業界初の複合型シェアサロン！ 多様な働き方を支援する次世代サロン『Qnoir』の魅力に迫る
2019年10月1日にオープンした複合型シェアサロン『Qnoir（クノア）』。外苑前駅から徒歩2分という好立地にあるサロンにはさまざまな設備が整っており、美容師をはじめとする美容系の技術者からバレエ講師、イタリア語の先生、カメラマンまで幅広いプロが活躍しています。そんな『Qnoir』が、働き手とお客さま双方から支持を得ている背景には、スキルを共有できる働き手にやさしい環境作りや予約時の負担を大幅に減らすアプリの導入などがありました。
今回は取締役の角田千佳さんと、美容師兼サロンマネージャーの村藤利菜さんにインタビュー。前編では次世代シェアサロンの魅力に迫ります。
お客さまを中心に、周りにいるすべての人が笑顔になるコミュニティを目指す
取締役の角田さん
————まずは『Qnoir』の最大の魅力について教えてください。
角田さん「美容系の技術者をはじめ、さまざまなプロが活躍するコミュニティができていることです。従来のシェアサロンはフリーランスの美容師向けに作られた環境といったように、ひとつの職種のためだけに設備を整えていることがほとんどでした。一方『Qnoir』では美容室スペース、ベッドを設置している個室、スタジオまでを完備しており幅広いスキルを持ったプロが活躍できる体制が整っています」
————「コミュニティができていること」は、なぜ強みになるのでしょうか？
角田さん「コミュニティを作るメリットは大きく２つあります。1つ目が、プロ間で良好な関係を築きやすいことです。それぞれが異なるサービスを提供しているので、『Qnoir』で働いている美容師が施術中に、隣のブースのネイリストをおすすめするなどプロがお互いを紹介し合うとてもよい循環が生まれ始めています」
村藤さん「ちなみに他のプロをおすすめして、実際にお客さまがそのサービスを受けた時は、紹介したプロに紹介料が支払われる仕組みを整えているので好評です。お客さまを中心として、周りにいるすべての人が笑顔になる環境を目指しています」
隙間時間に、お得に自分を磨ける環境
————２つ目のメリットについて教えてください。
角田さん「２つ目は近くに美容のプロがいるため、自分自身もきれいになれることです。これは職場選びの際に、思いのほか見落とされているポイントだと思います。フリーランスの方はある程度は自由に予定を作ることができますが、働く時間を削り自分のケアに回すことはそう簡単ではありません」
村藤さん「『Qnoir』では施設内で他のプロのサービスを受けることができるので、隙間時間に自分を磨けるのは大きなメリットです。ヨガの先生やエステティシャンから体のメンテナンス方法を教えてもらえたり、アイリストにまつ毛エクステをお願いできたりなど、良質な技術を身近で手に入れることができます。
また登録いただいたプロの方々には、ご利用プランによって毎月ポイントを付与しているので、それを使ってお得にサービスを受けられることもよろこばれています」
スピーディーな予約システムでお客さまの負担を減らす
サロンマネージャーの村藤さん
————それでは、サービスを受けるお客さまにはどのような利点がありますか？
角田さん「さまざまなサービスを受けられることはもちろん、スピーディーに予約から決済までができることも大きな魅力です。予約までの流れは、まずお客さまに『Qnoir』のアプリをインストールしていただきます。
次に施術を受けたいプロのページを開きメニューをタップすると、そのプロのスケジュールがカレンダーに表示されます。そこで希望の日程を選びサロン内の好きな部屋を選択。最後に利用規約を確認して、クレジットカード決済もアプリ内で行い完了となります。
所要時間はおよそ１分ほどです。このように事前決済にすることで、無断直前のキャンセルを防ぐ効果があり、プロを守ることにもつながっていますね」
————村藤さんは実際に働かれているなかで、アプリを通しての予約管理をどのように感じていますか？
村藤さん「私たちの負担もかなり減るのでとても助かっています（笑）。一般的な美容室では電話予約が多く、美容師はサロンワークに追われていてなかなか電話を取ることができず、出た時には『いつまで待たせるのか』とお客さまが不機嫌になっていることもよくあります。このような場合、予約時点でマイナスな印象を与えているためリピートにつなげることが難しくなっていた印象があります。
今は便利なツールがたくさんありますから、積極的に取り入れることはとても大切だと思います」
美容関連業界の働き方改革の極意
関わるすべての人々に対してやさしい環境を提供している『Qnoir』。美容関連業界の働き方改革の極意をまとめると下記の3つでした。
１.多様なプロが集まることで、プロ同士が協力し合えるコミュニティを作る
２.サービスを提供する側も、他者の技術に触れて意識を高められる環境に
３.アプリを活用し、予約から決済までをスマート化
後編では、実際に登録しているプロの利用方法などに迫ります。
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