全国的に注目を浴びる毛穴ケア専門のサロン『UBIQUE』
2013年にグランフロント南館にオープンした、毛穴ケア専門のフェイシャルサロン「UBIQUE(ウビクエ)」。ここ数年注目されている毛穴のケアに関して、日本においては先駆的な店舗として高い人気を誇り、現在では全国で3店舗を展開。東京でも大人気となっています。今回は、この「UBIQUE」とはどんな店なのか、そして毛穴ケアの手法やその必要性などについて、教育担当の尾崎奈津代さんからお聞きしました。
女性が抱える毛穴の悩み
――まず「UBIQUE」はどのような店なのかをお教えください。
「毛穴ケア専門サロンで、毛穴の汚れを取り除き、毛穴の悩みを改善することに特化したお店です。毛穴の悩みを改善することによってお顔の肌の悩みを解消していくフェイシャルサロンになります。毛穴ケアというのは、話題にはなっていても皆さんの生活にまで浸透しているわけではありません。実際に施術を受けていただければ、その必要性を感じていただけると思っています。ひと昔前は、ネイルやエクステも今のようにサロンで行うのが当たり前のものではありませんでした。毛穴ケアもまた、皆さんが当たり前にサロンでメンテナンスされる習慣として浸透させていきたいと考えています」
――毛穴の悩みというのは、一般的にどういったものなのでしょうか。
「一番は毛穴が目立つことです。毛穴が黒ずんでいたり、開いていることで毛穴が目立って見えます。あとは、毛穴の汚れのせいで肌がざらつく、ファンデーションのノリが悪い、などの声も多いです」
――毛穴が黒ずむというのは、なぜなのでしょうか。
「お肌の表面にある古い角質は、通常、ターンオーバー(一定のサイクルで肌が生まれ変わること)で剥がれ落ちていくのですが、その古い角質が毛穴の中でほこりや皮脂と混ざって固くなったものを角栓と言います。その角栓がずっと毛穴にある状態ですと、紫外線などで酸化してしまって黒ずんでしまうのです。また、この酸化した角栓が毛穴の周りの皮膚にダメージを与えて炎症を起こし、メラニンが合成されて色素沈着になり黒ずんで見える場合や、毛穴の中で抜け落ちたうぶ毛が角栓によって外に排出できずにとどまったままで黒い点のように見える場合もあります」
――年齢によって悩みは違うのでしょうか。
「そうですね…。比較的、若い世代の方は皮脂が多いので黒ずんだり、毛穴が詰まっていることによるざらつきが出ることが多いですね。年齢を重ねていくと、重力で毛穴が下に引っ張られて涙型になって目立ってしまうこともあります。そのほかにも、乾燥とかテカリも毛穴に汚れが詰まることで引き起こされます。さらに毛穴が詰まっているとターンオーバーがうまくいかなくなり、お化粧の浸透も悪くなります」
――若い頃からケアをしておいた方がよいのでしょうか。
「若い世代からケアしておくのと、そうでないのでは全然違います。個人差はありますが、昔から毛穴にずっと溜まっている角栓は年齢を重ねるとカチカチになってしまって取りにくいこともあります。できたばかりの角栓は取りやすいので、溜まってきたら取り除くというこまめなメンテナンスが必要です」
毛穴ケアの手法「エクストラクション」とは
――そういった毛穴の悩みを抱えておられる方に対して、今まで一般的に行われてきたケアとはどのようなものだったのでしょうか。
「ひとつは、ホームケアとして化粧品を使ったケアですね。例えばパックをしたり、スクラブで洗い流したり。また一般的なエステでも汚れをとってくれるコースもあります。吸引といってバキューム管の中でスポスポ吸うような機械とか、あとは超音波で汚れを飛ばしていくような機械を使うコースが多いようです」
――では、このUBIQUEで行われる毛穴ケアとはどのようなものなのでしょうか。
「私どもが毛穴ケアにおいて用いている手法は『エクストラクション』というものです。専門の知識と技術を習得した毛穴のプロフェッショナルが毛穴の状態を見極め、肌に負担をかけずに、毛穴に詰まった汚れを指でひとつひとつ取り除いていくという方法です。従来のケアでは物足りなかった方にも、非常に満足していただいています」
この前編では、毛穴ケアの重要性や、UBIQUEが用いている毛穴ケアの手法「エクストラクション」についてお話をお聞きました。後編では、その手法についてさらに詳しく聞いていくと共に、実際に施術するスタッフの教育についてもお話をおうかがいしていきます。
Salon Data
UBIQUE(ウビクエ) グランフロント大阪店
大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪ショップ&レストラン南館4階
06-6359-1374
http://www.ubique-beauty.jp
日本人の肌に合わせて開発されたUBIQUE独自のエクストラクション『UBIQUE』>>