美容師が復帰するには?ブランク明けの仕事探しのポイント

“女性の美容師の場合、結婚や出産をきっかけに、容師を辞めて子どもの手がかからなくなってから復帰したいとか、単純に一度辞めていた美容師の仕事に復帰したくなることもあるでしょう。

そのように、美容師がブランクから復帰する場合に働くサロンはどのように探せばいいのか、希望する条件や以前に辞めた理由を面接でどう伝えればいいかなどのポイントをまとめます。これから美容師に復帰したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

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ブランク明けに勤務するヘアサロンの探し方は?

美容師がブランク明けに働くサロンを探す時は、まず「ブランクOK」という条件の求人情報を探しましょう。ブランクOKと書かれていないサロンでも就職できる可能性はありますが、やはり、OKと明記されている方が就職できる確率が高くなります。

これ以外の探し方は「以前、美容師を辞めた理由」によってさまざまです。たとえば「シャンプーの手荒れがひどくて辞めた」という場合、オーガニックのシャンプーなどを使っている店舗を選ぶのがいいでしょう。オーガニックでも手荒れがゼロにはなりませんが、普通のシャンプーよりは皮膚にやさしい可能性があります。

また、オーガニックのシャンプーを使っていなくても、「体質的にシャンプーが厳しいなら、相談に応じてくれる」という店舗もあります。サロンオーナーが積極的にブログで発信することも多い時代なので、そうしたブログでオーナーの採用方針を見れば「肌質の問題でシャンプーができない人に対しては配慮します」などの内容が書かれていることもあります。

実際、美容師にとっても「やる気のあった良い後輩が、肌質のせいでドクターストップがかかり、泣く泣く辞めていく」というのは悲しい出来事の1つです。そのようなことが起きないようにと考えているサロン経営者はそれなりにいるので、探せば近隣で見つかる可能性もあります。もちろん「シャンプーをしない、あるいは控え目」ということであれば、その分給与が安くなることが多いでしょう。しかし、それでも肌質の問題で美容師を辞めなくていいのは、大きなメリットです。

他には、腰痛で辞めたという人もいるでしょう。腰痛についても、配慮してくれるサロンが増え始めています。少子高齢化の影響で、美容師のなり手も今後減少していくことが予想されるので、特に大規模に展開しているサロンなどは、将来を見越して「働きやすい環境づくり」に取り組んでいるためです。

「椅子に座ってカットさせてくれるサロン」はまだ少数派ですが、「常連の親しいお客様相手なら、お客様の許可を取った上でやっていい」という店舗は増えています。個人店だと特にお客様との距離が近いので、美容師の体調不良の時は、自然とそういう流れになることもあります。

また「ネイリスト」の仕事があるサロンも、腰痛持ちの人にはおすすめです。ネイルは基本的に座って行う作業なので、これなら美容師が座ってもお客様は違和感がないからです。「ネイルだけの採用」で探すのは難しくても「半分ネイルの仕事」だったら、立ち作業も減るので、腰痛があっても仕事を続けやすくなります。

他にも、以前辞めた理由によって、探し方のポイントが多くありますが、このあたりは自身が辞める時に「こういうサロンだったらいいのに」と思った条件があるかと思います。その条件に合致するサロンを探すというのが、そのまま探し方のポイントとなります。

自分が希望する条件を明確にして、求人情報を探そう

ブランク明けの美容師が復帰する時は、自分が希望する条件を明確にする必要があります。ブランク明けという時点で、ずっと美容師を続けていた人の転職よりもやや不利になるので、条件はあまり盛り込まない方がいいでしょう。「これだけは絶対に譲れない」という条件から考えるべきです。

たとえば、以前に美容師を辞めた理由が「長時間労働による体調不良」だったとします。この場合は、同じような長時間労働をしなくて済むように、練習時間・残業時間などが明記されているサロンに応募するべきでしょう。時間数として明確に書かれていなくても、たとえば「練習時間も勤務時間に含むので安心!」とか「練習・研修は短時間で終わらせるので、自分の時間も確保できる!」などの内容が書かれていれば、ある程度期待できます。

もちろん、求人情報の内容が実情と違うこともよくありますので、盲信するのは禁物です。しかし、まったくそのような時間面に触れていないサロンよりは、触れているサロンの方が安心できるでしょう。具体的な時間については、面接で確認するという方法もあります。

また、以前辞めた理由が「人間関係」だった場合は「サロンの雰囲気を実際に確かめてから応募する」のが一番でしょう。確かめるために一番いいのは「お客様として行く」ことです。一般のお客様でも、そうして直接店舗に行ってサービスを受ければ、ある程度の雰囲気はわかります。まして美容師であれば、もっとリアルに雰囲気を把握できるでしょう。その上で「このサロンなら人間関係も良さそうだ」と感じられたら、そこに応募するのが良いといえます。

「実際に店舗の雰囲気を確かめてから応募する」というのは、面接でプラスになることはあっても、マイナスになることはありません。「実際にサービスを受けてみて、とても良い店舗だと感じました」と言われれば、オーナーも悪い気はしないからです。また、その時に担当してくれたスタイリストが先輩になるわけですが、先輩としてもそのように自分を支持してくれる後輩が入って来たら、やはり嬉しいものでしょう。

その他、辞めた理由が「結婚・出産」だった場合は、その方面のサポートが充実しているサロンだと有利です。個人経営の店舗だとあまりありませんが、企業としてグループ展開しているサロンだと、美容師の育児を支援する体制も整っていることがあります。こうしたことは求人情報でもよく強調されている内容なので、そのようなサロンを探して応募するといいでしょう。

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以前に美容師を辞めてしまった理由を、整理して話せるように

どんな職業でも、一度辞めて復帰する場合には「何で以前辞めたのか」という説明が必要です。この理由をしっかり説明できれば、面接も通りやすくなりますし、実際に仕事が始まった後の、同僚との会話もスムーズになります。最初のうちは、かなりの確率で辞めた理由や復帰の理由などが、話題に上るからです。

辞めた理由については、無理に飾る必要はありません。実際の理由を、求人の応募向けにアレンジすればOKです。たとえば「以前の職場では残業が多く、それによって体調を崩してしまった」という理由だったら、そのまま伝えてかまいません。新しく応募しているサロンは「残業が少ない店舗」を選んで応募しているはずですから、「美容師が働きやすい環境を整えている、御社に魅力を感じました」という風に表現すればOKです。

これはサロンオーナーとしては、自身の経営方針を評価されたことになりますし、人事担当者も「自社に勤務するメリットを、うまく広報できている」という手応えが得られます。このように、自分がその店舗で働こうと思った理由は、大抵マネージャーやオーナーの側にとっても良い理由になるのです。

美容師の求人情報を大量にチェックしていれば、ブランク明けでも採用してくれる店舗で、「このサロンだったら働きたい」と思えるような店舗が、いくつかは見つかるものです。特にリジョブのような美容の求人情報が豊富なサイトなら、その確率はさらに上がるでしょう。

美容師でブランクから復帰したいと思っている人は、一度リジョブのようなサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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