ヨガインストラクターは男性でもなれる!実際に働くまでのロードマップを一挙解説

ヨガが日本でブームになって長らく経ちますが、ヨガインストラクターに男性がいることはご存知でしょうか。最近では男性限定のヨガレッスンも増えており、男性ヨガインストラクターの需要も増加傾向です。

そこで、この記事では男性ヨガインストラクターについて詳しく紹介します。活躍できる場所や働き方、求人の探し方など実際に働くまでのロードマップを解説しますので参考にしてください。

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男性でもヨガインストラクターになれる!

ヨガは、日本国内では女性を中心に親しまれてきましたが、有名男性アスリートがトレーニングに取り入れていることが話題にもなり、男性からも人気です。男女ともに親しめるヨガですから、男性でもヨガインストラクターになることができます。

ここでは、男性ヨガインストラクターの需要が増えてきていることや、男性がヨガインストラクターになるメリットと注意点について紹介します。

男性インストラクターの需要はどんどん増えている

女性が女性専用のスタジオへ行くように、男性も同じ男性に教えてもらいたいと思う人もいます。男性のヨガは、女性とはまた違った男性ならではのヨガスタイルがあるからです。

世界的に有名な男性指導者も多いのですが、実は日本にもたくさんいます。女性専用のホットヨガスタジオにも男性のインストラクターがいるくらいですし、「メンズヨガ」という名称で男性専用のクラスが設定されることもあり、人気を呼んでいます。

求人の状況を見ても、特に男女を問わず募集されています。「女性限定」と書かれていなければ男性も応募してかまいません。養成講座やワークショップでも、男性が大勢参加しているため、就職や転職をすることも視野に入れてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

男性がヨガインストラクターになるメリット

男性ヨガインストラクターの数は、女性ヨガインストラクターよりも圧倒的に少ないため、運動量が多いレッスンを行うスタジオや男性向けのスタジオでは需要が高いです。

女性ヨガインストラクターと違った雰囲気を楽しめるという利点もあります。

男性がヨガインストラクターになる際の注意点

男性がヨガインストラクターになる際の注意点として、女性専用のスタジオが多いため、就職先を探す際は選択肢が限られてしまう可能性があることです。

しかし場所によっては、男性向けや男性限定のヨガを行っているところもあるので、じっくり探してみましょう。

男性がヨガインストラクターになるには?|資格は必要?

基本的に男性・女性問わず、ヨガインストラクターになるための必須資格はありません。しかし資格を取得しておくことで、知識の証明やレッスンに通うお客様からの信頼につながるため、取得しておくのがおすすめです。

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ヨガインストラクターを目指すには資格が必要? ヨガ資格の種類や取得方法を紹介

持っていると強い資格!RYT200

ヨガインストラクターに関する資格は複数ありますが、世界80カ国以上で通用するのが全米ヨガライアンスの資格です。

なかでも「RYT200(Registered Yoga Teacher 200)」は、ヨガインストラクターとして必要な基礎知識とテクニックを学ぶことができます。

解剖学や生理学、ヨガに関する歴史・哲学・倫理、ヨガのポーズや呼吸法などといったカリキュラムがあり、全米ヨガアライアンス認定校で200時間以上修了することで取得可能です。

引用元
Elevated RYS 200 Standards | Yoga Alliance

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男性ヨガインストラクターが活躍できる場所

では、男性ヨガインストラクターは実際にはどういった場所で働いているのでしょうか。ここでは、男性ヨガインストラクターが活躍できる場所を紹介します。

男女共用のヨガスタジオ

ヨガスタジオのなかには、男女共用のレッスンも行っているところがあります。仕事帰りでも通いやすいよう、駅近くに立地していたり夕方以降のレッスンを開講していたりといった工夫がなされているところも。

そういったスタジオでは、ヨガにハマったお客様が運動量の多いレッスンを希望することが多く、男性ヨガインストラクターが重宝されています。

男性専用のヨガスタジオ

男性限定のヨガレッスンを用意しているスタジオでも、男性ヨガインストラクターが活躍中です。

男女共用のヨガスタジオと同様に駅近くに立地していたり、トレーニングジムを併設していたりするなど、仕事帰りに身体を鍛えたい人に向けた工夫がされているところもあります。

フィットネススタジオやスポーツジム

フィットネススタジオやスポーツジムのなかには、筋力を鍛えるエクササイズメニューのほかに、ヨガのレッスンを行っているところもあり、男性ヨガインストラクターが活躍しています。

自分で開業したスタジオ

上記の就職先で働く以外に、自分で開業してスタジオを構えているヨガインストラクターもいます。自分の都合に合わせて好きな時間にレッスンを開くことが可能です。

男性インストラクターが重宝されるようになるには

男性のレッスンは、女性と異なった視点からヨガを教えてもらえるので勉強にもなると、人気のある指導者もたくさんいます。

男性インストラクターのプログラムとして、アクロバティックな連続したポーズや、哲学・瞑想という分野があります。男性インストラクターならではの、魅力あるクラスを作っていく楽しみもできるでしょう。

また、ヨガは、柔軟なしなやかさと力強い動きを併せ持っています。本来男性から発祥したものでもあるので、男性インストラクターだからこそできることや求められていることを考えて、プログラムを作成することが大切です。

男性を対象に、男性向けのヨガプログラムを考案して実践したいのか、老若男女問わず楽しめる一般的なプログラムを、男性ならではの手法や話術で実践してクラスを盛り上げたいのかなど、自分がやりたいスタイルを考えてアピールしましょう。

男性ヨガインストラクターの働き方

男性ヨガインストラクターだからといって、特別な働き方があるということではありません。基本的には、女性インストラクターと同じような方法で働くことが可能です。

では、どのような働き方があるかを見ていきましょう。

ヨガスタジオなどに雇用されて働く|正社員・パート

働き方のひとつとして、ヨガスタジオやフィットネスジム、スポーツジムなどに、正社員やアルバイト・パートとして雇用されて働く方法があります。

給与は月給制や時給制であるため、収入が比較的安定しやすいのが特徴です。勤務先によってはボーナスや資格手当が出るところもあります。

フリーランスとして業務委託で働く

フリーランスとしてスタジオと業務委託契約を結び、レッスンを担当する働き方もあります。その場合の収入は、1レッスン数千円での契約となるのが一般的です。複数のスタジオでレッスンを掛け持ちする人もいます。

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ヨガインストラクターの業務委託とは? 業務委託での働き方がおススメな人と業務委託先の探し方をお伝えします

独立開業する

さきほどお伝えしたように、独立開業するインストラクターもいます。この場合は自分でスタジオを構える以外にも、ヨガのイベントを主催したり、専門性を高めてプライベートレッスンを行ったりと、働き方はさまざまです。

個人で集客・経営・レッスンの実施まですべてをおこなうため、難易度は高いでしょう。

男性も働ける!ヨガインストラクターの仕事を探してみよう

ここからは、ヨガインストラクターの給与や求人を探すときの注意点などをまとめて紹介します。ポイントをおさえて自分に合った求人を見つけましょう。

男性ヨガインストラクターの給料は?

厚生労働省の職業情報提供サイトjob tagでは、「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、ヨガインストラクターを含む「スポーツインストラクター」の平均年収は約384万円です。また、ハローワークの求人統計データでは、平均月収は22.6万円となっています。

スポーツインストラクターには、フィットネストレーナーやスポーツクラブ指導員なども含まれているので、目安として考えておきましょう。

リジョブの求人データによる平均月収は以下の通りです。なお、アルバイトは平均時給の紹介となっています。

正社員 平均
スタッフ 381,626円
店長(候補) 399,313円

 

アルバイト 平均
スタッフ 1,534円
店長(候補) 1,460円

※2024年1月現在

経験やレッスン内容によって給与には違いがあり、正社員の場合低いところで23万円台、高いところで50万円以上もらえるところもあります。アルバイトでは、時給1,000~1,800円台が相場です。

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ヨガインストラクターの給料はどれくらい? 働き方による違いも紹介|収入UPを目指せる4つの方法とは

引用元
スポーツインストラクター – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

ヨガインストラクターの求人を探す方法

求人はさまざまな方法で探すことができますが、ここでは男性ヨガインストラクターを目指す人におすすめの求人の探し方を2つ紹介します。

WEB求人サイトを活用する

リジョブなどの求人サイトは、ヨガインストラクターの求人を探すのにおすすめです。自分の好きな時間に手軽に利用でき、自分好みの条件に絞り込んで求人を探せます。

リジョブではキーワード検索ができるほか、勤務地や希望する給与額・雇用形態・役職などといった基本条件以外にも、「未経験歓迎」「男性が多い」など詳細な条件が設けられているのが特徴です。

求人サイトは数多く種類がありますが、リジョブのように美容・ヘルスケア系に強い求人サイトを利用するとより自分に合った求人が見つけやすいでしょう。

スタジオ・ジムのホームページを確認する

求人サイトには掲載がなくとも、スタジオやジムのホームページには採用情報が掲載されていることもあります。

求人サイトなどで自分が働いてみたいと思うスタジオ・ジムの求人情報が見つからない場合は、ホームページを直接確認してみるとよいでしょう。

求人を探す時のポイント・注意点

つぎに、男性ヨガインストラクターを目指すうえで、求人を探すときにおさえておきたいポイント・注意点を紹介します。

1. 男性が活躍できるスタジオかどうか

気になる求人に応募する前に、男性でも応募可能かどうか事前に確認しましょう。

さきほどもお伝えしたように、女性限定のスタジオも多いのが現状です。女性限定でないところであっても、男性ヨガインストラクターを求めていない可能性もあります。

反対に、男性ヨガインストラクターが在籍しているスタジオや、男性向けのレッスンを行っているところなどは、採用率も高まるでしょう。

2. 労働条件|給与・福利厚生

給与や福利厚生などの労働条件についても、自分の希望に合っているかしっかりと確かめておくことが大切です。正社員とパート・アルバイトでは、福利厚生の内容が違うこともあるのでチェックしておきましょう。

履歴書の書き方|押さえておきたいポイントまとめ

気になる求人を見つけ募集要項を満たしていたら、いよいよ応募です。応募の際は履歴書が必要になることが多いので、以下の記事をチェックして書き方のポイントをおさえておきましょう。

ヨガインストラクターの履歴書の書き方・|志望動機・自己PRまで一挙解説

ここではとくに重要な志望動機の書き方について詳しく紹介します。

志望動機の書き方

ヨガインストラクターを目指している人なら、ヨガが好きなことは明確。志望動機として「ヨガが好きだから」という理由だけでは、インパクトに欠けてしまいます。

志望動機では、なぜヨガインストラクターを目指しているのか、なぜそのスタジオを選んだのかを具体的に伝えることが大切です。

自分がどのようにヨガと向き合ってきたのか、ヨガインストラクターを目指したきっかけや理由とあわせて、どのようなヨガインストラクターを目指しているのかも記入しましょう。

面接・オーディションで好印象を与えるには?

ヨガインストラクターの採用試験では、面接とオーディションの両方が実施されることがあります。オーディションとは、ほかの受験者や審査員に向けて模擬レッスンを行うことです。

ヨガインストラクターを目指すうえでおさえておきたい、面接・オーディションのポイントについて紹介します。

関連記事
ヨガインストラクターのオーディションは何をするの? オーディションの流れと内容を解説します

ふさわしい清潔感のある身だしなみ

面接や実技オーディションでは、清潔感のある身だしなみで臨むのが社会人としてのマナー。面接・実技オーディションが同日に行われることもあるので、事前に指定の服装を確認し、着替えが必要な場合はスムーズにできるように準備をしておきましょう。

実技オーディションでは、ボディラインが分かりやすいものを着用するのがおすすめです。正しいポーズがとれているかどうか審査する際、ボディラインが見えていないと判断できないので、肌にぴったりと密着したヨガウェアを用意しましょう。

オーディションがある場合は事前の準備・練習

実技オーディションでは、自分で考えた模擬レッスンが審査されます。そのためには事前の準備や練習といった対策が欠かせません。レッスン内容がある程度指定されていることもあれば、完全オリジナルというパターンも。

10~15分程度が相場ですが、決められた時間分のレッスンを終えても、もう少し続けるよう求められることもあるので、本物のレッスンの一部を披露する気持ちで練習しておきましょう。

お客様に対する分かりやすい声掛けができているかなどもチェックされているので、友人などにお願いして、模擬レッスンを練習に取り入れるのもいいかもしれません。

ヨガインストラクターのやりがいとは?

ここからは、ヨガを趣味に留めるのではなく仕事にすることで得られる、ヨガインストラクターならではのやりがいについて紹介します。

1. お客様に喜んでもらえる|健康維持をサポート

ヨガインストラクターは、お客様の健康維持をサポートする仕事です。レッスンを通じて、お客様の筋肉のハリやコリを和らげたり、心身を癒したりできるため、「身体が楽になった」「気持ちが良かった」などと喜んでもらうことができます。

2. ヨガが上達する|教えることで理解が深まる

ヨガを人に教えることでより理解が深まり、さらに上達するというのもヨガインストラクターのやりがいのひとつです。好きなことを仕事にして、学びながら知識やテクニックを高めていけるので、さらにヨガを好きになれるでしょう。

3. 好きなヨガに関われる|ヨガを広められる

好きなヨガに関わり、ヨガの魅力を広める役割を担うことができるのもヨガインストラクターだからこそ感じられるやりがいです。

男性でヨガをしている人はまだまだ日本では少なく、ヨガの本来の魅力を理解できていない人も多い傾向。レッスンを通じてヨガ本来の良さを伝えられるでしょう。

男性ヨガインストラクターは未経験からもなれるやりがいのある仕事

男性ヨガインストラクターは、運動量の多いレッスンや男性限定のレッスンがあるスタジオでは需要が高いです。求人によっては、未経験者を歓迎しているところも。

お客様の健康維持をサポートできるだけでなく、好きなヨガに関わりながら自分自身のヨガスキルにも磨きがかけられます。そしてさらに、ヨガの魅力を広める役割を担うこともできるというやりがいのある仕事です。

これからヨガインストラクターを目指す人には、リジョブでの求人検索をおすすめします。リジョブは転職満足度が98%※と非常に高いサービスです。未経験の求人も掲載していますので、ぜひ一度好みの求人がないか、チェックしてみてください。

※ リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月8日)

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