まつエクサービスを導入! ネイルサロン『Delimai Nail』の心地よい時間を生む工夫
丁寧なカウンセリングにより、人気店に成長した『Delimai Nail』。お客さまから愛されている理由について、「ネイルもそれ以外の会話でも、こちらの考えを押し付けないようにしているからですね」と、オーナーのMaiさん。他にも『Delimai Nail』が厚い支持を集めている背景には、お客さまの負担を減らすまつエクサービスの導入や、距離感を縮める施術中の会話がありました。
今回は、オーナーのMaiさんにインタビュー。後編では、安定して成果を残すための極意に迫ります。
お客さまの時間と精神面の負担を減らす、まつエクサービスの導入
————ネイル以外に力を入れていることはありますか?
「2018年からまつエクのサービスも取り入れています。実は現在働いているアイリストは、もともと『Delimai Nail』のお客さまでした。2年ほど前、施術をしている時に『独立しようか悩んでいる』と、彼女から相談を受けました。ちょうどその頃は、まつエクに興味を持ち始めたタイミングだったので、『よかったら一緒にやりませんか?』と。当時のサロンが少し狭かったので移転してまつエクのブースを設置し、現在に至ります」
————なぜ、まつエクのサービスを導入したのでしょうか?
「理由はいくつかあって、まずは『お客さまのストレスを減らせる』と思ったからです。女性は、美容室の後にまつ毛エクステに向かうなど、休日にいくつかの美容系サロンを巡る方が多くいらっしゃいます。私もこれまでに同じような休日の過ごし方をしたことがあり、その時『時間に縛られて動くことはちょっと大変だな』と思いました。そこで『まつ毛エクステを併設すれば、負担を減らせるな』と。
他にも『お客さまに安心感を与えることができる』とも思いました。サロンには、『まつエクに興味があるけれど、よいサロンが分からない』という方もいらっしゃいます。そこで、私が『ウチはまつエクもやっていますよ』と伝えれば、『いつも担当してもらっているネイリストからの紹介なら大丈夫か』と安心するはずです。
またすぐ隣にブースがあるので、私がその方の好きなテイストをアイリストに伝えることもできます。お客さまは自分で理想を伝える必要がないので、『時間的にもメンタル面でもとても楽になるかな』と。
ちなみに、当初はエクステのみでしたが、現在は『次世代まつげパーマ』とも呼ばれるアイラッシュリフトのメニューも人気です! エクステが苦手な方や逆さまつげの方に、ご好評いただいております」
ネイリストは、気軽に心を開ける存在
————サロンの空気感は、どのような雰囲気ですか?
「サロンは常に明るいですね。私が、お客さまと2時間ほどずっと喋っていますから(笑)。話している内容は、旅行、恋愛、仕事など本当にいろいろです。多くの方が月に1回のペースでご来店してくださるので、私が『前回から今日までで、何かおもしろいことありました?』と聞くと、『ああこの前の話はこんな展開になりましたよ』と。
とくに恋愛話は、聞くたびに何かしら問題が起こっていますね(笑)。お客さまには、私の個人的な悩みを相談することも多いので『サロンに来ていただいて、私の相談にも乗ってもらって本当にありがたいな』と。
普段のサロンワークでは『友達よりも、たくさん話しているかもしれない』と、お客さまから言われることもあります。もしかしたら、ちょうどよい距離感にいるネイリストは気軽に心を開ける存在なのかもしれませんね」
メリハリのある「自分らしい暮らし」を
————最後に、これからの目標を教えてください。
「贅沢に聞こえるかもしれませんが、『自由に働きたいな』と思っています。少し前までは、年に6回ほど旅行に行っていました。内訳はだいたい、遠くの国に2ヵ国、近場に2ヵ国、国内2ヵ所ですね(笑)。また年越しに2週間ガッツリ休んだり、10日ほど休んでニューヨークやロサンゼルスに行ったりしたこともありました。
さすがに、昨年からは行けていませんけどね。オンオフがはっきりしている暮らしのほうが自分には向いているので、これからも自分らしく働いていきたいと思っています(笑)」
安定して成果を残すための極意
今後は眉毛のサービスを取り入れる予定だという『Delimai Nail』。安定して成果を残すための極意をまとめると、下記の3つでした。
1. まつエクサービスの導入で、お客さまの負担を減らす
2. 施術中は会話を楽しみ距離感を縮める
3. メリハリのある「自分らしい暮らし」を心掛ける
中目黒周辺への移転も視野に入れているという『Delimai Nail』。「もう少し広いスペースでの営業も考えているので、ちょっと個性的なフリーランスの方がいたら、ぜひ一緒に働きたいですね」と笑顔で答えてくれました。ワンポイントが効いたデザインに興味がある方、施術中の心地よい会話を味わってみたい方は、サロンに足を運んでみてはいかがでしょうか。
▽前編はこちら▽
「なんとなく」で終わらせない!『Delimai Nail』の理想を超えるネイルの作り方>>