お客様が観たくなる動画を撮ろう! 知っておきたい動画撮影技術とコツまとめ

近年は、YouTubeやInstagramのストーリー機能など、手軽に動画を投稿できるようになってきました。美容動画も数多くあり、動画配信から人気が出た美容師の方も少なくないようです。髪の動きや美容師の手元のテクニックなどを観たいと思うお客様も多いのではないでしょうか。今回はそんなお客様が観たくなるような動画を撮るためには、どのような撮影技術や機材が必要なのかをご紹介します。

美容師が知っておきたい、お客様の観たい動画とは?

美容師として成功するためには、お客様が観たくなる美容動画を配信することも大切なことのひとつです。お客様は、どのような動画を観たいと思っているのでしょうか。実際に撮影する際には、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。ここでは、美容動画の配信で成功している美容師の方のインタビューをご紹介します。美容動画を撮るための参考にしてみてください。

 

お客様が観たくなる動画を撮ろう! 知っておきたい動画撮影技術とコツまとめ

YouTubeやInstagramなどで配信する美容動画の人気が出ると、それをきっかけに来店されるお客様も多くなり、美容師としての成功も手に入れられる可能性があります。そんな、お客様が観たくなるような美容動画を撮るには、どうすればよいのでしょうか。ここでは、動画撮影の技術やコツについてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

動画はどこに上げる? プラットフォームを選ぼう

動画配信といえばYouTubeやInstagramが有名ですが、美容室におすすめのプラットフォームもあります。美容室のための動画プラットフォームで、動画配信だけでなく、予約機能やお客様とのマッチングをしてくれるようなものもあるのです。

また、人気の美容サイトの運営する動画プラットフォームも視聴率が高く、魅力があります。せっかく動画配信するのですから、自分に合った使いやすいプラットフォームを見つけることも大切です。どれがよいかをよく検討して、選ぶといいでしょう。

何で撮影する? 撮影に必要なものを揃えよう

美容動画を撮影するにはカメラが必要ですが、高額なカメラを購入するなど、あまりにこだわりすぎると費用もかかってしまうので、ある程度のクオリティの動画が撮れる最低限の機材を揃えるのをおすすめします。実際、最近のスマートフォンはカメラ機能も充実しているので、特別な機材を購入しなくてもスマートフォンだけで十分に撮影が可能です。

少しこだわるなら、スマートフォンに後付けできるレンズを使って、一眼レフのように撮影することもできます。本格的なカメラほど高額でもないので、気軽に購入できるアイテムです。また、三脚や編集ソフト、完成したスタイルを撮影するための白バックなども用意しておくとよいでしょう。

誰に届けたい? ターゲット層を決めよう

動画を撮影する際には、どのようなお客様に観てほしいかを考えることも大切です。年齢、性別、職業などを具体的に考えて、ターゲット層を決めます。それに合わせて、使うプラットフォームも検討する必要があり、撮影に協力してもらうモデルに関しても、ターゲット層に近いモデルを選ぶのです。

例えば、ターゲット層が年配の方だった場合、モデルが若すぎると来店するのをためらってしまう可能性も。お客様は動画を観ながら、もしも自分が美容室に行った場合の疑似体験をする気持ちになることもあるので、少しでもお客様に近いモデルが効果的です。

伝えたいことは何? コンセプトやテーマを決めよう

動画を制作する目的には、とにかく再生回数を増やしたい、少しでも多くのお客様に美容室のことを知ってほしい、予約や問い合わせにつなげたいなど、さまざまなものがあります。しかし、ひとつの動画にそれらをすべて詰め込むことはおすすめできません。

ひとつの動画にはたくさんのコンセプトやテーマを詰め込みすぎると、なにを伝えたい動画なのか、お客様に伝わりにくくなります。また、美容室の雰囲気に合った動画に仕上げることも大切です。とにかくインパクトを強くしたいと、美容室のイメージとはかけ離れた動画を作ってしまっては、なにを伝えたいのかわからなくなってしまいます。

何分くらいがちょうどいい? 動画時間を考えよう

一般的に、ひとつの動画を気軽に観られるのは、2分~5分程度といわれています。あまりに長すぎると、途中で飽きて離脱してしまう、仕事の合間や移動中など、ちょっとした空き時間を使ってという観るというわけにもいかなくなるからです。

スマートフォンを手に取って、その動画にたどり着くまでの時間まで考慮すると、できれば2、3分程度を目安に制作することをおすすめします。ただ、利用するプラットフォームによっては、アップロードできる動画の長さが決まっていることもあるので、気をつけましょう。

お客様の心をつかむ冒頭を作ろう

お客様に動画を最後まで観ていただくには、冒頭で心をつかむことが大切です。動画の冒頭5秒がとくに重要。ここで、その動画を観つづけるか離脱するか判断されるので、まずは動画の内容がどのようなものかを提示します。いわゆる、起承転結の「結」の部分を5秒で簡潔に伝えるのです。

お客様は、その冒頭で自分の知りたい内容かどうかを判断するので、そこで心をつかんで観るための動機づけをします。ただ、内容説明や自己紹介といったありきたりなものだけでは、退屈してしまうこともあるので、ある程度のインパクトや動きなど、その動画の魅力を伝えるような映像も大切です。

撮影はポイントごとにおこなおう

撮影する際、長回しで全て撮影するといった方法をとると、あとから編集しにくくなります。プロでも長回しは難しいようです。それよりは、ポイントごとに切って撮影していくとよい映像が撮りやすくなります。

最近は、スマートフォンで手軽に編集できるアプリも多いので、それらを利用すると編集も簡単です。よく撮れた映像をつなぎ合わせて編集していくほうが、お客様も観やすくなり、テンポがよくなって離脱されにくくなるでしょう。

こまめに確認しつつ撮影しよう

撮影する際は、きちんと撮れているかをこまめに確認するのが失敗を防ぐコツです。うまく撮れていなかった場合、直近の撮影なら撮り直しもしやすいでしょう。しばらく時間がたってから気づいてしまうと、モデルの状態が変わるなどして、撮り直しが難しくなってしまうこともあります。

ただ、このとき確認しやすいからと自撮り用のインカメラで撮影するのはおすすめできません。画素数が落ちてしまい、荒い映像になってしまうので、スマートフォンの画面を鏡に映しながらアウトカメラでしっかり撮影してください。

テロップは簡潔に! わかりやすい説明を心がけよう

編集する際に、テロップを差し込む場合には、できるだけ簡潔にわかりやすい言葉を使うようにしてください。あくまでもメインは動画なので、丹念に読まなければ分からないようなテロップだと、肝心の動画が頭に入ってこなくなってしまいます。

動画を一時停止しなければ読めないようなテロップも、もちろんNGです。視界に飛び込んできた言葉のまま、すんなり頭に入ってくるように、分かりやすい言葉で簡潔な文章を心がけてください。

定期的な更新でお客様の知りたい情報を伝えよう

美容動画で成功するには、やはり定期的な更新は大切です。どの程度かは、利用するプラットフォームで異なります。タイムラインですぐに流れてしまうようなInstagramやTwitterでは、それなりに更新していかないと、忘れられてしまう可能性も。ただ、これらのように気軽に更新できるようなSNSなら、それほど作り込んだ動画でなくてもよいでしょう。

お客様でどのようなことを知りたいのかを調べるのも大切です。来店されたお客様に聞いてみるのもよいですし、インターネットで調べてみるのもよいでしょう。お客様が知りたい情報の動画を、適度に更新していくようにしてください。

お客様に喜んでもらえる動画を撮影しよう!

動画は、最近注目されている集客方法のひとつです。動画を使って集客するためにも、やはりお客様に喜んでもらえるような動画を撮影・制作することをおすすめします。また、ターゲット層、コンセプト、利用する媒体などをしっかりと検討したうえで、お客様が知りたい情報にポイントを絞った動画を作るように心がけてくださいね。

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