サロンセラピストが働くときの服装はどんなものがいいの?ユニフォーム通販サイトも紹介!
どんな職業でも、業務にふさわしい服装というものがあります。サロンセラピストはとくに、服装ひとつで大きく印象が変わるため、服装に気を遣わないといけない職業といえるでしょう。
制服がある場合は制服を着用すれば問題ありませんが、自分で選んだ服装で仕事をしなければならない場合、どんな服装を選べばよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、サロンセラピストの仕事にはどんな服装がよいのかを解説します。また、サロン用のユニフォームを購入できる通販サイトも紹介しますので、業務中の服装に悩んでいるセラピストの方はもちろん、独立を検討されている方や、制服を採用したいと考えているサロンオーナーの方も、参考にしてみてください。
セラピストの服装の選び方のポイントは?
まず、セラピストの服装を選ぶ際にはどんな点に気をつければよいのか、選び方のポイントを見ていきましょう。
1.動きやすさ
セラピストの服装で重要な要素のひとつに、動きやすさがあります。袖や裾が長すぎたり、たっぷりと布を使ったボリュームのある服装では、機材や設備に引っ掛けてしまう恐れがあります。
とくにリラクやボディケア系サロンの場合、ケア中はセラピスト自身が大きく動くことも多いため、動きやすさを重視した服装がよいといえるでしょう。
2.清潔感
動きやすさと同じくらい大切なのが、清潔感がある服装を心がけることです。セラピストの仕事の多くはお客様に直接触れてケアすることが多いため、清潔であることはとても大切だといえるでしょう。
3.カジュアルすぎず華美すぎない
サロンセラピストは施術をおこなう技術職であると同時に、接客業でもあります。そのため、カジュアルすぎたり華美すぎたりする服装も、お客様の対応をするにはふさわしくありません。
サロンを訪れるお客様は美意識が高い人が多いため、Tシャツやジーンズ、スウェットなど、カジュアルすぎたりくたびれた印象を与える服装は、お客様からの信頼を損なうリスクがあります。
一方で、華美すぎるものは清潔感が損なわれ、動きづらいことも多いため、セラピストの服装には向いていません。
4.サロンの雰囲気やコンセプトとマッチしている
どんなに品よく清潔にまとまっていても、サロンの雰囲気と大きく異なっていては、かえって悪印象を与えてしまいかねません。雰囲気やコンセプトはサロンごとに異なるため、サロンにマッチしたものを選ぶようにしてください。
たとえば、ゴージャスで高級感を演出するサロンなら、黒や紫とゴールドを組み合わせるなど、大人っぽく豪奢な印象を与えるデザインがよいでしょう。タイ式マッサージやバリ式トリートメントなどのサロンなら、エキゾチックなデザインがマッチします。
セラピストの服装にはどんなものが選ばれているの?
セラピストにふさわしい服装の選び方のポイントについては、おわかりいただけたのではないでしょうか。ここからは、セラピストの服装として実際に選ばれているものの代表例を紹介します。
1.パンツスタイル
セラピストの定番ともいえる服装が、パンツスタイルです。ポロシャツやYシャツのような、オフィスカジュアルに近いトップスとパンツの組み合わせが多い傾向にあります。
パンツスタイルは動きやすく、さわやかで活動的な印象を与えつつ、清潔感もある服装です。とくにボディケア系やリラク系におすすめです。
2.ワンピース
パンツスタイルと同じくセラピストに多い服装に、ワンピースがあります。ワンピースは女性らしく華やかなイメージを与え、動きやすいながらシルエットが美しいのが特徴です。とくに美容系サロンのセラピストにおすすめといえるでしょう。
ただし、スカートが大きく翻るようなボリュームのあるものや、マキシ丈のような長いもの、リボンやレースが多用されたものは動きづらいため、スッキリとしたシルエットで膝丈ほどのタイトなものを選ぶようにしてください。
3.チュニック
通常のトップスよりも丈が長いチュニックも、サロンユニフォームとして人気の高い服装です。ゆったりとしたシルエットですがだらしない印象はなく、柔らかく落ち着いたイメージを与えます。また、動きやすさがあり、さまざまな素材のものがあるので清潔感も演出できます。
4.スクラブ
清潔感を何よりも重視するサロンであれば、医療現場でも使われるスクラブがおすすめです。
スクラブとは、スクラブ素材で作られたVネックの医療服で、丈夫で動きやすく、ゴシゴシ洗っても傷みにくく汚れが落ちやすいのが特徴です。ややカジュアルな印象を与えますが、カラーバリエーションが豊富で、比較的安価なため何着も揃えやすく、気軽に着替えられるという点でも、衛生を保ちやすいといえるでしょう。
5.エプロン
ここまで紹介した服装に加えて、エプロンを着用するサロンもあります。汚れてしまってもエプロンだけならすぐに取り替えられるため、ボディケアや美容系など、オイルや化粧品を多用し制服が汚れやすいサロンにとくにおすすめです。
エプロンは素材もデザインも非常にバリエーションが豊富なため、サロンの雰囲気に合わせたデザインや、撥水や静電気の帯電防止加工など、目的に合わせて選びやすい点も魅力です。
サロンユニフォームにおすすめ!制服通販サイトを紹介
最後に、サロン向けのユニフォームを販売している制服通販サイトを紹介します。
ビューティーガレージ
「ビューティーガレージ」は、プロ向けの商材販売や店舗設計、教育セミナーや保険などのさまざまな事業をおこなう、日本最大級の美容業界に特化した総合企業。機材や薬剤、コスメに加えて、エステやリラクサロン向けのユニフォームも販売しています。
チュニックやワンピースなどの形態はもちろん、デザインの雰囲気によるカテゴリ、吸汗速乾や防シワなどの加工ごとなど、目的に合わせた商品が見つけやすいよう検索できるようになっています。
シューズやスカーフ、ベルトなども取り揃えているため、全身のコーディネートを購入することが可能です。
ユニデポ エステ
「ユニデポ エステ」は、エステユニフォーム・サロン制服に特化した衣料通販サイト。ユニデポ エステの最大の特徴は、通販サイトながら実際の商品でサイズ・色・素材の確認をすることができる、無料サンプル貸出制度があることです。
合計10着以上を「ユニデポ エステ」から確実に購入するという条件こそあるものの、統一感や素材、実際の着心地などを確かめてから購入することができるため、複数の色・デザインで迷っている、といったケースで非常に役に立つでしょう。
いしまる
エステをはじめ、業務用のユニフォームに特化した通販サイトです。比較的リーズナブルなものが多く、かつ、法人向けの大口割引もあるため、法人化したサロンで大量のユニフォームがほしい、という場合にとくにおすすめです。
また、まとまった数を購入予定の場合に限りますが、ひとつ前で紹介した「ユニデポ エステ」と同じく無料サンプルの貸出もおこなっているため、実際に商品を見てから購入したい、という方にもおすすめです。
大阪に実店舗がありますが、「通販で取り扱っている商品は、店舗では在庫しておりません」と記載されているためご注意ください。ただし、各種制服の無料カタログが置いてありますので、一度訪れてみてもよいでしょう。
セラピストは服装も大切!清潔で動きやすい服装を選ぼう
服装は、サロンの雰囲気やセラピストの人柄をわかりやすくお客様に伝えられる要素のひとつ。
どんなに腕のいいセラピストでも、だらしない服装や動きを妨げるような服装をしてしまっては、施術の前にお客様からの信頼を損なってしまう恐れがあります。お客様に満足していただくためには、服装にも気をつけましょう。
セラピストの服装に大切なのは、清潔感と動きやすさ。今回の内容を参考に、セラピストにぴったりの服装を選んでみてください。