“すべての人にきれいを”提供するヘアサロン『K-two』
今回は、1990年に創業したヘアサロン『K-two』をご紹介します。東京をはじめ、名古屋、大阪、京都など全国に店舗を構える人気店です。幅広い年代のお客さまが信頼を寄せる『K-two』は、ヘアカットだけでなくさまざまなサービスを導入。また独自のブランド展開も支持を集める理由です。もちろん、ヘアスタイルの作り方にも『K-two』ならではのこだわりが詰まっています。
そんな『K-two』の魅力を、青山店の鈴木大地さんに語っていただきました。前編では、サロンのコンセプトやサービスの特徴について伺います。
すべての年代をターゲットにした、ブランド展開
――まずは、『K-two』のコンセプトを教えてください。
「『K-two』は、“すべての人にきれいを”を目指し、『action』、『adult』、『art』とサロンコンセプトを3つに分けて店舗展開をしています。まず、『action』は女性の働く、遊ぶ、学ぶなどすべてのアクションをテーマにヘアデザインを提案する『K-two』ブランドです。新しい業態とのコラボレーションなど、常に新しいものを追い求め、流行を発信しています。次に、『adult』は大人の女性がまとう優雅でエレガントな空気を引き立てるヘアデザインを提案する『corso』ブランドです。大人の女性をターゲットにしているため、関西の梅田にある店舗は大きなホテルの1階に入っています。最後に『art』は、時代を象徴するクリエイティブ、アート、アバンギャルドなどをコンセプトにヘアデザインを提案する『add』ブランドです。大阪の御堂筋沿いなど、若者が集う街にサロンを構えています」
時代を捉えた、トータルビューティーサービス
――『K-two』の特徴は、どんな点でしょうか？
「トータルビューティーを目指し、ネイル、メイク、スパなどのさまざまなコンテンツを取り入れています。ちなみに、ネイルケアはまだヘアサロンでのサービスが一般的ではない頃から、『K-two』では導入していました。現在は、まつ毛エクステのサービスも行っていますね。ネイルやメイクは専門のスタッフが常駐しており、学校で講師を務めるスタッフもいるなど、高い技術力を誇っています」
――お客さまからは、どのような感想をいただきますか？
「『時間を効率よく使える』と、よろこばれます。ネイルの専門店では、爪のケアだけで2時間かかりますが、『K-two』では同じ時間でネイルとヘアや、ネイルとまつ毛エクステなど、同時にきれいにできますから。多忙な方が多いいまの時代にあったサービスだと思いますね」
お客さまの人生に寄り添うことが美容師の魅力
――客層について教えてください。
「20代から、30代半ばのオフィスで働いている方が多いです。そのため、ハイトーンよりも、落ち着いた雰囲気の髪型をよくオーダーされます。社会人のお客さまでも、外資系に勤めている方などで明るい髪色をオーダーする方もいるので、個人のライフスタイルや職場の環境を把握することが大切ですね。また、お子さまもカットしているので、ご家族でいらっしゃるお客さまもいます。お母さんが来て、娘さんを紹介してくれるなどご家族を誘って来店されますね」
スタイリストデビューをして初めて担当した男性のお客さまはが、いまでも足を運んでくれているという鈴木さん。当時は独身でしたが、その後彼女を紹介してくれて、そして結婚後にお子さまを連れてきてくれたそうです。「お客さまと長い付き合いができるのも、美容師の魅力ですね」と鈴木さんは言います。後編では、ヘアスタイル作りのこだわりや今後の目標などについて伺います。
Salon Data
K-two AOYAMA
住所：東京都渋谷区神宮前5-51-8ラ･ポルト青山8F
TEL：03-5778-3329
http://www.k-two.jp/salons/aoyama/
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