デザインチップ選びでお客様と楽しい時間を!

手軽にネイルを楽しめるということもあり、絶えない人気のデザインチップ。今ではそのデザインも星の数ほどあり、つけてみたいデザインを探していると日が暮れてしまうほどです。デザインネイルは普段仕事などでネイルができないお客様が結婚式に用いるなども多く、特別な日を演出するアイテムのひとつです。

また、すてきなデザインネイルを作るのは、ネイリストの腕の見せどころでもあります。デザインチップを作る際の組み合わせ方や、デザインチップを選ぶ際のお客様とのやりとりなどについてご紹介していきます。

どんなのがある?デザインチップの種類とは

デザインチップにはネイル用の両面テープを使用するものと、ネイルグルーでくっつけるものがあります。実際自爪にアートするものよりも爪を傷めにくいので、爪が荒れている方でも気軽にネイルアートを楽しめます。また、デザインチップは大切にすれば長く使うこともできます。

もちろん、チップ自体が傷まなければ繰り返し使うことも可能です。そのほかの種類分けとしては、ショート、ミディアム、ロングという長さの種類。そしてオーバル、ラウンド、スクエア、スクエア・オフ、ポイントという形の種類があります。形や長さによって、同じデザインでも見え方がぐっと変わってきます。この形・長さで「すてき!」と思ったデザインも、別の形・長さにすると「何か違う」ということもあります。

お客様にデザインチップを提案するときは、その点をしっかりと伝えなければなりません。そのほかは、デザインチップは基本的に自由です。自爪の形に自信がないお客様でも望む形の爪になることができますし、仕事などでネイルができないお客様も気軽に週末ネイルとして楽しむことができます。

そのほか、ジェルネイルの素材で作られた形状記憶ネイルチップもあります。温めると柔らかくなり冷やすと固くなるので、自爪のカーブにフィットさせることができるだけでなく、お湯で簡単にオフできるのでセルフネイル派の方にも重宝されているようです。

意外とかわいい?暖色系と寒色系の組み合わせは?

デザインチップを作るとき、暖色系と寒色系は組み合わせるべきか分けるべきか悩むこともあるでしょう。暖色系や寒色系で系統ごとに揃えると、統一感のあるデザインチップが作れます。全体的に暖色系の服装をしていたら暖色系のデザインチップ、寒色系の服装をしていたら寒色系で統一したデザインチップをつけると、外しがありません。

同系色でトーンを変えてグラデーションを作るのもよく用いられる方法です。ですが、あえて寒色系と暖色系を組み合わせるのも、おしゃれなデザインチップを作ることができます。色を合わせるときは反対同士の色、つまり補色同士で組み合わせるのも意外とマッチします。

例えば、暖色系のイエローと寒色系のブルーの組み合わせはよく目にしますが、春・夏にはとてもかわいい組み合わせです。どちらかの色をベースにポイントで反対色のアートを施しても、おしゃれなネイルが作れます。ただし注意をしなければならないのは、色のトーンを合わせることです。

トーンがバラバラだと、組み合わせた時にちぐはぐな印象を与えてしまいます。同じトーンの色を使えば、暖色系と寒色系の組み合わせも十分にかわいく仕上げられます。補色関係が簡単にわかる色相関表や配色表は、インターネットでも簡単に調べることができます。

自分なりに調べて新しい組み合わせを試してみるのもいいでしょう。配色をマスターしてネイリストとしてのセンスを磨きましょう。

豪華・シンプルの組み合わせ。服装によっても変わるネイルコーディネート

では、豪華なデザインチップとシンプルなデザインチップの組み合わせはどうでしょうか。答えはずばり、アリです。ほかはあえてシンプルにおさえておいて、一点だけ豪華なデザインチップを用いるのもよく使われる手法です。例えば、上品な白のフレンチに一点だけスワロフスキーを敷き詰めるのもすてきです。ブライダルや成人式など、普段とは違う特別なファッションのときにマッチしそうです。服装が結婚式のおよばれドレスなどのときは、あえてシンプルなデザインチップをメインに合わせて抜け感を出すのもいいですし、お客様が主役級のときはゴージャスなデザインチップをメインに選ぶのもよさそうです。

もちろん、バランスを見て組み合わせることが大切です。また、普段着であってもワントーンコーデなどシンプルな服装をするお客様であれば、あえて豪華なデザインチップを、多めの比率で組み合わせるのもアクセントになってすてきですね。特に着物を着たときなどはネイリストのデザインチップ選びが光るところです。晴れの日に着物を着ているときは少し特別感を出して、すべてに豪華な和柄が施されているデザインチップでも挑戦できそうです。

また、同じ着物でも着物と色調のあった和色のデザインチップを用いるのもおしゃれになりそうです。その場合も、一点だけゴージャスなデザインを投入して遊び心をちらつかせるのもすてきですね。豪華なもの・シンプルなものとデザインチップはさまざまありますが、服装ともうまくコーディネートして組み合わせていきたいところです。

ネイリストとしてどうすべき?お客様と意見が食い違った!

お客様のリクエストが自分の構想と食い違ったときは、なるべくお客様を優先しましょう。デザインチップはお客様が付けるものですから、お客様に満足してもらえることが第一です。しかし、お客様のリクエスト通りにデザインチップを作ると、明らかに失敗しそうだということもあるでしょう。そのようなときは、お客様の意見を一旦全肯定してから、「こうしたらよりかわいくなるかもしれませんよ」と提案をする形で意見を伝えます。お客様のリクエストするデザインに対して「それよりも…」とかぶせてしまうと、お客様は否定されたような気持ちになってしまいます

。ネイルサロンに足を運ぶお客様は美意識の高い方がほとんどですから、自分のセンスを否定されると深く傷ついてしまいかねません。お客様のリクエストはあくまでも肯定する、それが基本です。そのうえで、こうしたらよりすてきになるかもと、あくまでもアドバイスをする形で提案していきましょう。

もし信頼しているネイリストの提案であれば、大抵のお客様は受け入れてくれるはずです。アドバイスを受け入れないお客様もいるかもしれませんが、その場合もお客様のリクエストのなかで極力良いデザインになるように持っていけるかどうかで、ネイリストの技量が問われます。

お客様との共同作業!デザインチップ選びを楽しもう

デザインチップを選んだり作ったりすることは、お客様にとってワクワクするとっても楽しいことです。美しいデザインチップを選んだりデザインを考えたりしているときは、まるで新しい宝石を選んでいるときのような気持ちでしょう。その気持ちをお客様と共有して、楽しんでデザインチップを選びましょう。これの方がかわいい、こうしたらもっとクールに、この色だったらイメージに合うなど、友達とデパートでショッピングをしているような気持ちでデザインチップをセレクトすれば、お客様も自然と楽しんでくれるはずです。

お客様がきれいになっていくことを楽しんでいる様子を見られるのは、ネイリスト冥利に尽きますよね。お客様も「あのネイリストとデザインチップを選んだり、ネイルを施してもらったりするのは楽しい」と思えば、自然とリピーターとなって足を運んでくれそうです。何より、仕事は楽しい方が良いものです。

そして、接客を生業にする人にとって、お客様と楽しい時間を過ごせ、かつ満足してもらえたというのは、なにより大きな成功体験となります。色合わせやデザイン選びなど、お客様にぴったりのデザインチップを選ぶ作業に、ネイリストとして少し緊張してしまう方もいるかもしれません。しかし、まずは楽しむことです。お客様と共に楽しく、「きれい」を作り続けていきましょう。

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