いつがベスト? 祝福される職場への妊娠報告タイミング #1

いつがベスト? 祝福される職場への妊娠報告タイミング #1

新しい命が芽生えることは、妊娠を望むカップルにとって、最高に幸せなことです。
でも、周囲へどのように知らせたらよいか、悩むこともあるかもしれません。特に、サロンで働くみなさんは、妊娠中の仕事のことや、同僚との人間関係など、心配なことも多いでしょう。妊娠報告は、いつどのようなタイミングで行ったらいいのでしょうか? ケースごとに紹介していきましょう。

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職場への妊娠報告

妊娠報告タイミング

サロンで毎日忙しく働くみなさんにとって、妊娠は心配なことも多く、手放して喜べるだけのものではないかもしれません。妊娠が分かったとき、これからの仕事はどうすればいいのだろう、と真っ先に悩んでしまった人も少なくないでしょう。同じ職場に、先に妊娠・出産を良好に経験している人がいる場合は、安心ですが、そうでない場合、上司の対応や同僚の反応など、心配事も多くなってしまいます。

≪妊娠に理解のある職場の場合≫

先に妊娠・出産の経験者もいて、妊娠に理解のある職場の場合は、妊娠報告もしやすいでしょう。

〇上司への報告
ローテーションや仕事の割り振りなどを考えると、上司には、妊娠が判った時点で真っ先に報告するのがベストです。
もしも流産など悲しいお知らせをしなければならなくなった場合を考えて、安定期に入ってからと思う人もいるかもしれません。
でも実は、妊娠5ヶ月から7カ月の安定期に入るまでの期間は特に、妊婦にとって体をいたわらなければならない時期です。妊娠初期の流産は、安定期に入ってからよりも多く、また、つわりなど体の不調が出てくる人も多いものです。妊娠初期にこそ、直属の上司には報告し、体に負担のかかる作業やローテーションを免除してもらえるようにお願いしたほうよいでしょう。
また、真っ先に報告することで、上司との信頼関係も生まれます。

〇同僚への報告
特に親しく信頼できる同僚以外への報告は、流産など悲しいお知らせをしなければならなくなった場合も考えて、安定期に入ってからがよいでしょう。
もしも妊娠初期のつわりが周囲にも分かるくらいひどくなってしまった場合は、同僚の理解を得るために、早めに報告することも考えましょう。
また、いくら妊娠に理解のある職場とはいえ、妊娠中のあなたが特別な配慮をしてもらえるということは、同僚に負担がかかっているということです。妊娠中の特別扱いを当然のこととはせず、周囲へ感謝の気持ちを表すことも忘れないようにしましょう。

≪職場にまだ経験者がいなくて、空気が読めない場合≫

職場にまだ、妊娠・出産の経験者がいなくて、上司も未婚だった場合、妊娠報告をしたとき、どんな反応が見られるのか、読めないこともあります。そのような場合はどうしたらよいのでしょうか?

〇上司への報告
この場合もやはり、ローテーションや作業の割り振りなどを考えると、上司への報告は早いに越したことはありません。
でも、理解のある上司ばかりではないのも、悲しい現実です。理解のない上司にマタニティハラスメントを受けたり、辞職を促されるケースなどもあります。
もしもマタニティハラスメントを受けた場合は、泣き寝入りすることなく、信頼できる同僚など周囲に相談し、対応しましょう。
妊婦の権利は、法律で守られています。時差通勤や休憩時間の延長はもちろんのこと、妊娠を理由にした解雇や異動なども禁止されています。
また、妊婦には、産前産後に休暇を取る権利や、残業制限、体に負担のかからない業務を願い出る権利もあります。

〇同僚への報告
同僚への報告は、やはり安定期に入ってからでよいでしょう。妊娠報告への反応は、人それぞれですが、妊娠中のあなたが即戦力として働けなくなり、同僚へ負担がかかるということは同じです。そのことへの配慮は忘れないようにしましょう。

≪職場に流産した人や不妊治療をしている人がいる場合≫

妊娠報告タイミング

職場に流産により悲しい思いをした人や、なかなか妊娠できず不妊治療に苦しんでいる人がいる場合もあります。そのような場合、どのように妊娠報告をしていいか悩んでしまうでしょう。その人にだけ報告しないというわけにもいきません。職場で手放しに喜ぶような言動は慎み、周囲に報告するタイミングでその人にも伝え、聞かれない限りは詳細を話すのは控えましょう。

文/sapuri

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