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コラム・特集 2017-06-26

エッジング( エッチング )を上手に行うコツとは

ネイリストならばエッジングはできて当たり前と思われているかもしれませんが、なかには苦手とするネイリストがいるということも事実です。エッジングはジェルネイルを行う際に大切な工程で、エッジングができなければジェルネイルがすぐにはがれてしまうなど、お客様をがっかりさせかねません。そんなエッジングですが、実は簡単に行うコツが存在します。

今回はネイリストならば知っておきたい、エッジングを上手に簡単に行うコツをご紹介します。

エッジングとはどういった作業?

エッジングとは、スカルプチャー(人工爪)を付ける前に爪の表面の光沢を取り除く作業のことです。サンディングともいいます。なぜエッジングを行うのかというと、ジェルネイルをする際にジェルがはがれてしまうことを防ぐためです。

ジェルネイルは爪の表面を磨ききれていないとはがれやすくなってしまい、せっかく来てくれたお客様をがっかりさせてしまいかねません。

スカルプチャーを付ける前に、ファイルというツールを使ってしっかりと光沢を取り除くことが必要です。ファイルというツールですが、これは一般的なヤスリのようなものです。

ヤスリは英語でfile(ファイル)といいます。ネイルサロンなどで「ヤスリで磨きます」と言われるよりも「ファイルで磨きます」と言われたほうがおしゃれだからという理由で、このように呼ばれるようになったといわれています。

ジェルネイルは爪の上から行います。健康な爪の上から行うのであれば簡単なエッジングでも問題ありませんが、表面がボロボロな爪は丁寧に削らないとなりません。ボロボロな状態の上にジェルネイルをすると爪がジェルを吸い込んでしまい傷めてしまうほか、はがれやすくなってしまいます。

エッジングは余計な処理に見えてネイルを行ううえで大切な処理ですので、丁寧に行うことが求められます。

ジェルネイルのもちをよくしよう!エッジングのポイントは?

エッジングをすることでジェルネイルのモチが良くなります。少し爪の表面を削ることで平らになり、ジェルネイルのモチが良くなるというわけです。そんなエッジングのポイントですが、「根元をしっかりと行う」という点です。ジェルは爪に着けた際、根元まで行くと縮む性質を持っています。エッジングをしっかりと行っていれば縮みにくく、きれいなネイルを維持できます。

仮にエッジングがうまくいっていなければ、爪の根元とジェルネイルの間には隙間が生まれてしまいかねません。爪は日々伸びています。ネイルサロンに行ってから1カ月ほど経ったのであれば隙間があっても仕方ないのですが、最初から隙間があってはお客様のお店に対する印象を落としかねません。しっかりとエッジングを行うことが求められるのではないでしょうか。

エッジングを行う際に注意すべき点としては、「爪の表面のツヤだけを取る」ということです。エッジングでは少なくとも爪の表面を傷つけています。ファイルなどの使い方をきちんと覚えて使えるようにしておく必要があります。あまりにも乱暴にエッジングをすると爪を傷めやすくなり、お店のイメージダウンにつながりかねませんので、しっかりと落ち着いて処理するといいでしょう。

ネイリスト検定2級の課題?!チップラップの際のエッジングはどうやってやる?

チップラップとは、割れてしまった爪やチップを付けた爪の補修のことです。主にシルクやファイバーなどを使って行い、元通りの爪に近づけることができます。このチップラップですが、ネイリスト検定2級の課題にも選ばれており、チップラップができなければ2級の合格はできないといっても過言ではありません。

そんなチップラップですが、まずエッジングを行う必要があります。割れてしまった爪をイエローラインぎりぎりまでネイルニッパーなどでカットし形を整えます。次にファイルを使って爪の表面を磨き、傷をつけます。エッジングを雑に行ってしまうと後々の作業に影響をおよぼしかねませんので、きちんと丁寧に行うよう心掛けるといいでしょう。なお、ファイルを使って傷をつける際、丁寧にやりすぎるあまりに削りすぎてしまうと爪を薄くしかねませんので注意が必要です。

最後にブラシを使ってエッジングのときに出た爪の粉を、きれいに払い落としてください。粉が残っているとうまくジェルが乗らないことがあります。これがチップラップの際のエッジングの方法です。検定時には緊張してしまい手順を飛ばしがちになってしまいますが、エッジングの段階でほぼすべてが決まるといっても過言ではありません。エッジングができなければ後の工程で、問題が生じやすくなったり見た目が悪くなったりしてしまう恐れがありますので丁寧に行うといいでしょう。

コツをつかむのは難しいので、何度も練習することが必要です。練習する際には全て通しで行うと本番を想定して練習ができます。エッジングだけができても、ほかの工程ができなければ意味がありません。ネイリスト検定では緊張してしまうかもしれませんが、緊張していてもミスが無いようにやり方を体に覚えさせておくことが必要です。

スポンジバッファーで軽く削るだけでもOK!

人間の爪の厚さは全員が全員同じというわけではありません。爪が厚い人もいれば薄い人もいます。お店に来る方も全員厚さが違いますので、お客様ごとに処理方法を変える必要があります。もし爪が薄いお客様が来た場合はスポンジバッファーで薄く削るといいでしょう。

スポンジバッファーはソフトファイルなどとも呼ばれており、お店やメーカーごとに名称が異なりますので注意が必要です。スポンジバッファーを使う際には150Gから180Gのものを使うと、ジェルタイプのエッジングに最適といわれています。ブラックファイルやアクリルファイルなどで薄い爪を削ってしまうと、爪を傷つけてしまってジェルネイルがうまくいかないことがあります。

また、スポンジバッファーを使っているから必要以上に傷つかないというわけではないので、力加減を調整する必要があるでしょう。『G』はグリッド数を表しています。このグリッド数が小さくなればなるほど目が粗いものになっていき、爪を傷つけやすくなります。数字が大きくなれば目が細かくなっていき作業がしやすい分、消耗も激しくなります。特に数字が大きいスポンジバッファーはサンディングには適さないことが多いので、なるべく中間のグリッド数のスポンジバッファーを使うようにするといいでしょう。

甘皮付近と爪先だけ削るだけも良い!爪が薄くなりすぎそうな場合の対処法

ジェルを自身ではがしてしまって爪が薄くなっているお客様が来た場合、まともにエッジングをしてしまうとさらに爪を薄くさせる原因になりかねません。そういう場合は、甘皮付近と爪先をエッジングするだけでもいいでしょう。甘皮とは爪と爪の根元をつないでいる部分のことで、さまざまな役割を果たしています。甘皮は処理をせずに放置しているとささくれの原因になるなど、「役割はあるが処理しなさすぎは問題」というやっかいな部位です。ネイルサロンではエッジングをするついでに甘皮処理も行うため、あまり気にしないお客様も多いようです。

もし爪が薄くなりすぎそうな場合はスポンジバッファーなどで甘皮付近と爪先だけを削り、ジェルネイルをしても問題ありません。甘皮を処理しなければジェルネイルを乗せたときに浮いてしまい見た目が悪くなりかねません。爪が薄いときに爪を削るということは危険な行為ですので、甘皮だけでも処理するようにするといいでしょう。続いて爪先です。爪先がギザギザしているなど見た目が悪ければ、整えてあげるだけでOKです。

このように、あまりにも爪が薄くなりすぎそうな場合は甘皮付近と爪先を処理するだけでジェルネイルができますので、今回の方法のように対処するといいでしょう。

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