聴力と細やかな気配りを活かして、お客様の不安に寄り添えるスタッフになりたいです。

【経験者向け】例文

■そのサロンがいい理由・自分を雇うメリット・今後のビジョンを交えた例文

フェイシャルサロンで8年間勤務し、お客様から脱毛に関するお悩みを聞く機会が非常に多く、専門知識でお応えしたいという思いから転職を決意しました。中でも、貴社が独自開発された〇〇脱毛という最新技術と、お客様に寄り添うカウンセリング方針に魅力を感じています。前職で培ったカウンセリングスキルを活かし、お客様に最高の満足を提供するとともに、将来的には新人育成にも携わり、店舗全体の技術力向上に貢献したいです。

■今後のビジョンを含めた例文

エステティシャンとして5年の実務経験があります。前職ではお客様からムダ毛に関する肌トラブルの相談を数多く受けたことがきっかけで、脱毛サロンへの転向を考えました。貴店の『脱毛で肌をキレイにし、お客様を笑顔にする』というコンセプトは、まさに私が目指したいことだと感じ、応募いたしました。前職で培ったカウンセリングスキルを活かして、お客様を笑顔にするエステティシャンとして貴店に貢献したいです。

【アルバイト・パート希望】例文

以前お客様として利用させていただいた際、スタッフの方々の温かく丁寧な接客に感動し、私もここで働きたいと思いました。週3日の勤務となりますが、前職の接客経験を活かし、お客様がリラックスして過ごせるような心配りを大切にしたいです。いずれは正社員として働くことも視野に入れ、向上心を持って業務に取り組みたいと考えております。

脱毛サロンの面接対策と準備

書類選考を通過したら、次は面接です。履歴書の内容をさらに深掘りされるため、万全の準備で臨みましょう。

よく聞かれる質問と答え方

1. なぜ美容業界の中で脱毛サロンなのですか?

・ポイント
自身の経験と結びつけ、脱毛サロンでなければならない理由を具体的に伝えましょう。

・回答例
「私自身、長年ムダ毛に悩み、脱毛サロンに通ったことでコンプレックスから解放された経験があります。この実体験から、同じ悩みを持つ女性の『変わりたい』という気持ちを一番サポートできるのは脱毛サロンだと考え、志望いたしました。」

2. なぜ当社(このサロン)を選んだのですか?

・ポイント
企業研究がどれだけできているかが問われます。そのサロンならではの魅力を挙げ、自分がどう共感し、貢献したいかを述べます。

・回答例
「貴社を志望した一番の理由は、お客様の『卒業』を大切にするという理念に感銘を受けたからです。お客様の満足を第一に考え、最短で効果を出すことに注力する姿勢に誠実さを感じました。私もお客様と真摯に向き合うエステティシャンになりたいです。」

3. 接客で大切にしていることは何ですか?

・ポイント
脱毛サロンはデリケートな悩みを扱うため、「傾聴」「共感」「安心感」などがキーワードになります。

・回答例
「お客様が言葉にしない不安や期待を汲み取ることです。丁寧なカウンセリングを通じてお客様との信頼関係を築き、安心して施術を受けていただけるよう努めたいです。」

面接前に確認しておきたい4つのこと

面接本番で慌てないために、事前の準備が重要です。最低限、以下の4点は必ず確認しておきましょう。

1. 面接場所と時間

遅刻は厳禁です。電車の乗り換えやサロンまでの道のりは事前に調べ、余裕を持って到着できるよう準備しましょう。万が一に備え、採用担当者の連絡先を控えておくと安心です。

2. 持ち物

履歴書や職務経歴書のほか、筆記用具や手帳など、必要なものをリストアップして忘れ物がないかチェックしましょう。提出書類はクリアファイルに入れるのがマナーです。

3. 服装・身だしなみ

清潔感が何よりも大切です。スーツまたはオフィスカジュアルが基本ですが、サロンによっては私服を指定されることもあります。その場合でも、派手な服装は避け、ナチュラルメイクやまとめ髪など、清潔感を意識した身だしなみを心掛けましょう。

4. 受け答えのシミュレーション

よく聞かれる質問への回答を準備し、声に出して話す練習をしておきましょう。自分の話し方や表情を動画で撮影して客観的に確認するのもおすすめです。自信を持って受け答えができるよう、しっかり準備して本番に臨みましょう。

熱意が伝わる志望動機を作成しよう!

脱毛サロンで働く際の志望動機は、具体的なエピソードを交えながら熱意とやる気、そして就職後の目標やビジョンを伝えることが求められます。

また、サロンによってコンセプトや客層、求められる人物像は様々です。働き始めてからのミスマッチを防ぐためにも、自分に合った職場を慎重に選ぶことが何よりも重要です。

自分に合った脱毛サロンを探すなら、美容に特化した求人サイト「リジョブ」がおすすめです。 「リジョブ」は、「ノルマなし」や「未経験歓迎」といったこだわりの条件で求人を絞り込めるため、あなたの希望にぴったりの職場が見つかりやすくなっています。

企業から直接オファーが届くスカウト機能も充実していますので、ぜひ会員登録をして、理想の求人を探してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 未経験からでも脱毛サロンで働けますか?

A1. はい、多くのサロンが「未経験者歓迎」としており、充実した研修制度を設けています。脱毛サロンでは、技術や経験以上に、お客様に寄り添う姿勢やコミュニケーション能力、そして「きれいをサポートしたい」という熱意が重視される傾向にあります。未経験であることを正直に伝え、学ぶ意欲をアピールすることが大切です。

Q2. 脱毛サロンで働くのに、有利な資格はありますか?

A2. 必須の資格は特にありませんが、持っていると知識や意-欲の証明になり、有利に働く可能性があります。例えば、一般社団法人 日本エステティック協会(AEA)の「AEA認定エステティシャン」や、一般社団法人 日本エステティック振興協議会が認定する資格などが挙げられます。しかし、資格の有無よりも、入社後の研修でしっかり技術を身につける姿勢の方が重要視されます。

引用元
一般社団法人 日本エステティック業協会 AEA認定エステティシャン

Q3. 志望動機はどのくらいの長さで書けばいいですか?

A3. 履歴書の場合は、記入欄の8割以上を埋めるのが目安です。文字数にすると200字~300字程度が一般的です。熱意を伝えたいあまりに小さな文字で詰め込みすぎると読みにくくなるため、要点を簡潔にまとめましょう。面接で話す際は、1分程度で伝えられるように準備しておくと、聞き手にも内容が伝わりやすくなります。

Q4. 志望動機がどうしても思いつきません。どうすればいいですか?

A4. まずは、この記事で紹介した「自己分析4ステップ」を試してみてください。それでも難しい場合は、応募を検討しているサロンにお客様として行ってみるのがおすすめです。実際の雰囲気やスタッフの接客を体験することで、志望動機に繋がるリアルな発見があるはずです。また、サロンのホームページやSNSを隅々まで読み込み、共感できるポイントを探してみるのも良いでしょう。


履歴書なしで応募可能!

「エステ×未経験歓迎」で探す

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事

近くのエステ求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄