美容師の離職率は高い?資格を活かす4つの道とおすすめ職種を紹介

美容師は、技術を駆使して多くの人々に美しさを提供する、やりがいのある仕事ですが、離職率の高さが課題となっています。

給料の安さや長時間の労働・体調不良・人間関係のトラブルなど、辞めてしまう理由はさまざま。とくに若年層の美容師は、3年未満で離職するケースが多いことが調査からも明らかになっています。

しかし、美容師としての資格や経験を活かし、転職や独立をする方法も豊富です。そこで今回は、美容師の離職理由に焦点を当て、資格を活かせるおすすめの転職先や職種について詳しく紹介します。

美容師の離職率は高い?

美容師の離職率は非常に高いと言われています。辞めてしまう理由は給料の安さや労働時間の長さ、長時間の立ち仕事による体調不良や人間関係など様々です。

厚生労働省の「令和6年上半期雇用動向調査結果の概況」によると、美容師を含む「生活関連サービス業・娯楽業」の離職率は11.1%でした。産業全体の離職率は8.4%であるため、美容師の離職率は一般的な業種よりも高めだと言えます。

ただし、美容師のみのデータではないので、あくまでも参考程度にとどめておきましょう。

なお、株式会社リクルートの「美容サロン就業実態調査(2024 年)」によると、美容師免許保有者かつ学校卒業後の初職が美容師の人で、3年未満で離職した人は36.7%にのぼるという結果も出ています。

また、厚生労働省の「美容師制度の概要について」という資料によると、2019年での免許登録者数が累計で約135万人、従業美容師数は約54万2,000人でした。

2019年から2023年に至るまで毎年1万7000人以上の新規登録者がいますが、同時に離職や休職をする人もいることから、実際に美容師として働いている人は、免許保有者と比べて少ないことがわかります。

ただし、病気やケガ、育児や出産などの事情で休業中、あるいは退職した方なども含まれていることも考えられます。美容師として働いていなからといって、必ずしも不満を持って辞めたとは限りません。

引用元
厚生労働省|― 令和6年上半期雇用動向調査結果の概況 ―
厚生労働省|美容師制度の概要について
株式会社リクルート|美容サロン就業実態調査(2024 年)
公益財団法人 理容師美容師試験研修センター|新規免許登録件数

美容師が離職する6つの理由

美容のことに関して興味があり、美容学校を卒業して資格を取得したのにも関わらず、どうして辞めることになってしまうのでしょうか。美容師が離職する理由について詳しく見ていきましょう。

引用元
株式会社リクルート|美容サロン就業実態調査(2024 年)

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1. 労働時間が長い

サロンの考え方や方針にもよりますが、一般的に美容師の労働時間はとても長く、一日14時間以上サロンにいるという人も少なくありません。

お昼休憩を使ってランチをする時間もほとんどなく、サロンの外に食べに行くことはできないので、コンビニのパンやお弁当をつまむ程度という人も多いようです。

美容師は思っている以上に、お客様の髪を切る以外の仕事がたくさんあります。掃除や準備、事務作業やその他雑用、お店の会議など、毎日やることが山ほどあります。

カットやパーマのトレーニングなども、就業時間が終わったあとにすることになるため、拘束時間はとても長く、プライベートの時間が取りにくいのが現実です。

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2. 給料が安い

厚生労働省による「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、理容・美容師の平均月給は30万600円で、賞与は10万9,800円なので、年収にすると約371万円です。ただし、サロンによって幅があり、場合によっては月40万円ほどまで上がる可能性はあります。

一方、国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、一般労働者全体の年収は、460万円。美容師の給料は比較的安いことがわかります。ただし、理容・美容師の平均年収は、理容師も含む金額です。あくまでも参考程度にとどめておきましょう。

引用元
政府統計の総合窓口(e-Stat)|賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
国税庁|令和5年分 民間給与実態統計調査

3. 人間関係の問題

美容師の仕事は、お客様の接客はもちろんスタッフ間の連携も重要なため、コミュニケーションが欠かせません。しかし、その密な人間関係で退職を考える美容師もいます。

とくに小規模な美容サロンでは、狭い場所で長時間拘束されるため、上司と意見が合わなかったり、スタッフ間のコミュニケーションがうまく行かなかったりすると、ストレスがより溜まりやすくなってしまうこともあるようです。

4. 体力的にキツイ・体調を崩した

美容師は、基本的に一日中立ちっぱなしで作業を行います。その上労働時間も長く、シャンプーやカットなど、腰を曲げたりかがんだりしながらの作業も多いため、腰痛持ちが非常に多く、脚がむくんだりもするようです。

また、長時間ハサミを使っているため腱鞘炎になってしまったりシャンプーやカラー剤などにより深刻な手荒れになってしまったりすることもあります。

美容師は、常に最先端のスタイリングを勉強し、自分のスキルを向上させていかなければならないため、長時間働いたあとに、お店に残って個人練習をすることも。そのため、就寝時間はどうしても遅い時間になってしまうようです。

さらに美容師は休みが非常に少なく、少ない休みの日すらも講習会や撮影会、モデルハントなど様々な仕事があり、なかなかゆっくりと休める日がありません。

5. 福利厚生に不満がある

賞与や手当てが少ないサロンや、社会保険すらないサロンも見られます。このようなサロンは、福利厚生が充実しているとはいえません。

厚生労働省による「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、理容・美容師の平均賞与額は10万9,800円です。サロンによっては10万円にも届かない場合もあり、給与だけでなく賞与も少ないとなれば、転職したくなる人も出てきます。

ただし、上記の金額は、理容師も含む金額です。あくまでも参考程度にとどめておきましょう。

引用元
政府統計の総合窓口(e-Stat)|賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種

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6. ライフスタイルの変化|結婚・出産

ライフスタイルの変化も、美容師の離職の理由の一つです。

リクルートの調査では、「美容師免許保有者かつ学校卒業後の初職が美容師で、その後辞めた/転職した」の理由のうち、「結婚・妊娠・出産のため」による離職が18.8%を占めています。

このことから、ライフスタイルの変化は美容師の働き方に大きな影響を与えるといえるでしょう。

引用元
株式会社リクルート|美容サロン就業実態調査(2024年)美容師の初職就業期間は「3年未満」が36.7%。早期離職が起きる理由は?最初の職場を辞めた後に、美容師を継続するのは55.4%

美容師を辞めてしまう前に|資格を活かす4つの道

美容師は、体力的にも厳しく、労働環境もあまりよくないところもあるため、辞めてしまう人が少なくないのが現状です。今、働いているサロンの退職を考えたときには、そのサロンを辞めて別の方法で美容師を続けるのか、美容師自体を辞めるのかもしっかりと考えましょう。

ここでは、美容師の経験や資格を活かして働く方法を紹介します。

1. 条件の良いサロンへ移る

条件のよいサロンとは、美容師が働きやすい環境が整っているサロンのことです。資格を活かすチャンスに恵まれ、成果も給与に反映されやすく、モチベーションを維持しやすいといったメリットがあります。そのため、離職せずに長く働けるでしょう。

条件のよいサロンを選ぶポイントについては、次項で詳しく説明します。

2. 派遣美容師になる

派遣美容師とは、派遣会社に登録をして、派遣会社が紹介するサロンで働く美容師のこと。勤務地・仕事内容だけでなく、休日や残業の有無など、自分の条件に合ったサロンを見つけやすいのが特徴です。

サロンによって社員登用制度もあり、そのまま正社員として働けることもメリットの一つ。

派遣美容師については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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美容師も派遣で働ける? 派遣美容師のメリットとデメリットを紹介

3. 独立する

美容師は、サロンに雇われるだけでなく、独立してサロンを開業したり業務委託や面貸しなどを活用して、フリーランスとして働いたりすることも可能です。固定収入を得にくいというリスクはありますが、ビジネスがうまくいけば、それだけ収入が増えることもメリットです。

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独立開業については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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4. 美容師免許を活かせる転職をする

美容師の仕事自体がつらい人は、美容師免許を活かせる仕事に転職する方法もあります。

たとえば、まつエクやまつげパーマの施術を行うアイリストや、ヘアメイクを専門とするヘアメイクアップアーティスト、頭皮のマッサージ施術を行なうヘッドスパニストなどです。美容師免許があれば就職先の選択肢が増えたり、お客様からの信頼も得やすくなったりするでしょう。

なお、「アイリスト」という言葉は有限会社ローヤル化研の商標となっており、アイリストと名乗って業務を行なうことはできないので注意しましょう。

美容師は業務独占資格なので、美容師免許保有者しかできない仕事があります。また美容に関する専門知識や技術を持っているため、独占業務だけでなくその他の美容系の仕事に活かすことも可能です。次項では美容師のスキルを活かせる職種について詳しく解説しましょう。

なお、美容師免許を活かせる転職については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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美容師のスキルを活かせるおすすめの職種とは?

美容師の資格を活かしてできる仕事や、美容の専門知識を活かして働ける職種について紹介します。特に資格がなくてもできる仕事もあるので、美容師以外の仕事に興味がある方は転職の際に参考にしてください。

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1. アイリスト

アイリストはまつエクやまつ毛パーマなどの施術を行う仕事で、美容師の独占業務のひとつです。美容師免許を持っている人しかできないため、アイラッシュサロンでは慢性的な人手不足が叫ばれており、転職成功の確率は高いといえるでしょう。

美容室で提供されていることも多いメニューですが、専門のサロンも多く、トータルビューティーサロンなどでも提供されます。まつエクやまつ毛パーマ、アイブロウなどの技術は美容室以外でも重宝されるため、美容師の免許に箔をつけることも可能です。

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2. ネイリスト

ネイリストは、お客様の爪のケアをしたり、ポリッシュネイル・ジェルネイルなどを施したりする仕事です。カウンセリングで希望や悩みを聞き出し、適切な施術の提案をしたり要望をくみ取った施術をしたりするため、美容師の仕事とも共通点が多いでしょう。

また流行り廃りの移り変わりが早く、流行の技法やデザインをいち早く取り入れる感度の高さも問われるため、美容師として身につけたスキルが役立ちます。

ネイリストもトータルビューティーサロンやブライダルサロンなどで活かすことができ、美容師免許とかけ合わせることで、重宝されるスキルです。

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3. エステティシャン

エステティシャンは、フェイシャルやボディ・脱毛といった美容の施術を行う専門職です。一見、美容師の仕事とは美容という以外に共通点がないと思われるかもしれませんが、「美しく整える」対象が、髪から肌やボディに変わるだけともいえます。

美容師免許の筆記試験では、人体の構造や皮膚科学などに関する内容も出題されるため、お客様に施術をしたりアドバイスをしたりする基礎的な知識は、充分に持っているはずです。

エステサロンは、特化した施術のみを専門的に行うところも多いため、どんな施術が得意か、どんなサービスを提供したいかなどから選ぶのもいいでしょう。またトータルビューティーサロンでは、美容師の施術だけでなく、エステの施術をすることもできます。

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4. セラピスト

セラピストと一口にいっても、医療系や心理系、美容系などいくつかの種類があります。ここでは資格がなくてもなることができる、美容系のセラピストについて紹介しましょう。

美容系のセラピストは、美容や癒やしを目的に手技や化粧品を用いて施術をする仕事で、エステティシャンと共通する部分も多いです。美容系セラピストに代表されるものには、ツボを刺激するリフレクソロジストやアロマオイルで癒やしを与えるアロマセラピスト、もみほぐしをメインとする整体師などがあります。

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自分に合うサロンを選ぶ方法とは? 気になるサロンのチェックポイント

美容師として、あるいはアイリストやネイリストとして、自分に合ったサロンを見つけることは、充実したキャリアを築くうえで非常に重要です。美容業界は多様な働き方ができる一方、サロンによって雰囲気や待遇が大きく異なるからです。

ここからは、自分の適性や希望に合ったサロンを選ぶためのチェックポイントを見ていきましょう。

1. 自己分析をしてみよう

自分に合ったサロンを見つけるためには、まず自己分析をしましょう。自己分析を通じて、自分の強みや弱み・価値観などを明確にすることで、どのようなサロンが自分に合っているかが見えてきます。

自己分析にはいくつかの方法がありますが、ここではSWOT分析というフレームワークを紹介します。

SWOT分析とは、自分の状況を「強み(Strengths)」「弱み(Weaknesses)」「機会(Opportunities)」「脅威(Threats)」の4つの要素に分けて分析する手法です。

強み

まず、自分の得意なことや長所について考えてみましょう。たとえば、美容師であればカット技術が高く施術スピードが速いことが強みとなります。一方で、アイリストならデザインセンスや細かい作業への集中力が、ネイリストなら手先の器用さやアート制作のスキルが挙げられるでしょう。

このような強みは、サロン選びの際に自信を持ってアピールできるポイントになります。

弱み

次に、自分の課題や改善すべき点について考えます。たとえば美容師の場合、接客が苦手でお客様とのコミュニケーションに自信がないことが弱みとなるかもしれません。

また、アイリストやネイリストの場合、専門的な資格を取得していないことや最新トレンドへの理解不足も弱みに該当します。

これらの弱みを把握することで、どのようなサポートが受けられる環境が必要かを考える手助けになります。

機会

市場環境から自分にとって有利な要素を見つけることも大切です。たとえば、美容師免許を取得済みであれば、アイリストとしてすぐに働けることです。

また、高い施術スキルを持っている場合は即戦力として評価されるでしょう。ネイルアートやまつエクなど、需要が高まっている分野でスキルを活かせることも、大きな機会といえます。

脅威

最後に、市場環境から自分にとって不利になる可能性について考えます。たとえば、資格未取得の場合は、即戦力として働くことが難しいかもしれません。また、美容業界全体で競争が激化している現状も脅威になります。

このような要素を認識することで、自分がどのような準備をすべきか明確になるでしょう。

2. サロンを探そう

自己分析をして条件をまとめる際に、優先順位と、妥協できる点・できない点を決めておくと、自分に合ったサロンをより選びやすくなります。条件が定まったら、サロン探しに移ります。

3. 気になるサロンをチェックしよう

せっかく自己分析をして条件を明白にしても、自分と合わないサロンを選んでしまっては、長く働くのが難しくなります。サロンをチェックするときは、条件に合致するかだけでなく、総合的に判断することが大切です。ここでは、サロンのチェックポイントを紹介します。

個人店or大型店|自分に向いているのはどっち?

サロンは、個人店と大型店に分類でき、日本国内にあるサロンの多くは個人店です。個人店は施術の分業が少なく、1対1ですべての施術を行います。将来独立したい人やマイペースに働きたい人には、個人店がおすすめです。

大型店は、知名度があり、福利厚生や研修制度が充実していますので、働きやすさを重視する人に向いています。

待遇|給与・福利厚生

美容師やネイリストなどの給与には、固定給制に歩合制を取り入れているのが一般的です。給与が気になる人は、昇給の有無・歩合率・指名料などを確認しましょう。

また、福利厚生もチェックすべきです。まず挙げられるのが、社会保険の種類。たとえば、健康保険や厚生年金が用意されていると、ケガや病気の際に「傷病手当」が給付されます。そのほか、社会保険以外にサロンが独自に研修制度や住宅手当、独立支援などを整備しているかもしれません。

待遇は働きやすさに影響するため、充分に比較・検討することをおすすめします。

教育システム|キャリアアップできるか

高い技術の施術を提供するには、つねに学びが必要です。キャリアアップを目指す人は、美容師のスキルアップに積極的なサロンを探してみましょう。たとえば、美容師として成長できる教育システムと体制が整っており、セミナーや海外研修などを取り入れているなどです。

まつエク施術・まつげパーマ・ネイルなどの資格を取得したい人は、学費の補助などの資格取得支援があるかもチェックしておくと安心です。

サロンの理念と方針

多くのサロンでは理念と方針を決めています。これらが自分の考えと異なると、徐々に溝が生まれて、働く意欲がわかなくなるかもしれません。

たとえば、高い技術力と質の高いサービスを目指すのであれば、安さや施術スピードを売りにするようなサロンとは合わないでしょう。引き続き美容師として多くのことを学びたい人には、美容師の育成に力を注いでいるサロンや、新しいことに挑戦しているサロンがマッチします。

サロンの雰囲気・人間関係

どんなに好条件であっても、雰囲気や人間関係が悪いサロンでは長く勤めるのが難しくなります。条件に合うサロンが見つかったら、実際にサロンを見学し、サロンの雰囲気を確かめておくと安心です。

顧客として施術を受ければ、スタッフの技術力の高さ・サービスの質・使っている機材などを確認できます。スタッフとは違う目線から体験することで、求人情報には書かれていない情報を得られるかもしれません。

自分に合ったサロンはどうやって探す?希望条件に合うサロンを探す方法

サロン探しは、求人サイトや転職サイトを使って行なうのが一般的ですが、最近はSNSやホームページで求人を出しているところも多く見られます。

サロンを探す際は、労働条件だけでなく、サロンの雰囲気・ターゲット層が合致しているかも大事です。求人募集だけでは、これらの情報をつかみにくいこともあるため、、ホームページや口コミ情報なども参考にしたり、可能であれば働いているスタッフの話を聞いたりしてみましょう。

労働条件や希望するサロンの勤務形態など、希望条件に合ったサロンを探しやすいのは、ネット上で閲覧できる求人情報サイトです。なかでもリジョブは、美容師やアイリストをはじめとする美容系職種に特化したサイトで、理想のサロンとマッチングしやすい仕組みが整っています。

充実の検索機能で希望条件のサロンを見つけやすい

求人サイトは数多くありますが、リジョブの特徴は美容系職種特化の業界最大級の求人数と、便利な絞り込み検索機能です。

検索機能は、すでに用意されている項目にチェックを入れるだけ。たとえば人気のエリアやサロンの規模から該当するサロンを絞り込んだり、「未経験歓迎」「経験者歓迎」「ノルマなし」などのこだわり検索条件を指定したりすることもできます。

もちろん「社会保険完備」「社員登用あり」「ボーナス・賞与あり」など福利厚生に関する条件や勤務体制、休日を指定することも可能です。

豊富な求人のなかから、簡単に理想のサロンを見つけ出せるので、効率的に転職活動をすすめることができるでしょう。

企業からスカウトがくることも

リジョブにはスカウト機能があり、登録したプロフィールを見た企業からオファーを受け取ることができます。気になる求人のキープ機能もあり、キープした企業には通知がいく仕組みです。

条件に合った企業からスカウトがくる確率も高いため、うまく条件が合えば求人を探したり応募したりする手間も省けるかもしれません。スカウトでの内定率は、通常の求人に比べて1.4倍と高くなっています。

スマホアプリもあるため、休憩時間や通勤時間などにチェックするのにも便利です。アプリからプロフィール登録や応募書類作成をすることもでき、スカウトがきたときには通知されるため、見逃す心配もありません。

アプリ利用者のスカウト数は平均8件。スカウトを受け取るには、リジョブへの登録とプロフィール作成が必要です。

美容師の資格を活かして働ける理想のサロンを探そう

美容師の離職率は、他の業界や業種と比べて高いと言われています。理由はさまざまですが、給与や長時間労働といった労働条件や、接客や立ち仕事による精神的・肉体的な疲労などが挙げられるでしょう。

また、勤務するサロンとのミスマッチも離職の原因になることも。たとえば、理念や方針が合わなかったり、雰囲気や人間関係になじめなかったりなどです。

美容師としてキャリアアップし、サロンに長く勤めたい人は、自分に合ったサロンを選べるかが重要になってきます。自己分析をして条件を明白にしたうえで、候補となるサロンの情報を細かくチェックしましょう。

美容師の資格やスキルを活かした転職では、転職満足度が98%※と非常に高い求人サイトのリジョブを利用することをおすすめします。希望する条件で簡単に絞り込むことができ、お気に入りのサロンからスカウトを受けられるなど、美容系の転職で便利な機能が豊富です。

ぜひ一度、気になる求人がないかチェックしてみましょう。

※ リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月8日)


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