パーソナルトレーナーになるには資格が必要? 資格を取得するメリットとは|おすすめ資格6選

パーソナルトレーナーは、ひとりのトレーナーがひとりのお客様に対してトレーニングやエクササイズ、食事の指導などをおこなう職業です。この仕事に就くには、解剖学や運動生理学、栄養学など幅広い知識を保有していなければなりません。

今回は、パーソナルトレーナーを志している方のために、パーソナルトレーナーに資格が必要な理由と、おすすめの資格6つをご紹介します。

パーソナルトレーナーになるには資格が必要なの?


職業のなかには、国家資格がないと仕事ができないものもあります。パーソナルトレーナーを目指している方にとって、この仕事に就くために資格が必要となるかは気になるところでしょう。

ここでは、パーソナルトレーナーになるための資格をご紹介します。

パーソナルトレーナーとして働くために必須の資格はナシ!

結論からいうと、パーソナルトレーナーとして働くために必要となる資格はないので、資格を保有していなくても仕事をすることは可能です。

しかし、パーソナルトレーナーの民間資格はいくつもあるので、パーソナルトレーナーとして活躍されたい方は民間資格を取得しておくことをおすすめします。

ナゼおすすめ? 資格を取得する2つのメリット

■レンタルした施設にて撮影を行っていおります。

資格がなくても働けるパーソナルトレーナー。ここでは、なぜ資格を取得しておくことがおすすめなのかをくわしくご紹介します。

1. 就職・転職の場面で有利になる|フリーや業務委託でも

パーソナルジムによっては、資格取得を必須としているところも多いです。資格があればじゅうぶんな知識があり、即戦力として働けることを証明できるので、就職や転職する際に有利となります。

また、パーソナルトレーナーを選ぶときに経歴だけでなく、資格を重視するお客様も多いです。そのため、フリーや業務委託で働く場合も、お客様から信頼を得やすいというメリットがあります。

2. 確かな知識と技術が身につく|ニーズに合った実践的なプログラムの作成

パーソナルトレーナーは、ただ知っている知識を教えるだけでなく、顧客の希望やニーズ、運動能力などを考慮して、科学的根拠にもとづき、実践的なプログラムを作成しなくてはいけません。

資格取得するために学べば、パーソナルトレーナーに必要な知識と技術を身につけられるでしょう。

パーソナルトレーナーの仕事を探すならこちら

パーソナルトレーナーを目指す方におすすめの資格6選を紹介


パーソナルトレーナーの民間資格を取得する際は、知名度がある資格を選んだほうがメリットは多いです。

ここでは、パーソナルトレーナーを目指す方におすすめしたい資格6つと、それぞれの資格認定条件と認定試験概要をご紹介します。

1. NSCA JAPAN|NSCA-CPT

幅広い対象者に、トレーニング指導をおこなえる専門的能力がある人材を認定する資格です。トレーニング指導技術のほかに、医学的、さらには運動生理学的な専門知識が求められます。

資格認定条件

NSCA-CPTの資格認定条件は、次のとおりです。
・NSCAおよびNSCAジャパンの規定と方針に同意する
・満18歳以上であり、なおかつNSCAジャパン会員である
・高等学校を卒業済みか、もしくは高等学校卒業程度認定試験に合格している
・CPR/AEDの認定者である
・NSCA-CPT認定試験に合格している

認定試験概要

試験時間は3時間で、3つのうちから正しい解答を選ぶ3択式です。筆記試験ではなく、コンピューターを使った試験となります。

受験料:4万6,000円(税込み)

2. NSCA JAPAN|NSCA-CSCS

安全性と効果の高いトレーニングプログラムを計画と実行できる知識と、技術がある人材を認定する資格です。栄養学やドーピング、生活習慣についての知識も必要となります。

資格認定条件

NSCA-CSCSの資格認定条件は、次のとおりです。
・NSCAジャパン会員である
・学位を取得している、もしくは高度専門士の称号を保持している
・CPR/AEDの認定者
・CSCS認定試験 基礎科学セクションに合格している
・CSCS認定試験 実践/応用セクションに合格している

認定試験概要

3つのうちから正しい解答を選ぶ3択式で、筆記試験ではなくコンピューターを使った試験となります。基礎科学セクション(1時間30分)と実践/応用セクション(2時間30分)の2部にわかれており、試験時間は計4時間です。

受験料:5万,200円(税込み)

3. NESTA JAPAN(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)|NESTA PFT

業界屈指の信頼性と国際的な知名度がある認定試験で、世界80カ国に取得者がいます。国内大手のフィットネスクラブも信頼を置いている認定試験で、就職にも有利です。

受験要件

NESTA PFTの受験要件は、次のとおりです。
・NESTA JAPAN(もしくは医学映像教育センター)よりPFTのテキストを購入している
・CPR・AEDの技能を習得し定期的にトレーニングをおこなっている
・日本国籍もしくは日本での就労可能な在留資格がある
・満18歳以上
・高等学校を卒業しているか高等学校卒業程度認定試験に合格している、もしくはNESTAが認定する教育カリキュラムを修了している

認定試験概要

事前講習を8時間受講し、試験会場で2時間30分の試験を受けます。事前講習と試験に必要な費用は、次のとおりです。

教材費(事務手数料・送料):1万3,600円(税込み)
事前講習受講料:1万5,000円(税込み)
認定試験受験料:7,500円(税込み)
受験・資格登録手数料:3万6,400円(税込み)
合計:7万2,500円(税込み)

4. JATI(日本トレーニング指導者協会)|JATI-ATI

アスリートだけでなく健康と体力増進を目指す一般の方に、科学的手法にもとづいた指導ができる人材を認定する資格です。

日本の認定試験ですが認定者・会員は海外にもおり、2021年3月現在で取得者は約6,500名。JATI-ATIの取得したあとに、上級トレーニング指導者、もしくは特別上級トレーニング指導者を取得できます。

資格取得の流れ

資格取得の流れは、次のとおりです。

1.JATI-ATIの個人正会員になる
手続きは下記のURLから可能です。
https://jati.jp/admission/initiate.html
2.養成講習会と自己学習課題の提出
4日間の養成講習会を受講し、自己学習課題を提出することで受験資格を取得できます。

3.認定試験を受ける
一般項目と専門項目の両方に合格すると、認定資格が授与されます。

認定試験概要

試験内容はそれぞれ4つのなかから正しい解答を選ぶマークシート方式で、一般科目(90問・90分)、専門科目(90問・90分)です。タイムスケジュールは試験会場で異なるので、事前に確認するようにしましょう。

受験料:3万3,000円(税込み)

2科目のどちらかが不合格になった場合は、不合格になった科目だけ再受験することが可能です。

5. JHCA(日本ホリスティックコンディショニング協会)|JHCA-FC

マンツーマンの基本運動指導と機能的な実践指導をする能力があり、コンディショニングとトレーニングのブログラムを作成できる人材を認定する資格です。

認定試験に合格してJHCA-FCを取得すると、JHCAが提携している日本国内の大手フィットネスクラブで仕事に就くことができ、就職先の店舗を紹介してもらえます。

受験資格

JHCA-FCの受験資格は、次のとおりです。
・JHCA会員になっている
・JHCAが主催する8日間で全4カリキュラムの「JHCAパーソナルトレーナー養成講習会」を受講修了している
※受講終了していれば実技試験内の「鍛錬度チェック」が免除になります。
・JHCA賛助会員「認定校」の体育大学また専門学校の在校生は、「鍛錬度チェック」で協会が設定する基準重量をクリアする

認定試験概要

認定試験は60分の筆記試験と実技試験がおこなわれます。それぞれの試験内容は、次のとおりです。
・筆記試験:レジスタンストレーニング、ストレッチ、バランスボールエクササイズに関する基礎理論、機能解剖学に基づくエクササイズの基礎理論、エクササイズプログラミング
・実技試験:基本的なレジスタンストレーニングでのトレーニングフォームチェック

・受験料:1万6,500円(税込み)

6. JSPO(日本スポーツ協会)|JSPO-AT

安全性と安心性を確保して、パフォーマンスの回復や向上をサポートできる人材を認定する資格です。

JSPO-ATは、以下4つに関する知識が必要です。
・スポーツをする際の外傷と障がいの予防
・コンディショニングやリコンディショニング
・安全性と健康管理
・ケガをした人を医療資格者へ引き継ぐまでの救急対応

受講条件

JSPO-ATの受講条件は、次のとおりです。
・受講する年の4月1日現在で満20歳以上である
・JSPO、JSPO加盟団体、JSPOが認める国内統轄競技団体から推薦されていて、なおかつ受講者選考基準を満たしている
・受講有効期間内に講習の全日程に参加できる
・インターネットサービス「指導者マイページ」から申し込みができる

検定概要

共通科目と専門科目を受講し、自宅学習をおこないます。それぞれの詳細は、次のとおりです。

・共通科目
150時間(講習・自宅学習)
日本スポーツ協会公認スポーツ指導者に必要な人間力と医学および科学的知識、現場と環境に応じたコーチングの知識
・専門科目
600時間(講習会・自宅学習)

・受講料
共通科目:2万2,000円(税込み)、リファレンスブック代別途3,300円(税込み)
専門科目:6万6,000円(テキスト代・税込み)

共通科目受講後に課題レポートを提出し、専門科目受講終了後に検定試験を受けます。

自分に合った資格を選んで取得を目指そう!


パーソナルトレーナーになるための資格はいくつもありますが、それぞれ費用と取得までのプログラムやスケジュールが異なります。資格によっては就職先を紹介してもらえるところもあるので、就職する際のメリットも考慮して資格を選ぶようにしましょう。

試験の申し込み期間は限られているのでパーソナルトレーナーを目指している方は、試験を受けるチャンスを逃さないように、勉強と並行して試験の準備をしておくのがおすすめです。

引用元サイト
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 資格取得のメリット
https://www.nesta-gfj.com/pft/merit.html
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 NESTA PFT認定
https://www.nesta-gfj.com/pft/
NSCAジャパン NSCA認定資格とは
https://www.nsca-japan.or.jp/exam/certification/
日本トレーニング指導者協会 JATI認定トレーニング指導者資格の取得方法
https://jati.jp/license/acquisition.html
JHCA
https://www.j-holistic.org/page502238.html
JSPO
https://www.japan-sports.or.jp/coach/tabid63.html

※1 美容・ヘルスケアの求人・転職サイト20社を対象に、全国の20~50代の男女(業界従事者)1,015名に行ったサイト比較イメージ調査より2021年9月14日~16日 インターネット調査 ゼネラルリサーチ)

この記事が気に入ったら
いいね!してね

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事