美容業界の応援メディア
コラム・特集 2018-11-08

ヨガインストラクターには男性でもなれる? 男性が求められる勤務先や重宝されるにはどうすればいいのかについてお伝えします

ヨガのインストラクターの中で男性が占める割合はわずか1.3%です。一方最近は「メンズヨガ」という、男性対象のヨガスクールやスタジオもでき始めています。このことから男性インストラクターにも需要があるということです。

ヨガはメンタルを整える働きや、人によってはダイエットの効果もあるので、女性のみならず健康に気を配る男性がヨガスタジオに通うことはこれからも増えていくでしょう。

もちろんまだまだ女性ばかりの環境ですから、そこで働くことはいろいろ大変だと思います。一方で貴重な存在でもある、男性ヨガインストラクターのあれこれについてご紹介していきます。

ヨガインストラクターには男性でもなることはできる?

ヨガインストラクター 男性

日本では、ヨガは女性がゆったりと身体をしなやかにするためのポーズを作るスポーツというイメージが強いのですが、本来ヨガはインドで男性が修行として始めたものであり、そんな伝統的なヨガを趣味にしている男性も増えています。

2017年頃に流行したホットヨガでは、特別に湿度の高い部屋でヨガのポーズを取ることで大量の汗をかき、水分を補給することで体内のデトックスができるというプログラムですが、ダイエットを目的に参加する女性の中に、汗をかくことが大好きな男性が少なからずいます。

有名なアスリートで、ヨガをトレーニングに取り入れている人もいます。男女を問わず、多くの人たちに親しまれるようになってきていますから、インストラクターの中に男性がいてもそれは自然なことです。

ヨガインストラクターに性別は関係ありません

ヨガは、日本ではかつて女性が健康や美容の目的で参加したことで広まりました。雑誌やテレビで見た女性インストラクターがかっこ良くてヨガを始めた人も多くいました。

男性の視線が気になる人には女性専用のヨガスタジオもあります。イメージ的に男性には合わないのかも知れません。

ところが古い歴史を紐解いてみれば、ヨガは太古のインドで思想や哲学を学ぶと同時にあの独特なポーズを修行で行うものでした。最初は、むしろ女性には禁止されていたのです。それは、女性にはきついポーズであり、出産や育児で身体を使う女性をいたわったからでした。

それが近年になり、アメリカの上流階級の女性がヨガの魅力に取り憑かれ、若さや美しさの秘訣だと紹介したことから女性中心にヨガブームが巻き起こったのです。きついポーズだけでなく、女性にもやりやすく無理のないポーズが考案されました。

ですから、ヨガのインストラクターに性別は関係ないと言えます。男性でも女性でも、ヨガの真髄を理解しているのであれば、自由に実践したり人に教えたりして広めていくことが、一番大切なことです。

男性インストラクターの需要はどんどん増えている

男性で、ヨガを愛好している人たちは世界各国にいます。参加者は男女関係なくスクールやスタジオでヨガを楽しんでいますから、男性と女性のインストラクターの需要はまったく変わりません。

女性が女性専用のスタジオへ行くように、男性も同じ男性に教えてもらいたいと思う人もいます。男性のヨガは、しなやかさの他にたくましさも加わって、男性らしい美しさが備わっています。男性ならではのヨガスタイルがあるのです。

世界的に有名な男性指導者も多いのですが、実は日本にもたくさんいます。女性専用のホットヨガスタジオにも男性のインストラクターがいるくらいですし、「メンズヨガ」という名称で男性専用のクラスが設定されることもあり、人気を呼んでいます。

女性が前に立っているのとは異なる雰囲気と、男性を意識したプログラムが人気です。それぞれのヨガのスタジオでは、クラスを数多くバラエティ豊かなものにしたいので、もちろん男性向けのクラスも作りたいと考えています。

求人の状況を見ても、特に男女を問わず募集されています。「女性限定」と書かれていなければ男性も応募してかまいません。養成講座やワークショップでも、男性がおおぜい参加しています。ヨガの資格を取って転職をすることも視野に入れてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

アスリートや経営者がヨガを取り入れてから男性の人気が増えている

日本では、ゴルフやサッカーのプロ選手がヨガを練習に取り入れています。最近注目を浴びているのが、バランスを整える体幹トレーニング、ボディのインナーマッスルを鍛えるコアトレーニング、身体の個々の筋力アップといった体作りです。

けれどもそれだけでなくメンタルや集中力をアップさせるためのヨガも注目され始め、そういう利点から、ビジネスマンや経営者にも広まって人気を集めています。

ヨガの一番のおすすめは、心をゆったりと開いて無になることができることです。ストレスが多い世間にいて、深呼吸だけでも効果があるくらい、人はみな、特に男性は神経をすり減らしています。

ヨガは心と身体をリラックスさせると同時に、身体をいじめて反発させ、明日への活力をつけてくれます。ますます男性にもヨガの人気が上がりそうです。

男性インストラクターが求められる勤務先とは?

ヨガインストラクター 男性

男性の勤務条件と待遇は、女性と変わりません。担当するレッスンのコマ数がもし少ないと、収入も少なくなりますから要注意です。

女性の中には主婦やアルバイトで働く人もいますから収入は気にしない人には良いのかも知れませんが、生活がかかっている人は考えなくてはいけません。

スポーツクラブ

スポーツクラブには、ひとつの種目を練習したり試合したりするものと、体育の授業のように体力づくりにいろいろな種目をするものがあります。

一般にはストレッチのような感覚でヨガを取り入れて、身体のバランスを整えるのに役立てているところが多いですね。スポーツクラブのコーチには比較的男性が多いので、その人たちがヨガを担当することがあるかも知れません。

アクロヨガという、ペアでポーズを作る、組体操かサーカスのようなヨガもありますが、これもどちらかと言えば男性向けです。

いずれにしても、ヨガを本格的にやるというよりは、他のスポーツの補助的役割という位置づけになります。

ヨガスタジオ

ヨガスクールの多くは、2004年ごろからのブームにできたもので、アメリカンヨガを指導しています。アメリカンヨガは女性を中心に広まったものですから、今でもヨガは女性がやるというイメージが強いのです。

けれども、それ以前から存在する古典的なヨガは、芸能人でも何人か男性の愛好家がいることでも有名になりました。そこで働くインストラクターは、やはり本場のインドや本格的なスクールで学んだ男性が経営し、スタッフも男性が多くいるようです。

本格的にヨガを学んだ人、これから学ぼうと思っている人は、やはりヨガスタジオで働くのが一番やりがいがあって楽しいことでしょう。スタジオで指導者になるための日々の鍛錬も欠かしてはいけません。

フィットネスクラブ

フィットネスクラブでは、ヨガが日本でブームになるずっと前からヨガのプログラムが入っていました。

当時は、身体の柔軟性を追求するポーズの一つとして取り入れていたところが多いです。エアロビクスなどダンスの要素が強いプログラムに比べて、「静」を意識した時間となっていました。

クラブやジム専属のインストラクター、フリーランスの時間講師が教えていますが、フィットネスクラブのインスラクター自体男女ほぼ同数ですから、当然男性も多くいます。

ヨガを教える施設の中では、男性の割合が一番多いと言えるでしょう。男女ともにたくさんのお客様が参加されるので、コミュニケーション能力もあった方が良いでしょう。笑顔も大切です。

男性インストラクターが重宝されるようになるには

ヨガインストラクター 男性

男性のレッスンは、女性と異なった視点からヨガを教えてもらえるので勉強にもなると、人気のある指導者もたくさんいます。

男性インストラクターでしかなかなかできないプログラムとして、アクロバティックな連続したポーズや、哲学・瞑想という分野があります。女性インストラクターにはできない分野での活躍をすることで、魅力あるクラスを作っていく楽しみもできるでしょう。

お客様の視点で見ると、女性は癒しやリラックスなどメンタル面を満たして欲しいと望んでいるのに対し、男性はフィジカル面への興味や関心が強く、たくさん汗をかいて体を鍛え、そのあと冷たいお酒を美味しくを飲みたいという感覚の人が多いです。

そのあたりは同じ男性の方が良くわかると言えるでしょう。比較的きついメニューを取り入れ、達成感を一緒に味わうことも、男性インストラクターの強みになるはずです。

そのことでもわかるように、ヨガは柔軟なしなやかさと力強い動きを併せ持っています。本来男性から発祥したものでもあるので、男性にもたくさんのメリットがあります。

男性を対象に男性向けのヨガプログラムを考案して実践したいのか、老若男女問わず楽しめる一般的なプログラムを男性ならではの手法や話術で実践してクラスを盛り上げたいのか、自分がやりたいスタイルを考えてアピールしましょう。

少数であることは強みでもありますので前向きに考えてください

かつてストリートで格闘家同士が戦うテレビゲームがあり、その中に「ヨガ戦士」というキャラクターが登場していました。怪しげなインド人という設定でしたが、やはり男性でした。瞑想からの躍動というイメージでキャラクターが作られていました。

現在男性のヨガインストラクターが少ないのは、今までのヨガ人口が圧倒的に女性が多かったからに過ぎません。これからは男女や年齢を超えて、多くの人たちがヨガを楽しめるようにすれば良いのです。

インストラクターの求人情報に「男性インストラクター積極的に募集中」と書かれているものもよく見かけるようになりました。今はまだマイノリティーであることを逆手に取って、自分が男性だからこそできる、やりたいと思うヨガを模索し、得意分野を広げてください。

この記事が気に入ったら
いいね!してね

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事