人格の大切さをしっかり考える2年間 鎌倉早見美容芸術専門学校

神奈川県の代表的な名所、鎌倉。風情ある街並みが魅力のこの土地で、70年以上もの間美容学生を育て、送り出してきたのが、鎌倉早見美容芸術専門学校です。駅から徒歩約1分という立地のよさも魅力であるこちらの学校では、一体どのような教育がされているのでしょうか?今回は『鎌倉早見』で学んでいるふたりの学生さんと、理事長の大田先生にその魅力や教育制度について語っていただきました。
後編の今回は、理事長の大田先生にお話を伺います。

“人格第一 技術これに次ぐ”

大田先生

――まずは、こちらの理念を教えてください。
「当校が設立された80年前に、初代校長、遠藤千之先生が打ち立てた“人格第一 技術これに次ぐ”を理念としています。これはどんな仕事においても大切な考え方だと思います。とにかく技術がある、仕事が速い、だけでは社会で通用しないものです。学園での生活を通じて、人格の大切さを少しでも学んでもらえたらと思います」

――美容業界で活躍するためには、どのような人格が必要でしょうか?
「こんな人間であるべき、という縛りを学校としては作っていません。1人ひとりのバックグラウンドを活かしながら、仕事をするうえで大切な“親切心“をそれぞれの方法で身につけてくれたらと思っています。ただ、縛りがないと言っても、ルールがゆるいわけではありませんよ。履修項目はしっかり決まっていますし、規則もあります。それを守ったうえで、自分のしたいことや言いたいことを決めていく自由があるのです」

鎌倉早見美容芸術専門学校

――こちらならではの教育制度やイベントがあれば教えてください。
「カリキュラム制であること、そしてイベントを毎月のように開催していることがポイントですね。正直に言うと、授業をこなしながらイベントも行うことは学生にとって厳しいことでしょう。しかしガリガリ勉強ばかりするよりも、イベントで校外へ出たり人と接したりすることで、人格の成長を促していけると思っています。協調性や何かをやりきる力を、イベントを通して身につけてほしいですね」

人として大きく前進する機会を与えたい

大田先生

――学生にとって、この学校はどんな場であってほしいと思われますか?
「なにごとも“やらされている”という考え方を、改める場であってほしいですね。勉強はどうしてもやらされている、と感じてしまいやすいものだと思います。そこで、“そうではない、自分で選んで今ここに学びに来ているんだ”と、考えてほしいんです。何ごとも自分の選択と責任の結果であることに、自力で気づいてほしいですね。不思議なことに、そうして一歩成長した学生は技術も人格もぐんぐん伸びて行くものなんですよ。社会人になる一歩手前、この学校での生活を通して、人として、そして技術者として、少しでも成長していって欲しいですね」

鎌倉早見美容芸術専門学校

――では最後に、こちらの魅力を教えてください。
「技術にしても規則にしても、あまり固めすぎていないのが当校の特徴です。実は、国家試験の合格率などは、正直に言ってどの学校が発表しているものも大差はなく、そのなかで具体的な差別化をすることは難しいと思います。しかし就職後、本当に必要となる心構えについてまで深く考えている学校は少ないでしょう。臨機応変であることがサロンの仕事を目指す学生にとって何よりも大切。その柔軟な考え方が身につくように導くことが、私たちの学校の理念であり一番の魅力なのです」

自由で明るくも、どことなく落ち着いた雰囲気が心地よい鎌倉早見美容芸術専門学校。ここでは自分の力で考え、物事を選択する力が身につくようです。
人格と技術、ともに磨きたい方は、ぜひこちらの学校を検討してみてはいかがでしょうか?

School Data

鎌倉早見美容芸術専門学校

〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1丁目2−16
0467-22-3340
http://www.hayami.ac.jp/

歴史がありつつも、自由で柔軟な校風 鎌倉早見美容芸術専門学校>>

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