コラム・特集 2018-11-27

柔道整復師の将来性はどれぐらいあるの?|現状と将来性がどれぐらいあるのかについてお伝えします

柔道整復師の勤務先は、以前は接骨院や病院の整形外科でのリハビリ担当がもっとも多く、「ほねつぎ」として独立開業をしている人も多くいました。

けれども最近は、柔道整復師の活躍の場はさあまざまな分野に広がっています。

そのひとつは介護保険関連施設です。日本は高齢化社会になり、介護保険関連施設とそこに働く人たちがますます必要になってきました。そこで柔道整復師は、高齢者の方たちの筋力強化や機能訓練指導を行っています。

また、スポーツ関連施設や健康関連施設、プロスポーツチーム、教育機関など、さまざまなジャンルで柔道整復師が求められることが多くなってきました。

これからの日本では、介護の分野でも一般市民の健康施設でも柔道整復師の存在は大きくなっていて、今後もますます需要が高まることが予想されます。

柔道整復師の仕事とはどのようなもの?

柔道整復師の将来性

柔道整復師は、スポーツや日常生活で生じた打撲、ねんざ、脱臼、骨折などのケガを治療する専門家です。外科手術や投薬を行わず、手技療法によって治療するのが特徴です。

治療は骨の損傷や関節部のずれを、手技によって正常な状態に戻し、治癒の促進や痛みの軽減のために、ギプスやテーピングなどで患部周辺を固定します。

治療後は、正常な運動機能を早く取り戻せるようにマッサージや温熱などによる物理療法を行うこともあります。ケガが治るまでのあいだは、患者の日常生活について適切な指導をすることも仕事のひとつです。

人の身体や健康に興味があって、心身の構造についての勉強が好きな人に向いています。患部に触れて触診したり、マッサージやテーピングを行ったりするので手や指先が器用であることも必要です。

また、子どもからお年寄りまで幅広い年代に症状を問診したり、生活の指導を行ったりするので、コミュニケーション能力もあった方が良いでしょう。

柔道整復師の現状

柔道整復師の将来性

今、柔道整復師はとても必要とされていて、どこでも人手不足です。介護保険関連施設では必ず機能訓練指導員がいなければならないので、柔道整復師で機能訓練指導員の資格も持っている人は引っ張りだこの状態にあります。

ですから、柔道整復師の資格があるなら、ひとりでも多くのお客様を診て、経験を積むと同時に社会の役に立って欲しいものです。せっかく柔道整復師になったものの、就職先をなかなか見つけられないという人は、少し妥協して自分の条件を下げてみてはいかがでしょうか?経験を積むことによって、必ずあなたの需要は高まります。

現状の整骨院の位置づけをみても、整骨院は病院とは違って柔道整復師とお客様が接する時間が圧倒的に長いです。それに、患者さんにとっては身体の痛み・心の悩みについても親身になってもらえる場所です。

それに、身体の構造を熟知した専門家からの「予防」「メンテナンス」「健康」についてアドバイスをしてもらえるので、お客様にとってはとてもありがたい場所です。

柔道整復師の人口はどんどん増えている

日本にいる柔道整復師の数は、この10年で約2倍になりました。それは、世の中が柔道整復師を求めているからです。活躍の場が大きく広がった柔道整復師を目指す人が増えてきたことは、とても良い傾向にあります。

柔道整復師と同時に、柔道整復師を必要としている施設も増加傾向にあります。高齢化で介護施設の需要が爆発的に増え、新しい高齢者施設もどんどん作られていますし、一般のスポーツ施設も増えました。

施設が増え、利用するお客様が増えれば、身体のメンテナンスも必要になります。ひとりでも多くの人が、柔道整復師になって活躍して欲しいものです。

また、経験豊かな柔道整復師ほど独立して接骨院や整骨院を開業しているので、施設には比較的経験の浅い柔道整復師が多いのも現状です。

若手は最新の知識や技術を生かし、資格を取った後の努力も怠らず、信頼される柔道整復師を目指し続けることが大切になってきました。

柔道整復師が必要とされるのに伴って、柔道整復師の国家試験受験資格を取得できる養成学校も増えてきました。大学なら4年間、短大や専門学校なら3年間みっちり勉強して、ひとりでも多くの合格者を輩出しようと、どの学校もレベルが上がっています。

柔道整復師は整形外科や整骨院が主な働き

柔道整復師の主な勤務先は整骨院、接骨院が挙げられます。また、病院や診療所の整形外科やリハビリテーション科で働く人もいます。整骨院などで数年間経験を積んでから独立・開業する人も多いです。

勤務時間は施設によって異なり、休診日も日曜・祝日の施設もあれば、平日の決まった曜日を休診にする代わりに日曜・祝日に診療を行う施設もあります。

施設によっては、時間外でも急患の治療を行う場合もあります。もちろんお客様の状態によっては、思ったよりも施術が長引くケースもあるようです。

柔道整復師の将来性はどれぐらいある?

柔道整復師の将来性

柔道整復師はこれからますます必要とされる職業です。大きな将来性があると言えるのでしょうか?

柔道整復師の需要はどんどん増えていく

今までの、骨折・打撲・脱臼などの処置をする人という場所から、スポーツトレーナーという華々しい場面へと柔道整復師の仕事は広がってきています。

スポーツというと、以前は「根性」だの「努力」だのと精神的な面が重要とされていましたが、最近のスポーツ業界では、精神論ではなく合理的で科学的なトレーニング方法が積極的にが取り入れられるようになっています。

そんな近代スポーツで選手を支える重要な役割を持つことで注目を集めているのが、スポーツトレーナーです。

優秀なスポーツトレーナーになると、選手以上に注目される場合もあります。柔道整復師はリハビリやトレーニングなどの専門家ですから、スポーツトレーナーにはぴったりです。

選手の専属のスポーツトレーナーになれば、その選手の身体のことは本人よりも良く知り尽くしている可能性もあります。

個人選手の専属ではなく、プロスポーツのチームで働くことも増えていくことでしょう。第一線で活躍するスポーツ選手と接することで、華々しい世界を見ることができるかもしれません。

手に職をつけることが出来るため将来性は高い

昔から、手に職をつければ食いっぱぐれることは無いと言われますが、柔道整復師ほど「手に職をつける仕事」と言える仕事はないと言っても過言ではありません。

ストレスと戦いながら日々を送る現代人にとって、姿勢を良くして立つ、歩く、座ることや身体の調子を整えることは仕事をする上でも大変重要なことです。

病院へ行ってもなかなか病名がつかない肩こりや首の痛み、腰痛や手のしびれなど、本人にとっては深刻な症状をこと細かく聞き、改善してくれる柔道整復師は、人によっては医師よりも頼りになる健康アドバイザーとも言えます。

他の人にはできないことをすることが手に職をつけるということです。それぞれのお客様にとって唯一無二の頼れる存在になれれば、将来性は無限に広がることでしょう。

柔道整復師の将来性が高い理由とは

柔道整復師の将来性

最近、健康ブームによって健康関連施設やスポーツ関連施設は増えています。そのような、施設でも柔道整復師の需要が高くなって来ているようです。

それに伴って仕事場が広がっていますが、手に職をつけたいという多くの人が柔道整復師を目指すようになり、柔道整復師の人数は増加しています。

需要が高まっているとはいえ、今後柔道整復師が増えてくるにつれて、柔道整復師の業界での競争は激しくなることは予想されます。

自分の得意分野を持っておくことが重要となってくるのはもちろんのこと、痛みをなくす治療ができるとか、楽に歩くことができるようになるとか、お客様の口コミで広まっていきそうな得意分野を持つことも重要です。

昨今、20年後になくなる仕事一覧などの情報が出ていますが、柔道整復師国はもちろん入っていません。国は増え続ける医療費を抑えるために、国民の病気予防や身体のメンテナンスに力を入れざるを得なくなっています。

統合医療・代替医療が必要不可欠なのは明らかで、そこは「東洋医学」の専門になります。間違いなく柔道整復師の活躍の場が増えていきます。

働ける場所がどんどんと増えている

かつては接骨院か整骨院、または病院の整形外科、事故後や病後のリハビリテーション施設程度しか、柔道整復師の働く場所はありませんでした。それが今では、健康ブームで増えた健康関連施設やスポーツ関連施設で働くことができます。

また高齢化社会でやはり増え続けている介護施設でも働くことができます。柔道整復師の資格があれば、機能訓練をする機能訓練指導員として働くことも可能です。

健康意識が高まっているため

健康ブームと書きましたが、一過性のものではなく、みんなの、健康に対する意識が高まったという方が正しいでしょう。

病気になってから医師の診断を受けるのでなく、病気にならないための身体のメンテナンスをみんなが意識するようになったということです。

医師は患者に、あらゆる病名や、病状の進行と回復、治療方針を話すようになりました。ひとりひとりが自分の身体と向き合い、健康のために良い食べ物、良い睡眠、そして良い運動を心がける時代になりました。

ですから身体の面におけるさまざまなアドバイスやメンテナンスをプロに求める人も増えたわけです。

柔道整復師の活躍の場はどんどん広がっています

ここまで見てきたように、柔道整復師の活躍の場は今も広がり続けています。今後は高齢の人たちのみならず、人々の健康な生活に欠かせない存在になるでしょう。

それは、一時期問題となっていた子どもの骨折が多いことや姿勢が悪い子どもが多いこと、その子どもたちが成長して若いうちから肩こりや腰痛に悩まされていることからもわかると思いますが、現代人の身体は昔に比べてトラブルを起こしやすくなっていると言えます。

肩こりや腰痛には病名がつくことが無い為、病院では痛み止めをくれる程度で治してはもらえず、日々辛い思いをしている人はたくさんいます。

その人たちのホームドクターのような役割りを担って、日常的に身体のケアをしてあげることができれば一番良いのですが、街の接骨院や整骨院はご存知のようにいつも予約で一杯です。

つまり、需要に対して圧倒的に柔道整復師が足りないのです。柔道整復師は、施術によってお客様が元気になったときの感動と癒しをを届ける素晴らしい将来性のある仕事と言えます。

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