コラム・特集 2018-11-30

マッサージ師になるにはどんな勉強が必要?養成施設で学ぶ内容を紹介【あん摩マッサージ指圧師】

病院や施設、リラクゼーションなどで身体に変調のある方に施術を施すマッサージは、あん摩マッサージ指圧師というしっかりとした国家資格を持った職業の方が行わなければなりません。

街でよく見かけるマッサージ店やサロンなどでも、マッサージを行っているところが多数ありますが、国家資格を持っていない限り、マッサージ師と呼ぶことは認めらていないのです。

その国家資格を取得するには、専門の知識と技術を身につけるために養成施設に通って学ぶ必要があります。

あん摩マッサージ指圧師になるために、どのようなことを学ぶのか?どのような養成施設があるのか?これからマッサージ師を目指している方など、少しでも参考になるようご紹介していきたいと思います。

マッサージ師(あん摩マッサージ指圧師)になるにはどんな免許が必要?

あん摩マッサージ指圧師 養成施設

マッサージ師の正式な呼び方は、あん摩マッサージ指圧師といいます。治療院や整形外科などの病院、リラクゼーションなど幅広い施設で活躍する技術士で、医者以外で疾病治療が許されている有資格です。

免許 あん摩マッサージ指圧師

あん摩マッサージ指圧師になるためには、厚生労働大臣の国家免許となる「あん摩マッサージ指圧師免許」が必要になります。

この国家資格を取らずに身体に触れ、治療目的で施術をすると法律違反になってしまいますので、しっかりと学び、試験を受けて「あん摩マッサージ指圧師免許」を取得しなければなりません。

最近よく見かけるマッサージをしてくれるお店では、スタッフが有資格者とは限らず、資格を持たずに施術を行う場合もあるようです。

その場合、「もみほぐし」などと言い方を変えてお店を出しているという方もいます。有資格者になれば、そういった問題もなく開業をすることが可能です。

受験資格 養成機関で3年以上の勉強

「あん摩マッサージ指圧師免許」は誰もが簡単に取得できる訳ではなく、まずは受験資格を得なければなりません。

この受験資格というのは、高校卒業後に、文部科学大臣もしくは厚生労働大臣認定の学校・養成施設(大学・短大・専門学校など)で3年から4年終業することで受験資格を得ることができます。

マッサージ師(あん摩マッサージ指圧師)になるための勉強とは? 要請施設で学ぶこと

あん摩マッサージ指圧師 養成施設

人の身体に触れ、全身の治療やケアをするためには身体への理解、そして技術がとても大切になってきます。身体的不調の治療を施すためにはしっかりと知識をつけ、病気で苦しむ方には何が必要なのかを学ばなくてはなりません。

座学 解剖学や生理学

あん摩マッサージ指圧師養成施設では身体に関する基礎分野、専門基礎分野、専門分野に分かれたカリキュラム。そして臨床実技も含め3年間かけて学んでいきます。

【専門基礎分野】
・「科学的思考の基盤人間と生活」
こちらは1年目に心理学や栄養学、生物学などの科目を学び、知識や技術を深めていきます。

【専門基礎分野】
こちらでは生理学、解剖学などを学び基礎知識を更に深めていきます。

・「人体の構造と機能」
人体の構造と機能及び心身の発達について学びます。

・「疾病の成り立ちとその予防及び回復の促進」
健康及び疾病で、その成り立ちと予防。そして回復過程に至る知識を身につけます。

・「保健医療福祉とあん摩マッサージ指圧の概念」
保健医療福祉制度の中におけるあん摩マッサージ指圧師の位置付け、職業倫理を学びます。

【専門分野】
こちらは専門的で、応用的なこと、施術に必要な知識と技術を学んでいきます。

・「基礎あん摩マッサージ指圧学」
施術の枠組みと理論、あん摩マッサージ指圧の施術ができるようになる基礎的能力をつけていきます。

・「臨床あん摩マッサージ指圧学」
あん摩マッサージ指圧の施術に必要な知識、技術を身につけます。

・「社会あん摩マッサージ指圧学」
あん摩マッサージ指圧師の果たすべき役割を学びます。

実技 臨床実習

臨床実習では、観察力、分析力を養って患者様に合った適切な施術ができる能力を育てていきます。「問診」「検査」「診療録の書き方」を学び、「指圧」そして患者様との接し方まで学んでいきます。

実際に患者様に接することで、施術に必要な知識以外にも学ぶことが増えるでしょう。

国家試験対策 模擬試験など

学校に通って学んでいる間に、国家試験対策として模擬試験を受けることもできます、
個人での受付はしていないので、在学している学校で申し込みをすることで参加することができます。

すでに卒業してしまっている方は出身校に相談して申し込みをしましょう。

マッサージ師(あん摩マッサージ指圧師)の勉強はどこでできる? 全国の養成施設

あん摩マッサージ指圧師 養成施設

あん摩マッサージ師になるために通う専門学校を地域別に分けてご紹介します。

【東京】

・東洋鍼灸専門学校(鍼灸あん摩マッサージ指圧科)
手に目をつけろ!「はり」「きゅう」「あん摩」をトータルでマスター

・東京衛生学園専門学校(東洋医療総合学科1部・昼間部・3年制、東洋医療総合学科2部・夜間・3年制)
実技重視のカリキュラムで、鍼灸マッサージに必要な「基礎力」を徹底的に身につける。

・長生学園(昼間部・夜間部)
医療・スポーツ・美容等、幅広い分野で活躍!国家資格マッサージ師を目指す

・日本指圧専門学校(指圧科・昼間部・夜間部)
『日本で唯一の指圧専門校』で身体の痛み・心の疲れを癒す指圧師を目指そう!

・東京医療福祉専門学校(はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧科)
鍼灸整骨院の先生やスポーツトレーナーになる!1950年開校の伝統校があなたをサポート

・国際鍼灸専門学校(本科・はり・きゅう・あん摩マッサージ指)
創立60年の伝統校。社会のニーズにかなう技術を提供できる東洋医学のプロを育成

・東京医療専門学校(鍼灸マッサージ科)
医療・スポーツ・福祉・美容など多彩な分野で活躍できる医療人に!

【神奈川】

・神奈川衛生学園専門学校(東洋医療総合学科)
確かな知識・技術・資格を持った「心ある、そして考える医療人」を育てる

・呉竹鍼灸柔整専門学校(鍼灸マッサージ科)
創立90年以上の伝統校。全国屈指の高さを誇る国家試験合格率を維持し続けています

・湘南医療福祉専門学校(東洋療法本科)
社会貢献に繋がる医療国家資格を目指す!人を笑顔へ導くスペシャリストに!

【埼玉】
・呉竹医療専門学校(鍼灸マッサージ科Ⅰ部)
あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、スポーツトレーナーなど多彩な分野で一生活躍!

【京都】

・京都府立視力障害者福祉センター(あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう科、あん摩マッサージ指圧科)

・京都仏眼鍼灸理療専門学校(本科・あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう過程、選科・あん摩マッサージ指圧過程)
「人を癒せるのは人」。本物の医療人となるための本気のサポートを行います

【愛知】

・中和医療専門学校(あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう科)
伝統ある本校で、あん摩マッサージ指圧師やはり師、きゅう師、柔道整復師をめざそう!

【静岡】

・東海医療学園専門学校(鍼灸マッサージ科・昼間部)
健康づくりに貢献する、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師。スポーツトレーナーも育成

【大阪】

・関西医療学園専門学校(東洋医療学科)
「笑顔をつなぐ技術」で理学療法士・柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師へ

・大阪行岡医療専門学校長柄校(東洋医療学科)
歴史ある行岡で学び、鍼灸師、柔道整復師、放射線技師、臨床検査技師へ

【宮城】

・赤門鍼灸柔整専門学校(鍼灸指圧科)
全国有数のあん摩マッサージ指圧師養成校。東洋医学を学び心身を癒すプロを目指します

【北海道】

・自立支援局函館視力障害センター(あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう科)

【福岡】

・自立支援局福岡視力障害センター(あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう科)

【香川】

・四国医療専門学校(鍼灸マッサージ学科)
患者・スポーツ選手を医療で支える。伝統&現代医学の学科を備えた総合医療専門学校

21件の専門学校をご紹介しました。学校によって組まれているカリキュラムや、学費などが違ってくるので、検索サイトなどから学校のパンフレットなどを請求して、しっかり自分の条件に見合った学校を見つけましょう!

働きながら通うなら 夜間過程を探してみよう

あん摩マッサージ指圧師 養成施設

昼間に仕事をしている方は、仕事が終わった後に通学する夜間過程で学ぶことも一つの手段です。昼間の過程に比べて夜間過程は学費が安く設定されている学校が多くみられます。

高校を卒業した方から社会人まで、通う方の年齢層はとても幅広くなっています。

昼間過程と同じように、基礎分野、専門基礎分野、専門分野、3年次には「臨床実習」もしっかりと行い、実際の現場で役立つよう臨床力も身につけます。

仕事をしながら夜間の勉強をするのは大変な面もあることでしょうが、クラスメイトは同じように昼間は働いてる方なので、助け合いながら知識を学び充実した学校生活を送れることでしょう。

マッサージ師(あん摩マッサージ指圧師)になるためには専門知識と実技が不可欠!

東洋医学に基づいて行う施術で患者様の身体を、それぞれの手技で改善へ導くあん摩マッサージ師ですが、これは視覚障碍者の方も健常者と同様に知識や技術を一緒に学び、あん摩マッサージ師として職についている方も多くいます。

あん摩マッサージ師は患者様の健康を預かる立場で、医師と並ぶ医業なのです。万が一、間違った施術をしてしまったら患者様の体調が良くなるのではなく、悪くなってしまうことにもなりかねません。

しっかりと専門知識を学び、技術を身につけることが重要です。

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