リフレクソロジー資格はどこがいい? 目的や費用で選べるおすすめ10選

リフレクソロジー資格を取得して、専門的なスキルを身につけたいけれど、「どの資格を選べばいいかわからない」「独学でも取得できる?」と悩んでいませんか。

リフレクソロジストとしての第一歩を踏み出すために、この記事では、信頼性の高いおすすめの資格を10個資格を紹介します。

資格取得を目指す方はもちろん、働きながらスキルアップを考えている方も、ぜひ参考にしてください。リフレクソロジーの世界へ第一歩を踏み出すヒントが、見つかるかもしれません。

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リフレクソロジー資格は独学でも取得できる?

先に結論をお伝えすると、リフレクソロジーの民間資格は、認定スクールの講座修了が必須の場合が多く、独学のみで資格試験の受験資格を得るのは難しいのが現状です。

たとえば、一般社団法人国際ボディトリートメント技術認定協会では、認定スクールの所定講座修了が資格発行の要件となっています。他の協会でも同様の条件が設けられていることがほとんどで、独学のみでの資格取得は一般的に認められていません。

引用元
一般社団法人国際ボディトリートメント技術認定協会(IBCA)|資格について
JREC日本リフレクソロジスト認定機構|リフレクソロジーレギュラークラス
日本ヒーリングリラクセーション協会|資格認定
日本能力開発推進協会 (JADP)|リフレクソロジスト資格

しかし、資格がなくてもリフレクソロジストとして働くことは可能です。まずはこの記事で資格ごとの特徴を理解し、あなたに最適な学習方法を見つけることから始めましょう。

独学・通信・スクール、どれがいい? メリットと注意点

リフレクソロジストを目指す学習方法には、主に「独学」「通信講座」「通学スクール」の3つがあります。資格取得の可否や費用が異なるため、自分に合った方法を選びましょう。

独学

・資格取得: 難しい
・費用の目安: 1万円~
・メリット: 費用を最も抑えられ、自分のペースで学べる。
・注意点: 実技の習得が困難。質問できる環境がなく、就職で不利になる可能性。

通信講座

・資格取得: 可能
・費用の目安: 5万円~15万円
・メリット: 通学より費用が安く、時間や場所を選ばずに学べる。
・注意点: モチベーション維持が必要。実技指導が映像中心になる。

通学スクール

・資格取得: 可能
・費用の目安: 20万円~100万円以上
・メリット: 講師から直接指導を受けられ、正しい技術が身につく。就職サポートも期待できる。
・注意点: 費用が高く、決まった日時に通う必要がある。

独学で学ぶメリットとは?

独学でリフレクソロジーを学ぶことのメリットの一つは、自分のペースで学習できるため、仕事や家事との両立が容易なことです。スクールに通う必要がないため、時間や場所の制約が少なく、柔軟に学習スケジュールを組むことができます。

また、教材費以外の費用がかからないため、経済的な負担が比較的少ないのも魅力的です。

独学で学ぶ際の注意点とは?

一方で、独学には注意点もあります。たとえば、専門的な知識や技術を正確に身につけるのは難しく、誤った手技を習得してしまう可能性があることです。特に、お客様の体に直接触れる施術において、自己流の圧のかけ方や反射区の捉え違いは、期待した効果が得られないだけでなく、クレームにつながるリスクもあります。

また、就職や転職の際に、一般的には有資格者の方が優遇されることが多いです。そのため、キャリアアップの面では不利になってしまうかもしれません。

さらに、クライアントの信頼を得るためにも、公的な資格を持っていることは大きなアドバンテージとなります。 こういった理由から、可能であればスクールに通ったり講座を受けたりして、正規の資格取得を目指すことをおすすめします。

あわせて読みたい
リフレクソロジー資格の種類と取得方法|費用相場や取得後についても解説

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目的・費用で選ぶリフレクソロジー資格おすすめ10選

ここからは、業界で評価の高いおすすめのリフレクソロジー資格を10個紹介します。資格を取得すれば技術と知識の向上に役立ち、お客様からの信頼獲得にもつながるでしょう。

1. IBCA|IBCA認定リフレクソロジスト資格

IBCA認定リフレクソロジスト資格は、一般社団法人国際ボディトリートメント技術認定協会(IBCA)が認定する資格です。この資格は、解剖学概論と足裏の反射区療法に関する技能・知識を有することを認定するものです。

IBCA協会が認定したスクールの所定講座を修了し、協会会員登録をしたのち、資格申請と認定料を納付すると取得できます。 資格取得後は、協会HPで告知されるイベントやセミナーに会員価格で参加できるなどの特典があります。

講座のカリキュラムは、認定スクールごとに異なることがありますので、詳しくは各スクールのホームページを確認してください。たとえば、日本アロママイスタースクールでは、台湾式リフレクソロジーを学ぶことができます。

引用元
一般社団法人国際ボディトリートメント技術認定協会(IBCA)
一般社団法人国際ボディトリートメント技術認定協会(IBCA)|資格について
日本アロママイスタースクール|台湾式リフレクソロジー リフレクソロジスト資格取得講座

2. JREC|リフレクソロジー レギュラーライセンス

JRECのリフレクソロジー レギュラーライセンスは、日本リフレクソロジスト認定機構が認定する資格です。この資格は、リフレクソロジーの基礎から応用まで幅広い知識と技術を習得したことを証明するものです。JRECの認定校で講座を受講し、試験に合格することで資格を取得できます。

レギュラーライセンスは、JRECが提供する資格のなかで基礎に位置づけられています。より上級のマスタークラスやJREC加盟スクール開講が可能になるトップインストラクターなど、レベルに応じた資格が用意されており、段階的にスキルアップを図ることが可能です。

引用元
JREC日本リフレクソロジスト認定機構
JREC日本リフレクソロジスト認定機構|JRECのリフレクソロジーとは
JREC日本リフレクソロジスト認定機構|リフレクソロジーレギュラークラス
JRECリフレクソロジースクール

3. JHRS|リフレクソロジー・プロライセンス実技士資格

JHRSのリフレクソロジー・プロライセンス実技士資格は、日本ヒーリングリラクセーション協会が認定する専門資格です。この資格は、高度な技術と知識を持つプロフェッショナルであることを証明します。取得には、JHRSの認定校でのカリキュラム修了と実技試験の合格が必要です。

JHRSは、ホリスティックな観点からリフレクソロジーを捉え、身体全体のバランスを整える技術を重視しています。このアプローチは、単に症状の緩和だけでなく、心身の調和を目指す点で特徴的です。

資格取得後も、セミナーやイベントを通じて、セラピストのスキル向上をサポートしています。キャリアアップや開業の際に大きな強みとなるでしょう。

引用元
【JHRS】日本ヒーリングリラクセーション協会
日本ヒーリングリラクセーション協会|資格認定
日本リフレクソロジスト養成学院

4. JADP|JADP認定リフレクソロジスト

JADP認定リフレクソロジストは、JADP(一般社団法人日本能力開発推進協会)が認定する資格で、リフレクソロジーに必要な医学的知識と技術を習得したことを証明するものです。この資格は、JADPが認定する教育機関で指定されたカリキュラムを受講し、所定の試験に合格することで取得可能です。

資格を取得した後も、JADPは定期的にセミナーや研修を開催しており、リフレクソロジストとしての技術をさらに向上させるための学びの場が提供されています。そのため、最新の技術や知識を学び続けることができ、より専門性を高めることができるでしょう

引用元
日本能力開発推進協会 (JADP)
日本能力開発推進協会 (JADP)|リフレクソロジスト資格
通信教育講座・資格のキャリカレ|リフレクソロジスト資格講取得座

5. IHTA|IHTA認定リフレクソロジスト

IHTA認定リフレクソロジストは、国際ホリスティックセラピー協会が認定する資格です。この資格は、ホリスティックな観点からリフレクソロジーを学び、実践できる能力を有していることを証明します。取得には、IHTAの認定校でのカリキュラム修了と試験合格が必要です。

IHTAは国際的な基準に基づいた教育を提供しており、この資格は海外でも通用する可能性があります。ホリスティックアプローチを重視しているため、身体的な側面だけでなく、精神的・感情的な側面も考慮したリフレクソロジーを学ぶことができるでしょう。

資格取得後も、協会の主催するセミナーや講座を通じて、スキルアップを図るための実践テクニックや学んだ知識をさらに深めるため技術を学ぶことが可能です。グローバルな視点でリフレクソロジーを実践できるセラピストとして、幅広い分野での活躍が期待できます。

引用元
IHTA 一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会
IHTA 一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会|資格を取りたい

6. JAAMP|リフレクソロジーjp

JAAMP(日本アロマセラピー統合医学協会)のリフレクソロジーjp資格は、東洋医学に基づき、各国の健康法やリフレクソロジーの知識を有していることが証明される資格です。受験資格はなく、試験に合格すれば資格を取得できます。ただし、認定校による資格検定向けの講座が開催されていますので、受講することで合格の確率が高まるでしょう。

この資格を取得すれば、東洋医学の観点を持つセラピストとして、従来のリフレクソロジーの枠を超えた新しい施術方法の開発や研究にも携わることができるかもしれません。

引用元
日本メディカル心理セラピー協会
日本メディカル心理セラピー協会|リフレクソロジーjp®資格認定試験
諒設計アーキテクトラーニング|リフレクソロジー資格・リフレクソロジスト通信講座

7. 若石健康法|プロ認定

若石(じゃくせき)健康法は、台湾発祥の足もみ健康法で、そのプロとして活動するための資格です。単なるリラクゼーションに留まらず、東洋医学の理論に基づいた「足の反射区」を刺激し、体の不調改善を目指します。取得には、認定校での講座受講と認定試験の合格が必要です。「初級プロ」から始まり、より専門的な「マスターズ」などの上位資格もあります。

引用元
国際若石メソッドスクール

8. ITEC|ITEC認定リフレクソロジー

ITEC(International Therapy Examination Council)は、1947年に英国で設立された国際的なセラピスト認定機関です。ITEC認定のリフレクソロジー資格は、世界40カ国以上で通用する英国の国家職業資格であり、高い専門性と技術レベルの証明となります。解剖生理学やビジネスマナーなども含めた包括的なカリキュラムが特徴で、海外での活躍を目指す方に特におすすめです。

引用元
ITEC公式サイト

9. ITSA|ITSA認定リフレクソロジスト

ITSA(国際セラピスト支援振興協会)が認定する資格です。この資格は、クライアントに安全で効果的な施術を提供できるプロフェッショナルを育成することを目的としています。協会が認定するスクールで、英国式や台湾式など、さまざまなスタイルのリフレクソロジーを学ぶことができます。賠償責任保険への加入サポートもあり、開業を目指す方にも心強いでしょう。

引用元
ITSA 国際セラピスト支援振興協会

10. JAA|JAA認定加盟校で学ぶリフレクソロジー

JAA(日本アロマコーディネーター協会)の認定加盟校では、アロマテラピーとリフレクソロジーを組み合わせた講座が開講されています。アロマの知識を活かして、より深いリラクゼーション効果を提供したい方に向いています。

講座を修了すると、各スクールが発行する「JAA認定リフレクソロジスト」などの修了証を取得できます。取得できる資格の正式名称やカリキュラムはスクールによって異なる場合があるため、事前に各加盟校へご確認ください。

引用元
JAA 日本アロマコーディネーター協会
JAA 日本アロマコーディネーター協会|ライセンス取得までの流れ

スキルアップに!リフレクソロジーと合わせて取りたい関連資格

リフレクソロジーの知識に加えて、他のスキルを身につけることで、セラピストとしての価値はさらに高まります。ここでは特におすすめの関連資格をご紹介します。

リンパドレナージュ関連資格

リフレクソロジーが「点(反射区)」へのアプローチなら、リンパドレナージュは「線(リンパの流れ)」へのアプローチです。足裏から全身の巡りまでケアできるようになり、サービスの幅が大きく広がります。

例:JADP認定 リンパケアセラピスト、IBCA認定 リンパドレナージュセラピスト

あわせて読みたい
リンパケアセラピストとは?資格の種類や取得のメリット・方法、活躍できる職場や将来性まで徹底解説

アロマテラピー関連資格

精油(エッセンシャルオイル)の知識を組み合わせることで、心身へのリラクゼーション効果を飛躍的に高めることができます。お客様一人ひとりの状態に合わせた香りの提案も可能になります。

例:AEAJ認定 アロマテラピー検定・アロマセラピスト、JAA認定 アロマコーディネーターライセンス

アロマテラピー関連おすすめの資格はこちらを参考にしてください。
アロマセラピストになるには資格が必要? 仕事内容と活躍できる場所を紹介

リフレクソロジストの活躍の場とキャリア

リフレクソロジストは、以下のような場所で活躍できます。

・リフレクソロジー専門サロン
・ホテル・スパ
・医療・介護施設
・サロンを開業

主な4つの活躍の場所について、詳しく見ていきましょう。

1. リフレクソロジー専門サロン

リフレクソロジー専門サロンでは、足裏反射療法に特化したサービスを提供します。ここでは、専門的な技術と知識を活かし、お客様の心身のバランスを整えるための施術をおこないます。お客様だけでなく、セラピストもリラックスした環境で、じっくりと施術に集中できるのが特徴です。

2. ホテル・スパ

ホテルやスパでは、リフレクソロジーが人気のメニューの一つとなっています。ここでは、癒やしを求める宿泊客や日帰り利用者に対して、施術をおこないます。

特に高級ホテルやリゾート内のスパでは、上質な接客マナーと高い技術が求められ、語学力が活かせる場面もあります。

3. 医療・介護施設

医療施設や介護施設では、患者や高齢者の方々の健康維持や症状緩和のためにリフレクソロジーが活用されています。ここでは、医療従事者と連携しながら、一人ひとりの状態に合わせた施術をおこないます。緩和ケアやフットケアの一環として導入されるケースも増えており、心身のケアに貢献できる、やりがいのある職場です。

4. サロン開業

自身でサロンを開業することも、リフレクソロジストの選択肢の一つです。独自のコンセプトやサービスを提供し、お客様との直接的な関係を築くことができます。

経営者としてのスキルも必要となりますが、自分のペースで働ける魅力があります。

「いつかは自分のサロンを」と考えているなら、開業の具体的なステップを知っておくと夢がより明確になります。資格は本当に必要なのか、どんな準備をすればいいのか、詳しく見てみましょう。

リフレクソロジーで開業するには資格が必要? 開業の流れを紹介

働きながらスキルを身につけたい! リジョブでサロンを探そう

リフレクソロジーのスキルアップや資格取得は、働きながら目指すことも可能です。多くのサロンでは、未経験者や資格取得予定の方を歓迎しており、実践的な技術を磨きながら、資格取得に向けて勉強することができます。

こういった求人を探すなら、美容・リラクゼーションに特化した求人サイト「リジョブ」の利用がおすすめ。

リジョブでは、経験レベルや希望の勤務形態・研修制度の有無など、細かな条件を指定して求人を探すことができます。自分に合った環境で働きながら、リフレクソロジストへの道を歩むことが可能です。キャリアアップを目指す方は、ぜひリジョブを活用してみてください。

資格取得はゴールではない!自分に合った学び方でプロを目指そう

リフレクソロジーの勉強を独学ですることは可能ですが、資格取得は難しいです。理由は、資格取得に指定の講座の修了が条件づけられていることが多いからです。そのためには、自分に合った資格を選び、認定スクールで学ぶことをおすすめします。

ただし、リフレクソロジストとして働くこと自体に資格は必須ではありません。働きながらスキルアップを目指す方も多くいます。

無資格や未経験でも応募できる求人を探すなら、豊富な求人情報と98%※の高い転職満足度を誇るリジョブがおすすめ。リジョブを活用すれば、未経験・資格取得中でも、自分に合った環境で働きながらキャリアアップできるチャンスがあります。ぜひリジョブで理想のサロンを見つけ、リフレクソロジストを目指してみてはいかがでしょうか。

※リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月)

リフレクソロジー資格に関するFAQ

資格取得を検討する際によくある質問にお答えします。

Q1. リフレクソロジーに国家資格はある?
A1.いいえ、リフレクソロジーに関連する国家資格は2025年現在ありません。この記事で紹介した資格はすべて民間の認定資格です。そのため、資格がなくてもリフレクソロジストとして働くこと自体は違法ではありません。しかし、信頼性のある民間資格を取得することで、お客様からの信頼を得やすくなり、就職やキャリアアップで有利に働きます。

Q2. 資格取得後の給料はどのくらい?
A2.リフレクソロジストの給料は、勤務形態(正社員、契約社員、業務委託など)や働く場所(サロン、ホテル、医療施設など)、経験によって大きく異なります。求人情報サイトなどを見ると、未経験者の正社員で月収20万円前後からスタートし、経験やスキル、指名などによって昇給していくのが一般的です。独立開業し、人気サロンになれば、より高い収入を目指すことも可能です。

Q3. 資格に更新は必要?年会費はかかる?
A3.資格の更新制度や年会費の有無は、資格を認定する団体によって異なります。

更新が必要な場合: 数年ごとに更新手続きや更新料が必要になることがあります。

年会費が必要な場合: 協会に所属し続けるために、毎年会費を支払う必要があります。会費を支払うことで、セミナー割引や情報提供などの会員特典を受けられるのが一般的です。

たとえば、JRECではライセンスの更新制度はありませんが、正会員でいるためには年会費が必要です。資格取得を検討する際は、公式サイトで初期費用だけでなく、これらの維持費についても確認しておきましょう。

Q4. 男性でもリフレクソロジストになれますか?
A4.はい、もちろん男性でもリフレクソロジストになれます。男性セラピストの力強い施術を求めるお客様も多く、活躍の場は十分にあります。ただし、サロンによっては女性専用の場合もあるため、求人を探す際は応募条件を確認しましょう。


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