お客様への“安心”につながる!日本化粧品検定 三橋絵理子さん
美容に関わるあらゆる範囲の知識を網羅している日本化粧品検定。基礎的な内容を学べる3級から、深く広く、美容について専門的に学ぶことができる1級まで用意されています。また、1級合格者は「あらゆる肌悩みに対して最適な化粧品を選び出せるプロフェッショナル」であるコスメコンシェルジュの資格認定を受けることも可能です。
今回は、そんな日本化粧品検定でコスメコンシェルジュの資格を取得し、さらには個人のエステサロンを経営している三橋さんにインタビューしました。お店を経営していくなかで日本化粧品検定がどのように役立ったか、前編から後編にかけて具体的に語っていただきます。
前編では現在のお店を開くにいたった経緯、そして、なぜ日本化粧品検定を取得しようと思われたのかをうかがいます。
“夢”に気づかされ、ついに自分のサロンをオープン
――まずは、美容関係の仕事に就いたきっかけを教えてください。
「私自身、物心ついたときから可愛くなりたい、きれいになりたいという気持ちが強くありました。そして、“私がこう思うということは、世のなかの多くの女性が同じ思いを抱えているのではないか”と考えるようになったんです。高校生の頃に美しくなる手助けをする美容関係の仕事をしようと本格的に決め、卒業してすぐにエステサロンに就職したんですよ。就職先で研修を受けつつ、仕事をしていました」
――個人のエステサロンを開いたきっかけはなんですか?
「一番大きかったきっかけは、子どもの発言です。小学校6年生だった息子が、中学校にあがる直前だった当時、自身の夢について考える機会が多かったみたいでして。“お母さんの将来の夢は何?”としょっちゅう聞かれていたんですよ。それまでは、具体的に夢について考えることがあまりなくて。だけど毎日のように夢を聞かれているうちに、自分が何をしたいのか真剣に考えるようになったんです」
――そこで、自分のお店を開こうと思われたんですね。
「ええ。それに、現在使っているコラーゲンマシンにはもともと注目していました。皮膚の線維芽細胞を特殊な光を当てることで活性化させ、コラーゲンやヒアルロン酸を増やすことで肌がきれいになるというものなんですよ。昔勤めていたサロンでは、これのフェイシャル専用機械を置いていたんです。全身用もあることも知り、ぜひこれを使えるエステサロンを経営したいと思ってオープンにいたりました」
信頼を得る手段として、日本化粧品検定を取得した
――なるほど。ではサロンをオープンするにあたり、なぜ日本化粧品検定を取得しようと思われたのでしょうか?
「実は、高校卒業後にエステサロンに就職してから自分のお店をオープンするまでの間に、美容の仕事から離れていたことがあったんです。INFAというエステの国際資格などさまざまな資格は持っていましたが、具体的なキャリアは積めていないんですよ。そこで、日本化粧品検定のような体系的に勉強ができる検定を取得したほうが、サロンをオープンした際、お客さまにも安心していただけるのではないかと思いまして」
――確かに、安心感を持ってもらえそうですね。
「はい、それに個人でお店を持つとなると、自分ひとりですべての仕事をこなすことになります。お客さまからの質問も、すべてしっかりとお答えできなければ信用していただけません。そんななかで、わからないことが多いと困りますよね。そこで、私自身がなんでも知っている“美容の教科書”のような人間になりたいと思い、日本化粧品検定を受けたんです」
後編では日本化粧品検定の魅力や、自分の店を持つうえで検定がどう役立っているかをうかがいます。
Profile
三橋絵理子さん
Ranunculus代表
高校卒業後、エステサロンへ就職。24歳でエステの国際ライセンスINFAを取得し、さらには日本化粧品検定1級、そしてコスメコンシェルジュの資格まで取得した。2017年春にサロンをオープンし、肌を美しく整える「コラーゲンマシン」を使った施術を行っている。
Information
第9回 日本化粧品検定1級・2級試験
受験日
2017年11月26日(日)
申込期間
2017年8月8日(火)〜10月10日(火)
試験範囲
日本化粧品検定1級対策テキストまたは同2・3級対策テキスト
受験資格
なし 受験方法:マークシート方式(60問)
試験時間
1級 60分/2級 50分
受験料
1級 12,960円/2級 6,480円(ともに税込)
申込方法
日本化粧品検定協会HPより http://cosme-ken.org/exam/
検定詳細
http://cosme-ken.org/guideline/