タラソセラピーの技術を取得する方法とは?

タラソセラピーという療法をご存じでしょうか。フランス発祥の、海洋気候で行われている自然療法のことです。

日本では主に、エステティックサロンに取り入れられていることが多く、海藻をペースト状にしたパックが一般的に知られています。

タラソセラピーは海の恩恵を利用することで、美容だけでなく健康やリハビリにも効果があり、ヨーロッパでは古い歴史のある療法です。タラソセラピーの種類や取得していると有利な資格などを踏まえ、技術の学び方を解説します。

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タラソセラピーってどんなセラピー?

タラソセラピーとは海洋療法と訳され、海水や海泥、海藻などのほか、さまざまな海の資源を用いて健康維持や身体の不調の改善をはかるものです。タラソセラピーは、ヨーロッパで古くから盛んに研究されてきた医療法のひとつで、その歴史は紀元前にも遡るといわれています。人体の血液は、海水の微量元素と酷似していることが証明されたことが、タラソセラピーが注目されたきっかけになっています。フランスでは、タラソセラピーは、健康保険の適用が認められていた時期もありました。これはタラソセラピーセンターの利用に対するものですが、リハビリや健康回復、そして保養を目的としたタラソセラピーセンターは、現在もフランスの主な地域の海岸線で営業しています。古くは医療としての目線で活用されてきたタラソセラピーですが、近年ではさらに美容の要素が加わったことで、本来の保養やリハビリを目的とした施設にエステティックサロンが併設されることも増えています。日本でも、ヨーロッパのような健康回復やリハビリといった療法を目的としたものから、エステの要素を強くした美容に至るまでのタラソセラピーを一貫して体験できる施設があります。また、美容に特化したタラソセラピーを提供するサロンも増えています。

タラソセラピーの種類とは?

タラソセラピーは、ヨーロッパではさまざまな身体不調の改善や健康を目的として研究されてきたもので、医療のひとつという位置づけが強いことから、その種類も治療という目線のものが多い傾向があります。日本でできる、主なものを挙げてみましょう。

・ハイドロセラピー

温海水を活用しての入浴を主とするものです。入浴だけでなく、海水の浮力を利用して身体の負担を和らげながら運動に繋げたり、リラクゼーション効果を得たりという使い方もされます。身体の代謝を上げて血行促進をはかり、健康な身体作りが期待される方法として注目されています。身体負担の少ないリハビリとして、近年はペットの肥満やケガにも用いられている治療法のひとつです。

・キネジセラピー

海水を使用したプールなど、水中で行う運動です。海水を利用する点ではハイドロセラピーと近い印象もありますが、機能回復というよりもエクササイズなどの身体を引き締めることを目的としたもので、ハイドロセラピーとは異なる性質を持っています。

・アルゴセラピー

海藻を用いたパックで、エステサロンでよく行われているものです。海藻はミネラルだけでなく、ビタミン類やアミノ酸などを多く含んでおり、それをペースト状にしたものを肌に直接塗布することで、不要な老廃物を除去する効果があります。アルゴセラピーを、タラソセラピーとしている所も見られます。

このほか、食事療法や潮風を利用した運動法など10種類が存在していますが、そこからさらに細かく分けられることもあります。

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資格を取るならどれがおすすめ?

タラソセラピーは、海から得られるものを利用した自然療法のひとつで、海水や海泥、そして海藻や潮風などが主に用いられ、療法などの種類も実に豊富でたくさんのものに枝分かれしています。しかし、日本では上の項目で挙げたものが主なため、エステの要素が強い傾向は否定できない部分があります。そのため、タラソセラピーの仕事をするには、エステティシャンという要素が強くなっています。美容を中心に行うには、スクールや講座でマッサージやパックに伴う知識と技術を学ぶ必要があります。また、タラソセラピーを行うための国家資格はありませんが、タラソセラピストとして仕事をするには、海洋療法士の資格を取得しておくのもおすすめです。海洋療法士とは、『日本タラピスト学院』でのカリキュラムを修了し卒業することで取得できる認定資格で、受験資格や制限は特に設けられていません。つまり、タラソセラピストとして働きたい人は学ぶことで取得できる認定資格なのです。海洋療法士は、タラソセラピーを導入しているサロンからスポーツジム、そして施設などの就職に有利であることが期待できるだけでなく、自身で独立開業するならぜひとも取得しておきたい資格といえます。

スクールや通信講座の選び方と種類は?

では、タラソセラピーを学ぶには、どんなスクールや講座を選べばいいでしょうか。スクールの場合は、1〜3カ月程度の短期のものと、6カ月以上かけて習得する長期型のタイプがあります。一方、講座の場合は数日のものが多く、通信講座など空き時間を利用したり自分の都合に合わせたりしながら学べるのが特徴です。短期のスクールでは実技と理論を学ぶコースがほとんどで、かける期間によって実技や知識を吸収できる範囲が変わってきます。一方、6カ月以上かける長期的なスクールは、実技や理論以外に経営に関わる部分まで学べるので、独立やサロンの開業を目指している人におすすめです。経営に生かせる内容としては、接客の心得から売り上げを伸ばす方法なども含まれ、経営に役立つカリキュラムが組み込まれています。講座は実技が中心になるものが多い傾向にありますが、通信講座の場合は理論的な部分を集中して学ぶ傾向が高くなります。じっくり知識と技術を習得したい場合にはスクールを、体験や補足として学びたい場合には講座を、という選び方も良いでしょう。スクールも講座も、自分がどこまで仕事としてやりたいかをまず決めることで選択しやすくなります。過去にも学んだ経験があるものの、新たな技術の吸収を目的として細く、また復習として学ぶ人も見られます。そして、認定資格を目指すなら、条件に沿ったスクールを選ばなければなりません。スクールや講座によって細かい内容や期間は異なるので、自分の求める内容に合致しているかどうか考慮して選びましょう。

タラソセラピーができる主な就職先とは?

タラソセラピーの美肌やリラクゼーションを目的としたパックを中心としたメニューは、日本では多くのエステティックサロンに導入されています。美容を目的としてタラソセラピーをするなら、エステティックサロンに就職するのが一般的ではないでしょうか。全身への施術を行うサロンが多いので、フェイスパックだけでなく、全身のスクラブからパックまで行うトータル的な美肌作りに携わることができます。インストラクターとして働きたい場合には、エクササイズを中心に行うならスポーツジムもおすすめです。また、ヨーロッパのように医療的な目線で本格的にタラソセラピーを行う施設もできています。エクササイズやリハビリ、美容やリラクゼーションが一カ所で体験できるホテルも、一部ですが見られます。海水を利用するという性質上、海岸線に立地したリゾートホテルが中心なのが特徴的です。入浴やエクササイズ、パックといった療法から美容まで一貫したタラソセラピーを仕事として経験したい場合には、こうした施設やホテルに就職するのも良いでしょう。タラソセラピーを専門に行っているサロンや、ネイルサロン、美容室にメニューのひとつとして導入しているところも増えています。エステでの海藻パックから、身体を動かすエクササイズ、さらに入浴療法なども含めた施設まで、就職先としての選択肢の幅は多いといえます。

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