ネイリストになるには?3STEPで目指せる方法を紹介

セルフネイルを楽しんでいる人のなかには、その技術を磨いてネイリストになりたいと考えている人もいるかもしれません。また、ネイリストに興味はあるけれども、具体的にどのような働き方ができるのかわからない、という人もいることでしょう。

そこでこの記事では、ネイリストになるためのステップを3段階に分けて解説します。ネイルの知識を学ぶにはどのような方法があるか、どのような資格があってどこで働けるのかを、それぞれ詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

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ネイリストになるにはどうすればいいの?

ネイリストになるために必須の資格はなく、未経験からスタート可能な仕事です。ネイリストになるための一般的な流れを、以下の3つのSTEPに分けて紹介します。

【STEP1】ネイルに関する専門的な知識とスキルを身につける
【STEP2】ネイリストの資格を取得する
【STEP3】ネイリストとして働く

STEP1にはさまざまなルートが、STEP2には複数の種類があるため、自分に合った方法でネイリストデビューを目指しましょう。

【STEP1】ネイルに関する専門的な知識とスキルを身につける

ネイリストを目指すうえで、まずはネイルに関する専門的な知識とスキルを身につける必要があります。その方法はおもに以下の5つです。

1.専門学校へ通う
2.ネイルスクールへ通う
3.通信教育で学ぶ
4.独学で学ぶ
5.ネイルサロンでアルバイトしながら学ぶ

それぞれのメリット・注意点もあわせて見ていきましょう。

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1. 専門学校へ通う

ネイリストを目指すには、まずネイリスト養成のコースがある専門学校へ通う方法があります。通学では専門知識やスキルに精通した講師から直接学べ、勉強内容や時間の管理も決まっているため、独学が苦手な人にもおすすめです。

2年間でカリキュラムが組まれているのが一般的で、ネイル以外にもメイクやエステティックなど、美容について総合的に学べる学校が多いです。

入学金を含め2年間でかかる学費の総額は、150~300万円前後と幅があります。また、学費とは別に教材費や検定試験の受験料等が必要となるケースもあるため、よく確認しましょう。

引用元
東京総合美容専門学校|学費について
東京ベルエポック美容専門学校|学費について
日本美容専門学校 |総合美容科

専門学校へ通うメリットと注意点

専門学校のメリットは、認可を受けた学校法人なので、一定水準以上のしっかりしたカリキュラムで学ぶことができる点です。ネイル専門コースであっても、学校によってはアロマや着付けなどネイル以外の知識を学べることもあるため、卒業後に選べる仕事の幅がひろがる可能性も。

検定対策なども手厚く、〇〇専門学校卒業と履歴書に書けるのも就職時に有利にはたらくと考えられます。

注意点は、それなりに費用がかかってしまうこと。また、決められたカリキュラムがあるため、学べる範囲が広く、その分勉強が大変でしっかり授業に向き合う必要があります。また、最低でも2年という月日がかかることも注意点といえるでしょう。

2. ネイルスクールへ通う

ネイルスクールへ通って習得する方法と専門学校との違いは、学校法規にそって決められたカリキュラムがある専門学校と違い、カリキュラムが自由で、より実践的なプロのネイリストとしての学びを得られることです。

ネイルスクールのカリキュラムは、初心者がネイルの基本を学べるものから、サロンで即戦力になることや独立開業を目指すためのものなど、さまざまです。そのため、費用にも20~100万円と幅があります。

同じスクール内でもコースによってカリキュラムや受講費用が異なるため、目的に合ったコース選びが重要です。そのため、ネイルの基礎を学びたいのか、それともサロンですぐ働けるレベルになりたいのかなど、スクールに通う目的を明確にしてから選びましょう。

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ネイル資格の取得にはどんな費用が必要?ネイルスクールと通信講座を選ぶポイントを紹介

引用元
東京新宿のネイルスクールシンシアネイルアカデミー|本科コース
Feliz Nail School|プロフェッショナル ネイリストコース
黒崎えり子ネイルスクール|ネイリスト養成コース

ネイルスクールへ通うメリットと注意点

スクールのメリットは、ネイルサロン併設のところも多いため、プロの講師に直接指導してもらえること。ネイルの技術だけでなく、サロンワークに関することも学ぶことができます。

注意点は、ネイル以外のことを学ぶチャンスがないことと、カリキュラムの規定がないため、スクールによって学べる内容やレベル・受けられるサポートに差があることです。

3. 通信教育で学ぶ

通信教育で学ぶ場合は、勉強する時間や場所の自由度が高く、ライフスタイルに合わせた学習を進められます。

受講料は4万円台ではじめられるものから60万円を超えるものまで、さまざまです。また、通信講座の場合は、ネイルをこれからはじめる人向けの道具一式がセットになったプランと道具無しのプランが選べるケースもあります。

ほかにも、添削サービスや質問サービス、修了証の発行など、講座の種類によってさまざまなオプションがあるため、確認して自分に合った通信講座を選ぶことが大切です。

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通信講座でネイリストになった人はいるの?通信講座で資格をとるメリットや講座を選ぶポイントを紹介

引用元
CARRIERE Nail School|ネイルスクール通信講座
ネイルスクール シンシア|コース紹介 ~通信講座~
アフロートネイルスクール|オンライン校
K-two(ケイツー)|オンラインネイルスクール

通信教育で学ぶメリットと注意点

通信教育では、学校やスクールに通う場合に比べて、常駐の講師やスクールなどの維持費がないため費用が安くすみます。毎日通う必要がないため、仕事や子育て、学校に通いながらなど、あいた時間に自分のペースで勉強をすすめられるのが最大のメリット。

注意点は、テキストやDVDなどを見ながらの学習なので、実技の習得が難しいことや疑問があってもすぐに質問をして解決できないことです。また、間違ったやり方を指摘してもらえないことも注意点でしょう。

4. 独学で学ぶ

本やテキスト、動画などを購入して独学で学ぶ方法もあります。

試験を実施している団体が出版する公式テキストなどを活用すると、試験の出題範囲を網羅しやすく、効率よく学習を進めていくことが可能です。

独学で学ぶ場合にかかる費用は、ネイルの道具や材料費にどのくらいかけるかによっても変わりますが、5〜15万円ほどが目安です。

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独学のメリットと注意点

独学のメリットは、空いた時間を活用して学習を進められ、わからないところは復習や振り返りをしながら自分のペースで勉強できる点です。また、スクールや通信講座を受講する方法に比べて、コストも抑えられます。

注意点としては、直接の指導を受けられないため、自己流の癖がついてしまう可能性があるということが一番に挙げられます。また、勉強の仕方も手探りになるため、時間がかかり非効率的になってしまうこともあるでしょう。

さらに、サポートが全くない状態で学ぶことになるため、疑問が生じた場合も自分で解決策を探す必要があります。

5. ネイルサロンでアルバイトしながら学ぶ

無資格・未経験OKのネイルサロンで、アルバイトとして働きながら学ぶ方法もあります。研修で1から知識や技術を習得し、経験を積むことでプロのネイリストを目指せるのが特徴です。

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アルバイトしながら学ぶメリットと注意点

ネイルサロンで毎日、先輩ネイリストの技術や接客を間近で見ることができる点は大きなメリットです。実際の施術でのテクニックやお客さまへの接し方などを給料をもらいながら学べます。

また、スキルが身につけば、そのままそのサロンに就職してネイリストとしてデビューすることもできるでしょう。

注意点は、理論などは独学で勉強する必要があること。また、仕事中は練習ができないため、仕事が終わってから練習や勉強をしなければならない点も注意点だといえます。

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【STEP2】ネイリストの資格を取得する

ネイリストに国家資格はありませんが、民間の資格は多数存在します。実際の現場で働くネイリストは、資格を取得している人がほとんどです。以下で資格取得のメリットやおすすめの資格について紹介します。

ネイリストの資格を取得するメリットとは?

冒頭でもお伝えしたように、ネイリストになるために取得しなければならない資格はありません。しかし、ネイルに関する資格を取得しておくことで、さまざまなメリットが得られます。具体的にどういったメリットがあるのか見ていきましょう。

1. 就職・転職に役立つ|応募できるネイルサロンが増える

ネイリストとして働く際に無資格の場合、資格を条件とする求人に応募をしても採用では資格取得者が優先されるため、採用される可能性が低くなってしまいます。

しかし、資格を取得しておけば、資格保持を必須とする求人にも応募ができるため、就職先の選択肢が広がるでしょう。また就職や転職の際に、資格を自分の強みとしてアピールすることも可能です。

2. ネイリストとしての知識・技術が身につく|お客様に安心していただける

ネイリストの資格を取得しておくと、専門知識や技術を身につけられ、自信をもって接客や施術をおこなえます。ネイルの知識や技術が中途半端なまま施術をおこなうことは、施術者にとっても不安なことであり、お客様にも不安な思いは伝わってしまうでしょう。

また、施術を受けるお客様も、無資格の人よりきちんと資格を持った人にお願いしたいと思うものです。資格があることは、お客様の信頼と安心にもつながります。

3. 給与アップにつながる|資格手当など

ネイリストの資格を取得して、資格手当をもらえれば給料アップにもつながります。資格手当は、資格を新たに取得した人、すでにネイリストの資格を持っている人に対して支給される手当です。

給与がアップするとなれば、仕事のモチベーションアップにもつながります。資格の数や種類によって、また働くサロンなどによって資格手当の金額や支給回数などは異なるため、各求人で事前に確認しておくと安心です。

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【働き方別】ネイリストの給料相場と収入アップのためにできることを徹底解説

4. 自分のスキルも磨ける|上級資格へレベルアップ

ネイリストの資格として代表的なネイリストの技能検定試験は1級・2級・3級に、ジェルネイル試験は初級・中級・上級に分かれています。

初心者向けのベーシックな知識やスキルの習得から、サロンワークに必要な内容・ネイルのスペシャリストとしての総合的な知識やスキルなど、同じ試験でも自分の能力に応じてレベルアップが可能です。

取得できる資格のレベルが上がれば、自信やモチベーションアップにもつながるでしょう。

おすすめのネイル資格を紹介

ここからは、ネイリストになるために持っておきたいおすすめの資格を4つ紹介します。

ネイリスト技能検定試験(1級・2級・3級)|JNEC

有名なネイリストの資格のひとつとして、日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が認定する「ネイリスト技能検定試験」があります。ネイリスト技能検定は、ネイルケアやカラーリング、ネイルアートなど一定水準の知識やスキルを身につけたことを証明できる資格です。

3つのレベルに分かれており、3級、2級、1級とレベルが上がるにつれて専門性が高くなります。飛び級しての受験は認められておらず、下位級から順番に取得しなければなりません。

ネイリストとして基礎的な知識やスキルを身につけたいのであれば3級、サロンワークで役立てたい場合は2級、トップレベルの専門性を身につけたい場合やネイルサロンの経営を目指したい場合などでは1級というように、目標に合わせて必要な級まで取得しましょう。

いずれの級も筆記と実技の試験が設けられており、筆記試験のみ合格した場合は、次回試験の同じ級に限り、筆記試験が免除されます。

受験料は1級が12,500円、2級が9,800円、3級が6,800円となっており、すべて税込みの金額です。

引用元
JNEC|ネイリスト技能検定試験とは
JNEC|ネイリスト 技能検定試験 3級実技採点基準
JNEC|ネイリスト 技能検定試験 2級実技採点基準
JNEC|ネイリスト 技能検定試験 1級実技採点基準

ジェルネイル技能検定試験(上級・中級・初級)|JNA

ジェルネイル技能検定試験は、日本ネイリスト協会(JNA)が認定するジェルネイルの資格。初級・中級・上級と3つのレベルに分かれていて、初心者からトップレベルの知識や技術を手に入れたい人まで、ネイルのスキルアップを目指す人々に広くおすすめしたい資格のひとつです。

全国で10万人以上の人が資格を取得しているので、人気の高さもうかがえるでしょう。資格を取得すれば、自信をもってジェルネイルの施術をおこなえるはずです。

2024年12月実施の第31回から、モデルハンドの使用についてや試験時間など、一部の試験内容が変更されました。回ごとに新たな変更点が出てくる可能性もあるため、最新情報はJNAの公式ページでチェックしてください。

なお、受験料はいずれも税込みで、初級が9,900円・中級が13,200円・上級が16,500円となっています。

ネイリスト技能検定をすでに取得済みの場合は、実技試験の一部が免除となる可能性があるため、自分の取得した級が該当しないかを募集要項で確認しましょう。また、直近2回の試験で筆記試験のみ合格した場合は、筆記試験が免除されます。

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【変更点あり】JNAジェルネイル技能検定|最新の実施要項・合格するための方法・初級取得後の進路

引用元
NPO法人 日本ネイリスト協会|受験案内 |JNAジェルネイル技能検定試験|
NPO法人 日本ネイリスト協会|第33回JNAジェルネイル技能検定試験

ネイルスペシャリスト技能検定試験|I-NAIL-A

インターナショナルネイルアソシエーション(I-NAIL-A)が実施するネイルスペシャリスト技能検定試験は、初心者や学生向けのA級・SA級と、プロフェッショナル向けのPA級・AA級・AAA級があります。

受験料は下記の通りです。

等級

受験料

再受験の際の受験料※

A級

11,000円

8,800円

AA級

13,200円

11,000円

PA/SA/AAA級

16,500円

14,300円

※再受験の受験料は、1年以内に実技または学科のいずれかのみを受験する場合に適用されます。

実技試験では、ネイルケアやカラーリングの技術がチェックされ、A級とSA級は80点以上で合格です。PA/SA/AAA級は同じ試験内容を受験し、実技試験の点数によって級が定められます。実技試験が60点以上はPA級、70点以上はAA級、80点以上はAAA級です。

学科試験では、消毒衛生・人体の仕組み・技術の知識などが問われ、いずれの級も80点以上で合格です。

サロンワークを実践的におこなえる国際レベルでのプロの輩出を目指した団体が実施する試験なので、海外でネイリストとして活躍したい人にピッタリです。

引用元
I-NAIL-A
I-NAIL-A|ネイルスペシャリスト技能検定試験
I-NAIL-A|ネイルスペシャリスト技能検定試験 要項
I-NAIL-A|I-NAIL-Aとは?

ネイルサロン衛生管理士|JNA

JNAのネイルサロン衛生管理士は、JNAが制定する「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」をもとに、当日配布されるテキストに沿った理論講習(約180分間)と確認テスト(20分間)がおこなわれます。

お客様が安心して施術を受けられるサロンづくりをするための衛生管理について、一日でしっかり身につけることが可能です。

受講資格では、ネイルサロンでの実務経験は問われません。18歳以上の方、または18歳未満であっても理美容専門学校やネイルスクール等でネイルを学んでいる方であれば受講可能です。

受講料は、テキスト代や認定証等の発行手数料を含めて11,000円(税込)。ただし、JNA会員に該当する場合は会員価格の6,600円(税込)で受けられます。

関連記事
ネイルサロン衛生管理士とは? 取得するメリットや取得方法を紹介

引用元
JNA|ネイルサロン衛生管理士講習会

【STEP3】ネイリストとして働く

ネイリストに必要な知識やスキルを身につけ、資格を取得したら、いよいよネイリストとして活躍できます。

主な活躍の場はネイルサロンですが、ほかにもさまざまな働き方があるのが特徴です。経験を積んでキャリアアップを目指せるだけでなく、自分のライフスタイルに合わせることもできるため、その働き方について紹介します。

ネイルサロンに就職する

ネイリストというと、まず思い浮かべる働き方がネイルサロンに就職することではないでしょうか。就職やパート・アルバイトとしてネイルサロンで働きます。

無資格・未経験OKの求人もあるため、とにかく現場で勉強・実践しながら働きたい方におすすめです。

就業先のネイルサロンを探す際は、ミスマッチを防ぐためにも、下記のポイントをチェックしましょう。

・(未経験の場合)未経験者の採用を積極的におこなっているか
・サロンの雰囲気が自分に合っているか
・雇用形態や給与、福利厚生などの待遇は納得できる内容か
・研修やキャリアサポートはあるか
・自宅から無理なく通えるか など

サロンの雰囲気やスタッフの人柄などを知るために、Googleマップやポータルサイトの口コミをチェックするのもおすすめです。

なお、就業先を選ぶ際のチェックポイントについては、下記の関連記事で詳しく解説しているので、そちらも参考にしてください。

関連記事
ネイリストのおもな就職先はどんな場所?就職先を選ぶ時のポイントや面接で重視されること

独立開業する

もうひとつ、ポピュラーなのが独立開業をすること。最初から開業を見据えて資格を取り準備をする場合や、ネイリストとして働きながらお金を貯めて独立する場合があります。

独立の方法は、自宅でサロンを開いたり、店舗を借りて開業したりなどさまざま。ネイルサロン用のシェアサロンや業務委託など、資金や自分のライフスタイルに合った方法を選べるのもメリットです。

関連記事
ネイリストはいきなり独立・開業できる?独立に向いている人の特徴

出張ネイリストになる

出張ネイリストとしてお客さまのもとに出向いて施術をする方法も。週に何度か契約しているサロンで施術をしたり、予約が入ったときだけ指定の場所へ行き施術をしたりするなど、フリーランスとして活躍できます。

施術の腕が認められれば、テレビや雑誌などの撮影の際にモデルやタレントにネイルをしたり、結婚式場でブライダル専門のネイリストとして働いたりも可能です。

関連記事
出張ネイリストってどんな仕事?働き方の種類や向いている人の特徴を紹介

講師として活動する

ネイルスクールや美容学校などでネイルの講師をするという働き方もあります。ネイルサロンの新入社員やアルバイトへの指導係になったり、初心者向けに教室を開いたりすることも可能。

認定講師の資格を取得すると、活躍の場はグッとひろがるでしょう。

関連記事
JNAネイリスト認定講師とは? 目指す方法と資格取得のメリットを紹介

海外で働く

ネイリストとして働く場所は、日本に限定されません。日本のネイル技術は海外でも人気があり、他国でネイルの仕事をする人も増えています。

ただし、海外で働くには就労ビザが必要です。また、国によっては国家資格などの公的な資格が必要な場合もあるので、下調べを入念におこないましょう。

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ネイリストとして海外で働きたい!海外で働くのに必要なものやメリット・デメリットを紹介

New York Nail License

一例として、アメリカのニューヨーク州のネイルライセンスについて解説します。

「New York Nail License」は、ニューヨークでプロのネイル施術者として働くために必要な資格です。

取得するための条件として、17歳以上であることを満たしたうえ、250時間以上の専門コースを修了し、ニューヨーク州でおこなわれる筆記と実技試験に合格しなければなりません。

ただし、ニューヨーク以外でネイリストとして5年以上の経験がある場合、必要書類を提出すれば取得できることもあります。

引用元
Nail Specialty | Department of State
Get a Nail Specialty License | Department of State

ネイリストの給与や将来性は?

ネイリストの将来性や、どれくらいの給料がもらえるのかも気になるところです。以下で詳しく見ていきましょう。

ネイリストの平均収入はどれくらい?

ネイリストは先述したようにさまざまな働き方があり、働く場所によって待遇も異なるため、一概にこれくらいが平均とは言いにくいです。

そこで、参考までに、厚生労働省が提供している情報サイトによると、令和6年の賃金構造基本統計調査の結果に基づいたネイリストの平均年収は全国で329.5万円でした。資格や勤続年数に左右されるほか、都心部と地方では賃金格差があるため、地域によっても違います。

ハローワークの求人統計データでは、求人にある給与月額が全国平均で23.9万円で、有効求人倍率は0.36(いずれも令和6年度)です。

注目したいのは、自営やフリーランスが占める割合が多いこと。正社員として働くネイリストとほぼ同じ割合で、自営やフリーランスが活躍している職業であることがわかります。

求人サイト「リジョブ」のネイリストの求人をもとにした給与は、以下の通りです。アルバイトは時給表記です。

正社員

月給下限

月給上限

スタッフ

21万6,858円

38万5,124円

店長(候補)

24万9,620円

41万649円

講師

24万5,472円

39万8,903円

アルバイト

時給下限

時給上限

スタッフ

1,136円

1,569円

店長(候補)

1,154円

1,508円

講師

1,278円

2,053円

業務委託

月給下限

月給上限

スタッフ

21万5,897円

52万8,979円

店長(候補)

23万2,000円

62万1,428円

講師

29万1,666円

80万8,333円

※2025年4月現在

引用元
job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))|ネイリスト - 職業詳細

ネイリストの仕事はつらい?

どんな職業も同じですが、ネイリストの仕事にも大変さやつらさがあります。まず、下積みの間は何度も練習し、努力しなければならないこと。ネイリストとして就職したからといってすぐに一人前にはなれません。

また、つらい姿勢で長時間施術しなければならないため体力的な問題もありますし、お客様やほかのスタッフとの人間関係に悩むこともありえます。

それでも、ネイルが好きという気持ちや、自分の施術でお客様に喜んでもらいたいという気持ちで頑張れれば、ネイリストの道を究めていけるでしょう。

関連記事
ネイリストの仕事をきついと感じることとは? 長く続けていくためにはどうすればいい?

ネイリストに将来性はある?

ネイリストはサロン勤務だけでなく、個人サロンのオーナーやフリーランスとして、また、アーティストやブライダルネイリストとしてなど自分次第でキャリアをひろげることができる仕事です。最近では日本の繊細なネイルが海外でも評価されているため、海外での活躍も視野に入れることができるでしょう。

海外で活躍され、有名なアーティストを顧客にもつ日本人ネイリストもいます。海外でネイリストをする場合、国家資格やライセンスが必要な国もあるので、行きたい国がある場合は事前にチェックするのがおすすめです。

条件に合った求人を探すならリジョブがおすすめ!

ネイリストデビューを目指す人や、ネイリストとして新たなキャリアを築きたい人におすすめなのが、求人サイト「リジョブ」です。

リジョブにはネイリストの求人を豊富に掲載しており、正社員以外にもアルバイトやパート・業務委託など、さまざまな働き方ができます。

「未経験歓迎」「研修制度あり」といった条件のほか、施設形態(ネイルサロン・トータルビューティーサロンなど)や客層・お店の規模・資格なども指定できるため、自分の条件に合った求人を探しやすいです。

ネイリストとして活躍したいならスキルアップや資格取得を目指そう

ネイリストは、さまざまな活躍の場があり将来性も期待できる魅力的な仕事です。入社後にスキルを身につけたり資格を取得したりすることもできるため、自分に合った方法でネイリストデビューを目指せます。

リジョブなら自分好みの条件を指定して求人を探せるため、とても効率的。未経験OKの求人も豊富にあります。さらに、転職満足度※も高いため、就職を目指す人だけでなく転職先を探す人にも適しているでしょう。

また、リジョブのアプリには、求人情報やスカウトを通知する機能や、簡単な質問に答えるだけでAIが複数の自己PR文を自動生成する便利な機能が搭載されています。自分らしさをアピールする言葉選びのヒントとして、ぜひインストールして活用してみてください。

※リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月8日)


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