美容に取り組む姿勢や成果で周りに刺激を与えられる人になってほしい【nanuk SHIBUYA teppeiさん】#4

美容師を目指す学生、新天地を目指すスタイリストさんにとって、避けては通れない就職活動。採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!

今回は、“自分らしさを、楽しむ”をコンセプトに、独創的なNew Standardを追求する「nanuk 」にフォーカス!nanukは、渋谷・二子玉川・代官山に3店舗展開し、トレンドに合わせた提案力・ファッション性が強みの大注目のサロンです。そんなnanukの採用事情を、4回に分けてお届けします。

最終回となる今回は、採用後の育成や求める人物像についてお聞きします。

お話を伺ったのは…

nanuk SHIBUYA 副店長 teppeiさん

渋谷店副店長兼人気スタイリストとして現場に立ちながら、nanukのリクルートを牽引。

発信やビジュアルづくりも手がけ、サロンの“今”をアップデートし続けている。

インスタグラム

採ってよかったのは、練習量や姿勢で周囲に良い影響を与えてくれる人

――実際に採用してよかったと感じるのは、どんな人材ですか?

素直でやる気があり、それがきちんと行動に表れている人ですね。

――行動で示す、というのは具体的にどんな部分ですか?

美容に本気で向き合い、練習を重ねている人は成長も早いです。実際に努力を積み重ねて早くデビューした子がいて、まさに行動で示してくれました。

また、技術面だけでなく、お店への姿勢に関しても同じです。掃除を率先して行ってくれたり、店をよくするためのアイデアを出して動いてくれたり。そのように行動してくれる人はいいなと思います。

――周囲への影響も大きいのですね。

そうですね。現在入社4〜5年目のスタイリストの子たちは、アシスタント時代からお互い切磋琢磨しながら頑張っていて、その姿が後輩にもいい影響を与えていました。

スタイリストになってからも、後輩だけでなく先輩にも刺激を与える存在になっています。そういう姿を見ると、「この子たちを採ってよかったな」と感じますね。

技術の上手さ以上に、信頼関係が築けることが重要

――後輩だけでなく、先輩にまでいい影響を与えているのはすごいですね。

人間なので、周りが頑張っていれば自分も頑張ろうと思うし、逆もあると思います。

だからこそ、進んで努力する子がいると、先輩も「負けていられない」とよい刺激になります。年齢関係なく、いい緊張感の中で切磋琢磨できる関係性があるのは、私たちの良さです。

――反対に、ミスマッチだったと感じたケースはありますか?

これまでの事例でいうと、極端に不器用なケースですね。

不器用なこと自体は問題ではありません。ただ、レッスンがほとんど進まない、同じことを何度伝えても改善が見られない、といった状態が続くと、お互いに辛くなってしまいます。

また技術だけでなく、コミュニケーションが極端に苦手だったり、信頼関係を築くのが難しかったりするケースもあります。

僕たちの仕事は、お客様との信頼関係づくりが大切な仕事です。それ以前にスタッフ同士の信頼が崩れると、その影響はお客様にも出てしまう。だからこそ、信頼できるかどうかはとても大切にしています。

充実したレッスンと講習で、技術と人間力を磨く

店内講習の様子

――入社後のカリキュラムについて教えてください。

基本は、シャンプーからスタートし、カラー、パーマ、カットへと段階的に進むレッスンカリキュラムが週2回あります。さらに、月に1回ディレクターによる店内講習を実施し、アシスタント向けのカットコンテストやフォトコンテストなど、技術や感性を磨く機会も多く設けています。

――アシスタントのデビューに向けて、徹底して育成されているのですね。

そうですね。入社した瞬間から一緒に現場に立つので、「早くシャンプーに入れるようになろう」「次はカラーを任せられるようになろう」と、段階ごとに目標を設定しながら練習していきます。その積み重ねが、デビューまでずっと続きます。

――スタイリストになってからも勉強会はありますか?

あります。スタイリスト向けのカットレッスンを月1回実施し、テーマに沿ってそれぞれの考え方やアプローチを共有しています。

そのほかにもディレクターによる店内講習などがあり、デビュー後も学びの機会は多いです。

――採用担当者目線で、学生時代にやっておいたほうがいいことはありますか?

一番効果的だと思うのは、SNSにしっかり取り組むことですね。

ヘアや美容の情報を発信したり、自分なりに工夫して投稿したりと、美容師になることを意識した発信を続けること。そうした積み重ねが自然と周りとの差につながります。

ほかには、様々な経験をしておくことも大切です。

音楽やファッション、カルチャーに触れる、たくさん遊ぶ、海外に行くなど、会話の引き出しを増やしてほしいです。

――入社後に期待していることはありますか?

お店にいい循環を生み出してくれる存在になってほしいですね。

理想は、誰よりも努力し、その姿勢や成果で周囲に刺激を与えられる人。ただ何より大切なのは「元気・前向き・素直」です。

美容師は、ただ与えられた仕事をこなす職業ではなく、自分自身が商品になる仕事です。その自覚を持ち、自分に付加価値をつけようと努力してくれることを期待しています。

――最後に、nanukを志望している方へ、メッセージをお願いします。

nanukでは、本質的な美容師を育てることに本気で向き合っています。
レッスンや店内講習など、スタッフにしっかり時間をかける文化があり、それは他にはない強みだと思っています。

このエリアでお客さまに選ばれ続けるのは簡単なことではありません。そのために必要な技術力と人間力は、この環境に身を置けば必ず身につきます。

本気で美容師として成長したい、本質を磨きたいという人に来てもらえたら嬉しいですね。

nanukが求める人材の特徴まとめ

1.素直でやる気があり、行動で示せる人

2.周囲に良い影響が与えられる人

3.美容が本気で好きな人

取材・文/原田 菜月


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