ウォーターマーブルが苦手…うまくデザインする5つのコツ|ジェルネイルで似たデザインを作るには?

水面を映し出したような柄が魅力のウォーターマーブル。色の組み合わせや柄の描き方、塗る際に混ぜる水の量の違いなどで、デザインは無限に広がります。ほかの人とデザインで差をつけオリジナルなネイルを楽しみたいという人にもおすすめですし、リゾートや旅行へ行くときにもぴったりのデザインです。

ウォーターマーブル柄は、水にマニキュアを垂らすことでデザインを作っていきます。ぷっくりとした厚みのあるジェルネイルが流行っていますが、ウォーターマーブル柄はジェルネイルでデザインすることは残念ながらできません。しかし、ジェルネイルでも楽しみたい! という人もいることでしょう。ウォーターマーブルに近いデザインであれば、ジェルネイルで再現することができます。

今回は、マニキュアでウォーターマーブル柄を作るコツやジェルネイルでウォーターマーブル柄を再現する方法についてご紹介していきたいと思います。

ウォーターマーブルをうまく作る5つのコツ

ウォーターマーブル柄は、とても手が込んだように見えるデザインです。そのため、苦手意識があるという人も多いのではないでしょうか。また、ウォーターマーブル柄をうまく描けないと悩んでいる人もいらっしゃるでしょう。ここでは、ウォーターマーブルを上手にデザインするコツについてご紹介します。

1. マニキュアは低い場所から水へ落とす

ウォーターマーブルを作るとき、紙コップなどに水を貼って作業をおこないます。ネイルの色が決まったら、マニキュアを水に垂らしていきましょう。マニキュアを垂らすと、水面に円状に広がります。ここでポイントなのは、低い位置から水へ垂らすことです。高い位置からマニキュアを落とすと、水面に浮かばずにコップの底に沈んでしまいやすくなります。

水面にマニキュアをうまく浮かせるには、低い位置から垂らすようにしましょう。

2. 色を落としていく時はスピーディーに

マニキュアを水に垂らす作業は、テンポよくスピーディーにおこなうことが大切です。最終的に水面にできた柄を爪につけていきますが、垂らす作業にあまり時間がかかってしまうと、マニキュアが固まってしまう可能性があります。とくに何色かカラーを組み合わせる場合は、素早く水を垂らすよう意識することが大切です。

3. うまく広がらない時はマニキュアを薄めてみる

マニキュアを水に垂らしても、うまく広がらないときがあります。その場合、マニキュアが濃いことが原因として考えられるので、マニキュアを薄めてから水に垂らすようにしてみましょう。薄めることで、マニキュアが均一に水面に広がります。

4. 作ったデザイン・アートの端を容器に固定させる

水面に広げた円状のマニキュアは、爪楊枝を使って水面を割るように引き、柄を作っていきましょう。爪楊枝を引く場所や回数によって、柄が少しずつ変化します。爪楊枝を使うときは、コップの端から端まで引っ張るのがコツです。刺して固定することで、柄が崩れることを防ぎます。

5. デザインを作る爪楊枝は毎回拭く

爪楊枝を使って水面上のマニキュアを引くとき、同じ爪楊枝を繰り返し使うことは避けましょう。色が混ざってしまい、にごってしまうことがあり、仕上がりに影響が出やすくなります。そのため、使用する爪楊枝は毎回拭くか新しいものを使うようにしてください。

ほかのネイリストさんの動画を視聴して勉強しよう!

マーブルネイルはカラーを変えるだけで季節感を出すことができ、多くの年代の女性に人気のデザインです。プロの資格を持つネイリストの人たちがマーブルネイルのやり方を動画で分かりやすく解説しています。セルフネイラーの人や初心者の人でも理解できるよう丁寧に紹介されている動画です。ここでは、おすすめのネイリストさんの動画をいくつかご紹介していきたいと思います。

・失敗しないコツ!ウォーターマーブルネイルやってみた!
ネイリスト橋本実花さんが投稿している動画です。二色以上のマニキュアを組み合わせたデザインを紹介しています。またパーツをアクセントに仕上げていて、デザインに個性を出したい人にもおすすめの動画です。

出典元:失敗しないコツ!ウォーターマーブルネイルやってみた!

・ウォーターマーブルネイルのやり方|誰でも簡単セルフネイル
ほぼ100均ネイルで、知名度のあるしずくさんによるウォーターマーブルネイルのやり方を紹介しています。同系色のマニキュアをうまく組み合わせたデザインで、手順もテンポよく紹介されている動画です。手順は字幕でも表記されており、ポイントを押さえながらやり方を学ぶことができます。

出典元:ウォーターマーブルネイルのやり方|誰でも簡単セルフネイル

ジェルネイルは水厳禁! ウォーターマーブル風デザインを作るには?

ウォーターマーブルネイルは、マニキュアでしかおこなうことができません。しかし、ジェルネイルでウォーターマーブルに近いデザインを再現することは可能です。マニキュアのときとはやり方が違うので、ここではコツを押さえながら、具体的に手順をご紹介します。

ピーコックを応用して表現する方法

クジャクの羽の模様をイメージしたピーコック柄が人気ですが、このピーコック柄を作るときのやり方がジェルネイルでウォーターマーブル柄を作る際に役立ちます。ピーコック柄を作る際の手順を応用し、ウォーターマーブルネイルを作る方法をご紹介しましょう。

1. ベースコート・カラーを塗って硬化

デザインを作るうえで欠かせないのが、爪の土台作りです。まず、ベースコートとベースになるカラージェルを塗って硬化させます。きちんと硬化できているのを確認して、次の作業をおこなうようにしましょう。

2. クリアを塗ってピーコックの線を描く

ベースのカラージェルが硬化したら、クリアジェルをひと塗りします。クリアジェルを塗ったら硬化させずに、その上からピーコックを作るためのカラージェルをのせてください。複数の色をちょんちょんと細い筆でのせていき、ピーコックの線を引き模様を描きます。

あらかじめ筆にクリアジェルかベースに使用したジェルを少しつけておくと、線が描きやすくなるためおすすめです。線を描く際は強く筆先を押しあてるのではなく、表面をなでるようなイメージで毛先だけを流すように優しく動かしてください。筆を何度も動かしていると色が混ざりすぎてしまい、マーブル柄にならないため注意しましょう。

3. きれいな筆で線をドラッグして模様を流す

使用する筆は、きれいなものを使用してください。ジェルで描いた線をドラッグするようにして模様を流していくと、ウォーターマーブル柄に近づきます。一方向にばかり筆を動かすやり方もありますが、筆で流す方向を上下逆にしたり、斜め方向に動かしてみたりすると、自然なマーブル柄を描くことが可能です。全体のバランスを見ながら調整していきましょう。

4. トップコートを塗って硬化する

ウォーターマーブル柄を描くことができたら、仕上げにトップコートを塗って硬化し完成です。

慣れれば簡単! まずはセルフやチップで練習してみよう

マニキュアでウォーターマーブル柄を作るときは、低い位置からマニキュアを水に垂らすこと、スピーディーに作業をすること、爪楊枝の使い方などがポイントになります。ジェルネイルを使う際は、筆の使い方はもちろん、ジェルの量や置き方などもデザインに影響します。それぞれポイントをおさえつつ、安価で手に入るチップなどで練習を重ね、技術をマスターしていきましょう。

ウォーターマーブル柄はさまざまな世代の女性を中心に人気なため、サロンなどでお客様にオーダーされることも多いです。自信を持ってお客様に満足してもらえるデザインを提供できるよう、やり方をしっかりマスターしていきたいですね。

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