坂爪亮介 interview #1:理容店で働く、靴磨き職人に迫る!

坂爪亮介 interview #1:理容店で働く、靴磨き職人に迫る!

一般的に、理容店と言えばカット、シャンプー、シェービングを提供する場所。ところが青山に店舗を構える『Barbering Method』では、専属の職人による靴磨きサービスが受けられるんです。今回は、そんな『Barbering Method』の専属靴磨き職人、坂爪亮介さんにインタビュー!いったいどのようにして、靴磨き職人になったのでしょうか?前編ではまず『Barbering Method』の企画室長若林さんに、靴磨きサービスを導入した当時のエピソードを、続いて坂爪さんにこれまでの経歴をお伺いします。

ロンドンの美容室から得た着想

坂爪さん、若林さん

――まず、若林さんにお伺いします。靴職人である坂爪さんが理容店に働くに至った経緯を教えてください。
若林さん「今年の1月に決まった店舗の移転にともない、さらに上質なサービスが提供できる店舗にしようと考えたことがきっかけです。考えあぐねていたので、ヒントを探しに、昨年ロンドンへ視察に行ったんですよ。すると、洋服の仕立ても行っている理容店など、付加価値を持ったサロンがたくさんあって。そうして見て回ったなかに、靴磨きのサービスを提供しているサロンに出会いました。これは日本でもできるのでないかと思っていたところ、社員のひとりがたまたま坂爪とつながりがあったので、声をかけてもらったんです」

――移転後、どのようなサービスを提供されていますか?
若林さん「お客さまがカットや顔そりを受けている間に、靴をお預かりして磨いています。また、靴磨きだけのご利用も可能なので、しばらく手入れができておらず、家にしまったままの靴をまとめて持ってくる方もいますね」

靴磨きサービスを始めて起こった、予想外の変化

坂爪さん

――靴磨きサービスを導入してからサロンのなかで起きた変化はありますか?
若林さん「当店で磨かれたご自身の靴をきっかけに、ファッションへ興味を持つお客さまが増えたと思います。きれいになった靴を見て『ここへ来るたびにプロの職人が磨いてくれるのなら、もっといい靴を履きたい』とおっしゃった方もいました。また、スタッフも靴をきれいに保つ習慣ができたことで、全員が以前より洋服に気をつかうようになりました。お客さまが着ている服にも興味を持つようになり、スーツを預かった際はブランドの話題で盛り上がるなど、予想以上によい影響がでていますね」

とにかく、靴をかっこよく履きたい

坂爪さん

――それでは、坂爪さんにお伺いします。もともと靴はお好きでしたか?
坂爪さん「ええ、子供の頃からとにかく靴が好きでした。きっかけは、小学生時代にサッカーをしていた影響でスパイクに興味を持ったことでしたね。その後は、叔父の影響でビンテージスニーカーが好きになり、そして大学生の頃に革靴を履き始めたんです。振り返ると、靴をかっこよく履きたいという気持ちを常に持っていました」

――それでは、靴磨きに興味を持ったのはいつ頃ですか?
坂爪さん「大学生の頃ですね。卒業後は好きなことを仕事にしたいとずっと思っていて、考えたところやはり靴に関わる仕事だろうと。靴に関わっていれば、たとえつらいことがあってもがんばれると思ったんです。そして、大学4年生の時に、新宿でお客さんとして靴磨き職人に出会ったことがきっかけで、本格的に目指すことを決めました」

大学生の頃はビンテージドレスシューズにハマったという坂爪さん。とくに、アメリカの1960年代のものを好んで集めていたそうです。今でもその熱は冷めることなく、ますます靴への情熱が高まっているのだとか。中編では、初めてお客さんとして靴磨きを体験した際のエピソードなどについて語っていただきます。

Profile

坂爪さん

坂爪亮介さん

『Barbering Method』専属靴磨き職人。1992年群馬県太田市生まれ。22歳の時に、アパレル業界に携わるかたわら、靴磨きの修行を開始。仕事の合間を使って、アイリッシュパブなどで靴を磨く。伊勢丹での勤務などを経て、25歳の時に『Barbering Method』の専属靴磨き職人になり現在に至る。

Salon Data

Barbering Method produced by ヘアサロン大野

住所:東京都港区南青山2-12-16 石塚商事ビル2F
TEL:0120-15-8138
http://www.hair-ono.com/

坂爪亮介 interview #2:靴磨き職人として腕を磨いた日々>>

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