モデルハントを成功させたい! 美容師がモデルハントする方法とポイントまとめ

モデルハントとはモデル探しのことですが、これは美容師の大切なお仕事のひとつです。モデルは練習用、コンテスト用、撮影用に必要ですが、サロンによってはモデルを100人も探さなければならないところもあり、負担に感じている美容師も少なくありません。この記事では、モデルハントがうまくいかないで悩んでいる美容師のために、役立つ情報をご紹介します。

どうすればうまくいくの? モデルハントのコツを聞こう!

日本はほかの国に比べて治安がよいといわれていますが、警戒して知らない人とは会話をしないようにしている人も多いです。そのなかで、モデルハントをすることは簡単ではありません。回数を重ねるうちに慣れてくると上達しますが、モデルハントのポイントを知っているのと知らないのとでは、成功率もかなり違ってきます。モデルハントのことは、実際にモデルハントをしたことがある人に話を聞くのが一番です。経験豊かな先輩美容師にモデルハントのコツを聞いてみましょう。

 

みんなどんな風に探してる? モデルさんを見つける方法を紹介!

会話が苦手な人やもともと人見知りの人にとっては、お仕事といえどもモデルハントはかなりハードルが高いのではないでしょうか。だからといって、おどおどしていたら怪しまれて話を聞いてもらえないので、モデルハントをする前にしっかりと準備をしておくことが大切です。ここでは、理想に合ったモデルを見つける方法をご紹介します。

街で声を掛ける前に身だしなみをチェック

見知らぬ人に声を掛けられれば、ほとんどの人は警戒してしまいますよね。警戒されないためにも、まずは好印象をもってもらえる身だしなみを心掛けましょう。ポイントとしては、「清潔感があること」が重要です。汚れが目立つもの、古いボロボロのTシャツ、シワだらけの衣類はNG。さらに、梅雨の時期や夏は生乾きや汗の匂いに注意してください。

また、ファッションの好みは個人差があるので、自分のこだわりを主張するよりも、万人受けする服装のほうが無難です。そして、自分が美容師として働いていることを証明するために、名刺やチラシも忘れずに持っていきましょう。

街で声を掛けるときにはターゲットを絞ろう

街頭で無差別に声を掛けていると、なにかの勧誘かと思われて足を止めてくれない人が多いかもしれません。最低限話を聞いてもらうためには、本当にモデルとして来てほしい人やカットモデルに来てくれそうな人にターゲットを絞って声を掛けることが大切です。

コンテスト用や撮影用のモデルなら条件をいくつか決めておき、カットモデルならやってみたい髪型より1~2cm長い人、カラーモデルなら髪の根元が1~2cm伸びている人がよいでしょう。また、明らかに急いでいる人は難しいので、ゆっくり歩いている人やウィンドウショッピングを楽しんでいる人などが話し掛けやすいです。

名刺やチラシを普段から持ち歩こう

あまりにもモデルハントがうまくいかないと、誰でもいいという考えが頭をよぎることもあるでしょう。しかし、モデルの顔立ちや髪質でヘアスタイルの仕上がりやお店のイメージが左右されるので、コンテスト用や撮影用のモデルハントでの妥協はよくありません。

限られた時間のなかで一生懸命モデルを探すより、普段から周りを意識してイメージに合う人を見つけたら声を掛けるようにしたほうが、理想に合ったモデルは見つけやすいです。気に入ったモデルが見つかったら、いつでも声を掛けられるように名刺とチラシは携帯しておきましょう。

お店のHPやブログで募集する

サロンのホームページやブログがあるのであれば、そこで募集する方法もあります。無料でカットしてもらえるカットモデルはお客様にとってもメリットがあるので、試してみたいみたいと思う方は意外と多いです。

街で声をかけてくるモデルハントは警戒させてしまうこともありますが、ホームページやブログならお店の情報やスタッフの顔写真などが載っているところも多いので、お客様に安心感を与えられるメリットがあります。ホームページやブログに掲載する際は、カットする開始時間や料金、年齢や髪の長さなどの条件、練習用や撮影用などの目的を明確に掲載しておきましょう。

SNSやアプリを利用して募集する

SNSで不特定多数の人に情報を拡散し、モデルを募集することもできます。TwitterやInstagram などのフォロワー数がすでに多いのであれば、ホームページよりもSNSのほうがモデル募集の情報を見てもらえる確率が高いです。

また、サロンとモデルを繋ぐアプリを利用することもできます。こちらは、モデルを希望する人と繋がることができるのでSNSよりも確実にモデルとコンタクトをとることができるでしょう。アプリによっては登録されているモデルは厳選した人のみで、そのなかから条件検索でモデルが選ぶことが可能なものもあります。謝礼金は必要ですが、アプリを活用すれば自宅やサロンにいながら、理想に合った質の高いモデルを、時間を掛けずに見つけられるでしょう。

お客様に紹介してもらう

モデルを依頼して断られる理由のひとつに、「技術力がわからない美容師にカットやカラーリングをして欲しくない」というのもあります。だからといって美容師が自分で「技術には自信がありますからモデルをお願いします」といっても、信用してくれる人は少ないでしょう。

しかし、いつもご贔屓にしてくれているお客様であれば、サロンのよさや美容師の技術を認めてくれているわけですから、そのお客様からの依頼であれば引き受けてくれる可能性も高いです。お客様に紹介してもらったにも関わらず、モデルのイメージが違うからと断るのは失礼にあたるので、「年齢、髪の毛の長さ、イメージ」などを詳しく伝えておくことが大切です。

家族や友人に頼む

モデルハントがなかなかうまくいかない人にまず試してほしいのが、家族や親しい友人にモデルを頼む方法です。もともと信頼関係があって自分が美容師をしていることは承知していますから、モデルを探しているからやってほしいと一言頼むだけで済みます。気の知れた仲なので、撮影中に気軽に注文をいえるのもメリットです。

貴重な時間を割いてモデルをしてくれるのですから、感謝の気持ちはきちんと言葉で伝えましょう。家族や友人にモデルを依頼するだけでなく、ほかにもモデルを紹介してもらえることができれば自分の求めるモデルはさらに見つけやすくなります。

一度モデルになってくれた人に紹介を頼む

モデルを依頼した人にさらに頼みごとをする形にはなってしまいますが、一度モデルをしてくれた人にモデルを紹介してほしいと依頼することもできます。親しくなる人は共通の趣味を持っている人が多いですから、モデルをしてくれた方の友人ならファッションやおしゃれが好きで、似たようなタイプの人である可能性が高いです。

ただ、モデルになってくれたからといって、あくまでもお客様と美容師という関係であることに変わりはありません。モデルをしてくれた人に紹介を頼むのであれば、それまでにきちんと信頼関係を築いておくことが大切です。

いろいろな方法を使ってモデルさんを見つけよう!

モデルとの出会いはタイミングもありますから、できるだけいろいろな方法を活用したほうが見つけやすくなります。とくに、ホームページやSNSは仕事中や寝ている間にもモデル募集の宣伝をしてくれるのでぜひ使ってほしいツールです。今まではモデルハントがうまくいかなかった人も、今回ご紹介したコツを押さえてモデル探しを成功させてみてはいかがでしょうか。

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