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『エステ』『医療』『福祉』の場から注目されている!注目の施術『クレイセラピー』。 その魅力をCATCH UP!! #1

エステ

“ヒーリングクレイ(泥)”を使って行うクレイセラピーは、身体に優しく、美しさとともに健康を手に入れられるスペシャルケア。高級リゾートのスパやサロン、医療系クリニックをはじめ、福祉の場からも注目を浴びています。気になる施術方法や効果について、ICA国際クレイセラピー協会にお尋ねしました!

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古代から受け継がれてきた新世代セラピーその魅力は「自然」の恩恵を受けること。

大地
ICAで学ぶクレイの種類は6種。人工的な添加物や着色料を一切含まない天然のままの優しい色が楽しめる。

「ヒーリングクレイ」とは、汚染されていない大地深くにある土壌から掘り出され、選りすぐられた純度の高い粘土のこと。天日で乾燥してから微細な粉末状に粉砕され、ヒーリング用のクレイとして美容や医療、癒やしの現場で使われています。

藤井里美さん
ICA国際クレイセラピー協会・インストラクターの藤井里美さん

今回お話をお伺いしたのは、国際クレイセラピー協会の藤井さん。インストラクターとして、クレイセラピーを広める活動を行っています。まずはクレイの魅力について、教えていただきましょう。

藤井「一番の魅力は、シンプルだということ。パックであればクレイに水を加え、ペースト状にしたものを肌に乗せるだけなので、誰もが使うことができますし、さまざまな用途に合わせて利用できることです。お風呂に大さじ4~5杯のクレイを入れて入浴すれば、スキンケアはもちろん、デトックスにもなります。背中にきびなどの肌荒れや、乾燥肌、アトピー肌の方にはとくにおすすめです。肩こりや頭痛といった痛みも、クレイセラピーで和らげることができます」

一見、ただの“土”とも思えるクレイ。なぜそうした効果が出るのでしょうか?

はみがき
ミネラルウォーターやミント水などを使ってペースト状に練れば、万能の歯磨き粉に。

藤井「クレイは、薄い層がいくつも重なり合ったナノレベルの小さな分子から成り立っています。この層の表面がマイナスに帯電しているために、プラスイオンを引きつけます。老廃物や重金属など、体内に不必要なものは主にプラスに帯電していますので、そうした体にとって不要なものを、クレイが吸着・吸収してくれます。かわりに、クレイがもつさまざまなミネラルを体内へと供給します。体内に入るミネラルの量については、まだ詳しく解明されていませんが、クレイに含まれるミネラルが人の体に影響を及ぼしていることは明らかです。クレイを使ったクラフトでとくに私がおすすめしているのが、ホワイトクレイを使った歯磨きなんですよ。ハーブウォーター等を混ぜて練ったものを、普通の歯磨き粉と同様に歯ブラシに塗って使うのですが、クレイの微粒子が口腔内の環境を整えてくれるので口臭が抑えられ、健康的な歯を作る手助けをしてくれるんです」

クレイ
写真右から、グリーン、ブラウン、イエロー、レッド、ホワイト、ピンク。それぞれに鉱物上の特性と作用の強度、含まれるミネラル成分に特徴がある。

主にイライトを鉱物上の特性として持つグリーンクレイは脂性肌やニキビ肌のフォロー、メンタルケアに最適。スメクタイト系のガスールとも呼ばれるブラウンクレイはデトックスやヒーリングに。カオリン・イライトが主成分のイエロークレイは毛穴のクレンジングや引き締め、日焼け後のケアに。イライト系のレッドクレイは保湿効果が高いので、フェイシャルや全身のディープクレンジング向け。カオリンが主成分のホワイトクレイは肌に優しいので、ボディパウダーやファンデーションなどスキンケア全般にアレンジが可能。ホワイトクレイとレッドクレイの特性をあわせもつピンククレイは敏感肌の方や、初めてクレイを試す方に向くとのこと。

藤井「この6種類のクレイを、肌質や体調、状態によって選び、使うかたちを変えることで、さまざまなトラブルに対応することができるんです。シンプルでしょう? 肌にまったく負担をかけないパウダーファンデーションを自作することも可能ですし、お風呂の入浴剤として使うこともできます。入浴時に大さじ4~5杯程度を浴槽に入れて入るのですが、驚くほど肌がしっとりします。私たちの肌には、肌を守るためそして美肌をつくるために必要な皮膚常在菌という微生物が存在しています。ですから、皮膚に生息するすべての菌を殺してしまうことは肌を無防備にし、さまざまな肌トラブルの原因にもなります。ところがクレイは、こういった常在菌を殺すことをせず肌の機能が正常に働くように促してくれます。そうして優しく肌を守ってくれる作用をもたらすので、大人の肌だけではなく、赤ちゃんにも使うことができるんです。沐浴時にクレイを溶かして使えば、おむつかぶれや新生児湿疹のケアにもなります」

藤井里美さん
ピンククレイはしっとりとした肌触りで、こうして塗るだけで、肌のくすみやむくみも取れるのだとか。

いいことづくめのクレイセラピー。どのような場で受けることができ、お値段のほうは、どの程度かかるのでしょうか?

藤井「まだ受けられるサロンはそこまで多くありませんが、ICAの認定サロンが22店舗、ICA登録店が6店舗、日本全国、海外ではオーストラリアにもあります。クレイの値段は高そうに思われがちなのですが、150g入り3,160円から1.2kg入り13,000円と実際に生活のなかで使う量を考えればとてもリーズナブル。150gあれば、ご家族で楽しんでいただく分には十分だと思います。クレイ用のスポンジやボディブラシ、湿布用のシート、クレイを溶くときに使うアロマウォーターなど、必要なものはすべて当協会のWEB SHOP(http://clay-shop.jp/)で販売していますので、用途に合わせて購入いただけたら幸いです」

――効果抜群のクレイセラピー。次回は、どうすればクレイセラピーを仕事にできるのか。気になるスクーリングや、技術についてお届けします。

Shop Data

ICA国際クレイセラピー協会

東京オフィス
東京都豊島区南池袋1-25-9 今井ビル10F
03-5950-0760
http://claytherapy.jp/

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