エステティシャンにおすすめのヘアスタイルと夜会巻きのやり方
美容のプロであるエステティシャンは、美意識が高くすてきな女性が多いですよね。お客さまを接客したり、施術したりしている時に髪の毛が気になっている人はいませんか?夜会巻きは代表的なまとめ髪の方法ですが、慣れれば簡単にできて清潔感があり、エレガントな印象になれるのでおすすめです。ここでは、ショート、ミディアム、ロングの髪の長さに合わせて、崩れにくく施術中にも邪魔にならないおすすめのヘアアレンジのやり方をご紹介します。
エステティシャンの髪型の基本とは?
エステティシャンの髪型の基本は、髪が長い人なら、顔周りがすっきりとして清潔感のある「夜会巻き」ではないでしょうか。夜会巻きは英語で「フレンチツイスト」「フレンチロール」などと呼ばれています。CA(客室乗務員)や美容部員など華やかなお仕事をされている人に人気の髪型でもあります。夜会巻きは上品でエレガントな印象になれるだけでなく、髪をすっきり纏められるので、お客さまを施術している時にも髪の毛が邪魔にならないというメリットもあります。職場によって髪型が自由なところもありますが、美しくヘアアレンジしているエステティシャンは、お客さまの目にも美しくすてきな印象に映ります。特に夜会巻きは、結婚式などのパーティーでも人気の髪型ですが、オフィスや美容系のお仕事に就いている人にもピッタリです。
ロングヘアの人、ミディアムヘアの人、ショートヘアの人、それぞれに合ったヘアアレンジがあるので、髪が短いからアレンジができないということはありません。基本の夜会巻きやお団子ヘア、ポニーテールなどがエステティシャンにおすすめの髪型になります。エステティシャンの髪型のポイントは、清潔感があって崩れにくいこと、崩れたとしても直しやすいことではないでしょうか。代表的な夜会巻きは、慣れれば数分で簡単に髪を纏められるのでおすすめです。髪を束ねたり、纏めたりする時は、痛くない程度の適度な引っ張り感を意識すると、髪型が崩れにくくなり、気持ちも引き締まります。お客さまのキレイをつくるのがエステティシャンのお仕事ですが、エステティシャン自身も美意識の高い髪型を心掛ければ、美容のプロに相応しい身だしなみになるでしょう。すてきな髪型で働くことで、お仕事への張り合いも違ってくるはずです。
ショートヘアの人は前髪とサイドのヘアアレンジがポイント
ショートヘアの人は、ワックスで髪を固めるくらいしかできないと思っていませんか。ショートヘアの人でもアレンジを加えることで、エレガントで美しいヘアスタイルがつくれます。ショートヘアやボブの人は、顔に髪がかからないように前髪やサイドの髪をねじったアレンジがおすすめです。やり方はコテで毛先を軽く巻いて、前髪と両サイドの髪を編み込みにして、ヘアピンを使って耳裏で留めます。トップの髪の毛でピンの部分を隠せば完成です。顔周りがすっきりし、上品で華やかな印象になるので髪が短い人におすすめのヘアアレンジです。
また、ショートヘアの人は滝川クリステルさんのように、顔に沿わせて前髪を流したヘアスタイルも良いですね。顔の輪郭を隠すことで、小顔に見せられる効果もあります。少し前髪を流すヘアスタイルは、品よく清楚な印象になれます。
毎朝のスタイリングを簡単にするには、ベースとなるカットが重要になるようです。前髪を二段階に分けて、中央を短めに、サイドは流すために長めにしておきます。反対側の前髪はすっきりさせて、流した前髪を際立たせるのが美しいヘアスタイルのポイントです。ショートヘアの人は、スタイリングしやすくなるようにカットをしてみるのも良いですね。
ベリーショートの人は、髪を片耳だけかけるのもクールですてきな印象になり、お客さまからの印象もアップするのではないでしょうか。他にも、前髪をつくっている人は、流したい方向と逆方向にブローすると自然な流れの前髪になります。前髪が長くて額を出している人は、オールバックにして後ろですっきり纏めてみてはいかがでしょう。髪が短い人でも、前髪のアレンジで簡単に印象を変えることができます。
ロングヘアの人は定番かつ上品な夜会巻きがおすすめ!
髪の長さがセミロング以上の人には、夜会巻きや夜会巻き風のアレンジスタイルがおすすめです。夜会巻きはコツをおさえれば簡単にできるのも魅力の1つで、コームを使ったりヘアピンを使ったり、自分がやりやすい方法で留められるのも良いですね。夜会巻きや夜会巻き風のアレンジなら、1分ほどで簡単に髪を纏められて忙しい朝にもピッタリです。
崩れにくい夜会巻きをつくるコツは、少し低めの位置でつくることです。髪を巻き上げる際に上に巻き上げすぎず、下の方で2回ほど巻き、毛先を内側に仕舞い込んでシニヨンみたいに纏めるのもおすすめの方法です。また、コームやヘアピンを使ってお団子ヘアにしてみるのも良いですね。お団子ヘアにする時も少し低めの位置で留めるようにすると崩れにくく直しやすくなります。
ロングヘアの人はふんわりポニーテールをつくるのも清潔感と大人の可愛らしさがあるので試してみてはいかがでしょう。必要なものはヘアゴム、ヘアクリップ、ヘアピン、ヘアスプレー、ブラシです。まずは頭のてっぺんから耳の後ろまでの髪をとり、残りの耳より前の髪はクリップで留めておきます。耳よりも高い位置でポニーテールにし、ヘアゴムで留めてスプレーをします。次に、ヘアクリップを外して残りの髪に逆毛を立てます。逆毛を立てたサイドの髪をポニーテール部分に集めて、ヘアゴムで纏めます。この時、少しゆるめにしてボリューム感を出すのがポイントです。全体のバランスを見ながらサイド・トップの毛を引き出し、スプレーで固めて完成です。さらにアレンジを加えたい場合は、ポニーテール部分の髪を少量とり、結び目に巻きつけて毛先をヘアピンで留めるのもおしゃれです。トップにボリュームがあるポニーテールは上品な印象になります。
簡単にできる夜会巻きのやり方とは?
最初に、夜会巻きコームを使ったやり方をご紹介します。コームはデザイン性が高いものが豊富にあるので、好みで選べるのもうれしいですね。花模様やラインストーンなどがついたコームを使えば、より華やかで女性らしい印象になります。髪の量が多い人や髪が長い人は、差し込む部分の本数が多めでがっちりしたタイプのコームを選ぶとしっかり留められます。
やり方は、まず髪全体をくしでよく梳かし、後ろで1つに束ねます。次に地肌と平行になるようにしながら上に向かって髪をねじり上げます。この時、余った毛先はねじった部分と地肌の間に入れるようにするのがポイントです。コームの湾曲した部分が外側に来るように手に持ち、髪をすくいながらねじった部分に差し込みます。最後にコームの湾曲部分が頭に沿うように、ねじった部分の下の方にコームを差し込んだら完成です。
また、留める際にヘアクリップを使う夜会巻きのやり方もあります。髪をねじって巻き上げるところまではコームを使う時と同じですが、最後の仕上げにヘアクリップを使います。ヘアクリップが2個あれば留められますが、髪が多い人や長い人は3個あると便利です。より簡単に留められるので、コームの扱いが難しい人などに良いですね。ただ、髪のタイプによっては落ちやすくなるので、しっかり留めたい人はコームを使う方法がおすすめです。
夜会巻きは、普通のヘアピンを使ってもできます。ヘアピンを使うやり方は、髪全体をよく梳かしたら片サイドを反対側に向けて梳かしながら持っていきます。髪をサイドにまとめたら、ヘアピンを下から上に向けて縦に留めていきます。髪を折り返すようにして巻いていき、ヘアピンを数本地肌と巻いた部分を重ねるように内側に差し込んで完成です。