エントリーシートは人生の足跡。注目しているポイントは?【PEEK-A-BOO 川島修身さん】#2
美容師を目指す学生、新天地を目指すスタイリストさんにとって、避けては通れない就職活動。採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!
今回は、日本トップクラスの技術力を持つ老舗サロン「PEEK-A-BOO」にフォーカス!PEEK-A-BOOは、特にカット技術に定評があり、多くの有名美容師を輩出しているサロンです。そんなPEEK-A-BOOの採用事情を、4回に分けてお届けします。
第2回目は、エントリーシート(履歴書)についてお聞きします。
お話を伺ったのは…
PEEK-A-BOO 代表取締役社長 川島修身さん
常務取締役就任以降、約15年にわたり採用に携わり、面接官も担当。
現在も週末はスタイリストとして現場に立ち、お客さまやスタッフと向き合い続けている。
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エントリーシートは“人となり”が表れるもの
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――履歴書には決まった形式はありますか?
PEEK-A-BOOでは履歴書をエントリーシートと呼んでいます。Webエントリー後に採用担当からフォームをお送りし、記入後にデータまたは郵送で提出していただく形です。
形式に指定はありませんが、9割ほどが手書きです。字がきれいだと印象に残りますし、丁寧に書こうとしている姿勢も伝わります。字の上手さだけで判断するわけではありませんが、その人らしさが表れる部分だと感じています。
また、面接当日は成績証明書を持参してもらい、出欠状況や実技の成績なども確認しながら総合的に評価しています。
――指定されたフォーマットがあるのですね。PEEK-A-BOOのエントリーシートと一般的な履歴書の違いは?
大きくは変わりませんが、就職フェアへの参加経験や店舗見学の有無など、PEEK-A-BOO独自の項目がいくつかあります。
書類だけでは判断せずに、会ってから判断する採用方針
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――書類による選考はありますか?
基本的にエントリーシートだけで不採用にすることはありません。必ず一度お会いして判断するようにしています。
書類はあくまでその人を知るための材料であり、実際に会って話をすることを大切にしています。
――印象に残るエントリーシートはどのようなもの?
しっかり内容が書かれているものは印象がいいですね。
逆に空欄が多かったり、簡単に書かれすぎているものはもったいないと感じます。
特別なことを書く必要はなく、自分がこれまでやってきたことを具体的に書いてもらえると、その後の面談や配属を考える際の参考にもなります。
成績証明書から見る努力と成長のポテンシャル

――履歴書や成績証明書は、どのような点を見ていますか?
履歴書は、その人のこれまでの歩みが表れるものです。学校生活や部活動で頑張ったこと、アルバイト経験などのバックボーンを見ることで、その人がどんな考えを持っているのか、何をモチベーションにしているのかが見えてきます。そうした情報は、入社後の配属や関わり方を考えるうえでも大きな参考になります。
一方、成績証明書は実技試験の代わりとして見ています。例えばワインディング(※)のように、最初はできなかったことでも練習を重ねることでできるようになる。その過程で身につく練習習慣や成功体験を持っているかどうかを重視しています。
そうした経験がある人は、サロンに入ってからも壁にぶつかったときに乗り越える力を持っていると感じています。
※パーマをかけるために、髪をロッドに均一に巻きつける美容技術のこと。
PEEK-A-BOOが評価するエントリーシートのポイント
1,人となりが伝わる内容を書く
2,空欄を作らず、具体的に書く
3,丁寧さや姿勢が伝わる書き方をする
取材・文/原田菜月
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