美容師の離職率は高い?離職する理由は何?辞める前にチェックしたい資格を生かす4つの道

美容師の離職率は高い?離職する理由は何?辞める前にチェックしたい資格を生かす4つの道

一般的に、人気が高い職業の美容師ですが離職率はどれぐらいなのか皆さんはご存知でしょうか?離職率の高いお仕事は、仕事内容が大変だったり、労働条件が悪かったりして辞めてしまうケースが多いようです。

美容学校を卒業している方でしたら、離職率の高さについては美容学校などで耳にしたことがあったり、現職の方であれば、周りの同僚の方に話を聞いて離職率がどの程度なのか把握しているかと思います。

美容師は、美容学校を卒業した後に国家資格を取得しないといけません。そのため、美容学校に通っていた時間や学費のことを考えると、すぐに辞めてしまうのはもったいないという考えになると思います。

今回は、美容師の離職率についてと、美容師を辞めたくなってしまったときに考えたい資格の活かし方について紹介していきます。

美容師の離職率は高い?

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美容師の離職率は非常に高いと言われています。辞めてしまう理由は給料の安さや労働時間の長さ、長時間の立ち仕事による体調不良や人間関係など様々です。

美容師といえば、おしゃれが好きな人にはとても人気の職業で、厚生労働省によると、美容師免許を持つ人は全国で1200万人以上おり、年々免許保有者も増え続けています。

一方、実際に美容師として働いている人は免許保有者のうち約50万人弱と言われており、免許を持っていても美容師にならない人や美容師を辞めてしまう人がたくさんいることがわかります。

しかし、美容師は転職できる先が少ない業種ではありません。美容師を辞めてしまう前に、資格を活かして働ける方法をもう一度考えてみるのも一つの手です。

美容師が離職する5つの理由

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美容のことに関して興味があり、美容学校を卒業して資格を取得したのにも関わらず、どうしてすぐに辞めることになってしまうのでしょうか?

美容師が離職する理由について詳しくみていきましょう。

①労働時間が長い…

サロンの考え方や方針にもよりますが、一般的に美容師の労働時間はとても長く、一日14時間以上サロンにいるという人も少なくありません。

お昼休憩を使ってランチをする時間もほとんどなく、サロンの外に食べに行くことはできないので、コンビニのパンやお弁当をつまむ程度という人も多いようです。

美容師は思っている以上に、お客様の髪を切る以外の仕事がたくさんあります。掃除や準備、事務作業やその他雑用、お店の会議など、毎日やることが山ほどあります。

カットやパーマのトレーニングなども就業時間が終わったあとにすることになるため、拘束時間はとても長く、プライベートの時間が取りにくいのが現実です。

②給料が安い…

人気サロンの有名スタイリストを除き、美容師は給料がかなり安いと言われています。

厚生労働省が、平成29年に行った賃金構造基本統計調査によると25~29歳の男性が約23万円、女性が約22万円ほどのお給料もらっているというデータが出ています。他の、お仕事と比べてみてもお給料が少ないのがわかります。

月々の給料が少ないうえに、美容師の仕事道具はとても高価な物が多く、シザーなどは4万円~20万円ほどする物を購入しなければいけません。更に、自己負担のところが多く、ローンを組んで買うなど、収入のわりに出費も多いのが特徴です。

③接客がうまくできない…

美容師は施術中にトークでお客様を楽しませるというのも大切な仕事です。しかし、それがとても苦手という人も意外にたくさんいます。

美容師は、一日中お客様と接しているため、仕事中は常に気を遣わないといけないお仕事です。一日中愛想よくしているというのは想像以上にストレスを感じる人も多いようです。

お客様にも様々なタイプがいます。いつも来てくれる仲の良い常連のお客様ばかりではなく、中には気難しいお客様もいるようです。

元々、人と接するのが苦手という人でなくても、毎日の接客に疲れてしまい、離職してしまうという人も少なからずいるようです。

④体力的にキツい…

美容師は、基本的に一日中立ちっぱなしで作業を行います。その上労働時間も長いうえ、シャンプーやカットなど、腰を曲げたりかがんだりしながらの作業も多いため、腰痛持ちが非常に多く、脚がむくんだりもするようです。

また、長時間ハサミを使っているため腱鞘炎になってしまったりシャンプーやカラー剤などにより深刻な手荒れになってしまうこともあります。

美容師は、常に最先端のスタイリングを勉強し、自分のスキルを向上させていかなければならないため、長時間働いたあとに、お店に残って個人練習をしたりします。そのため、就寝時間はどうしても遅い時間になってしまうようです。

さらに美容師は休みが非常に少なく、少ない休みの日すらも講習会や撮影会、モデルハントなど、様々な仕事があり、なかなかゆっくりと休める日がありません。

⑤福利厚生に不満がある…

本来、法人のサロンであれば、社会保険の加入が義務付けられていますが、実際には社会保険が無いサロンがほとんどだと言われています。

また、一般企業では当たり前のようにもらえる住宅手当や家族手当などもでないところがほとんどだそうです。

さらに、退職金やボーナスもないというところが多く、ただでさえ給料が安いのに生活も厳しく、アルバイトや派遣美容師などをして副業でなんとか家族を養っているという人もいます。

そのうえ休日もかなり少なく、家族との時間が取れないことを不満に離職してしまうという人も多いようです。

美容師を辞めてしまう前に|資格を活かす4つの道

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美容師は、体力的にも厳しく、労働環境もあまりよくないところが多いため、辞めてしまう人が少なくないのが現状です。

今、働いているサロンの退職を考えたときには、そのサロンを辞めるて別の方法で美容師を続けるのか、美容師自体を辞めるのかもしっかりと考えましょう。

ここでは、美容師の経験や資格を活かして働く方法を紹介します。

①条件の良いサロンへ移る

美容師の仕事は好きだけど、給料や労働時間、職場の人間関係など、労働環境に不満があるという場合は、別のサロンを探してみましょう。

美容師は、大学生の就職活動のように何十社も訪問して比較して就職先を決めるということがないため、職場とのミスマッチも多いようです。

サロンによって雰囲気や考え方も違います。この機会にたくさんのサロンを見て比較検討して、自分んい合ったサロンを見つけてみましょう。

②派遣美容師になる

自分のスキルに自信があるという方は、派遣美容師になるのもおすすめです。

派遣美容師は、求人サイトなどを見てみると時給が1200円~1900円とかなり高めに設定されています。また、就業時間や休日もある程度融通が利きますし、サロンの会議や雑用、休日出勤もありません。

さらに、派遣美容師は派遣会社の社会保険に加入することができたり、何かサロンとのトラブルがあった際の交渉も全て派遣会社がしてくれるため、安心して働くことができます。

環境が変わりやすかったり、契約期間に終わりがあるためサロンの都合で仕事が途切れてしまうというリスクがあるので、どちらが自分に合っているかしっかりと考えましょう。

③独立する

ある程度、知識と技術を身に付けたら独立するのもおすすめです。

独立といっても、サロンを開業するだけではなく、業務委託や面貸しなど、フリーランスとして働く美容師も最近増えています。

休日や就労時間が自由なだけではなく、自分が働いた分だけ給料が増えていくのもメリットです。また、サロンでの煩わしい人間関係や雑用もありません。

最近では、面貸し専用のサロンなども登場しており、フリーランスとしての活躍の場はどんどん増えて来ています。

④美容師免許を活かせる転職をする

美容師免許を活かせる職場は、美容室以外にもたくさんあります。

たとえばまつ毛エクステの施術をするアイリストは美容師免許がないとできないうえに、比較的新しい職業なので需要も多く、労働条件もよいところが多いようです。

他にもフォトスタジオや結婚式場、ヘアメイク専門店でのヘアセット、ウィッグ専門店での販売やメンテナンス、ヘッドスパ専門店など、たくさんの活躍の場があります。

美容師にこだわりすぎずに、自分の得意分野を活かした仕事や、希望する労働条件にあった職場を探してみてはいかがでしょうか。

美容師の離職率は高め|資格を活かせる次の職場を探してみよう

給料が安く、体力的にもきつい美容師の離職率は、他の職業に比べると高めです。しかし、美容師はたくさんの人をきれいにできる素晴らしい職業で、憧れる人も多いお仕事です。

最近では一つのサロンにとらわれず、より労働条件のよい派遣美容師やフリーランスとして働く美容師も増えています。

また、マツエクサロンやフォトスタジオ、ヘッドスパ専門店など、美容室以外にも美容師の需要はあり、自分の得意分野を活かした働き方をすることできます。

美容師の仕事が辛くなったら、まずは美容師の資格を活かした自分らしい働き方がないかを考えてみてはいかがでしょうか。

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