ネイル技術を上達させるためには練習が必須!コツやポイント、ネイリストになる方法を紹介

未経験でネイルの腕前を上げたいなら、練習が欠かせません。どんなにすごいネイリストでも、もともとは素人の初心者。コツコツと練習を積み重ね、勉強をして今の地位や名誉を手に入れています。

そこで、未経験者がこれから技を磨いていくにあたり、ネイル練習のコツや極意、ポイントを知っておくと効率的です。ぜひこれからの練習に役立ててください。

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ネイルの練習・技術力アップのコツとは?先輩ネイリストの声

ネイリストを目指す人は、どうしたらネイルの技術を向上させる練習ができるのか、悩むこともあるでしょう。できれば、効率よくネイルの技術を身に着けたいものです。

そこで、ネイルの練習で大切なポイントを先輩ネイリストに聞いてみました。実際に活躍している先輩ネイリストの意見を参考にして、技術力をアップさせるための練習に取り組みましょう。

ネイル技術を上達させるための練習の極意

つづいて、ネイリストを目指す人に向けて、ネイルの練習方法やポイントについて解説します。ぜひ参考にして、できるものから取り組んでみてください。

1. とにかく数をこなす

上達するためには、数を意識して場数を踏む必要があります。いろいろなパターンを経験することで、どんなケースにも対応できるようになるからです。たとえば、同じデザインでも人によって爪の状態が異なるため、塗りやすさは異なります。

場数を踏んで無駄なことはないので、ひとりの練習でもモデルに手伝ってもらっての練習でも、とにかくたくさん練習しましょう。モデルに手伝ってもらう場合は、友人や家族のほかSNSで募集する手もあります。

2. 毎日練習時間を作る

場数を踏むのと同じく、毎日継続して練習することも大切です。練習は自分の爪とモデルの爪の両方ですると効果的でしょう。

自分の爪で練習すると、刃物類を当てるときにどれくらい強く当てると痛いかを実感できます。毎日練習すれば力の加減がわかってきて、モデルにも痛い思いをさせずに済むはずです。

また、モデルの爪は毎日練習することができないからこそ、次の練習時に時間の経過でネイルがどう変化したかを把握できます。

3. 目標時間を決めて取り組む

毎日の練習は大事ですが、だらだらとこなすのでは意味がありません。目標時間を決めてその時間内に仕上げられるように練習しましょう。目標時間を決めると、やる気が湧いて練習に取り組みやすくなります。

まずは技術を身につけることに集中して、少し慣れてきたら時間を意識すると効果的です。はじめは時間内に仕上げられず悔しい思いをしますが、だんだん短い時間で完成させられるようになります。

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練習方法ごとのポイント

次に、練習方法別のポイントを押さえましょう。

ひとりで練習する場合

ひとりで練習する際は、ネイルチップでカラーリングをする・ネイルチップにイラストを描く・地爪を使うといった方法があります。

1. ネイルチップでカラーリング

ネイルチップを使ってカラーリングの練習をする方法です。ただし、ネイルチップを塗りやすいように動かすのは控えましょう。動かして塗るのに慣れてしまうと、人の爪に塗るときに塗りづらく感じてしまいます。

あくまでも人の爪をカラーリングする練習であることを忘れずに、ネイルチップを使用しましょう。塗ることに慣れてきたら、ハンドマネキンを使うのもひとつの手です。リアルな塗り心地を体感できます。

2. ネイルチップにイラストを描く

カラーリングだけでなくイラストの練習も、ネイルチップの使用がおすすめです。ネイルチップを使ってイラストの練習をする際は、筆の使い方に慣れることを意識しましょう。まずは筆で色をつける練習をおこない、次に筆で線を引く練習をします。

簡単なイラストが描けるようになったら、こまかいデザインに挑戦して技術力を上げてください。イラストを描くのは、カラーリングとは違う難しさがありますが、技術が向上するようすがわかりやすいので練習しがいがあります。

3. 地爪を使ってみる

カラーリングやイラストはネイルチップで練習し、下処理は自分の爪で練習するのがおすすめです。モデルで練習する前に自分の爪を使っておけば、角質除去の際にどれくらい当てると痛いかを把握できるからです。

モデルによっては、気をつかって痛いのを申告しない人もいるため、まずは自分の爪で下処理してみましょう。ただし、酷使しすぎると爪を痛めてしまうので、しっかりケアする必要があります。

モデルの手で練習する場合

モデルの手を借りて練習するときのポイントもチェックしましょう。

1. 記録を取る

モデルで練習したときは、何をしたか、どんな風にできたか、課題点をきちんと記録しておきましょう。

いろんな人の手で練習していると、どのモデルにどんなことをしたか忘れてしまいます。きちんと記録しておけば、施術前と施術後の変化がわかり、時間の短縮やネイルの持ちも把握できるでしょう。

文字だけで記録するのが不安な場合は、写真を撮るのもおすすめ。自分の技術が向上しているのか、改善点はないのかを意識してきちんと練習することが大切です。

2. ネイルケアでは痛みを感じたときに教えてもらう

モデルでネイルケアの練習をする際は、痛みを感じたとき遠慮せず伝えるようにお願いしてください。

気をつかわれると「これくらい当てても痛がらない」と誤った認識をしてしまい、強めに当ててしまいかねません。モデルと信頼関係を築きつつ、技術力の向上を目指しましょう。

モデルの手で練習しながら、道具の状態を確認することも大切です。刃先が歪んだものなどがあれば買い替えを検討して、つねによい状態の道具を使う必要があります。

3. ポリッシュやジェルネイルは左右がそろっているかをチェック

ポリッシュやジェルネイルなどのカラーリングを練習するときは、両手の色がそろっているかを意識するのがポイントです。ネイルチップを1枚使って練習するだけだと、ほかの指と色をそろえる技術が磨けません。

同じ濃さで塗れているかを意識しながら練習して、慣れてきたら時間短縮に努めましょう。なかなかうまくいかない場合は、ネイルチップを使った練習に戻るのもひとつの手です。自信をなくさないようにしながら、練習を重ねてください。

4. アクリルスカルプチュアはモデルの許可を得ながら実践を

アクリルスカルプチュアの練習は、ミクスチャーを爪の上に置くところから爪の形を整形するところまでおこないます。ただし、爪に負担がかかるため、かならずモデルに確認を取りましょう。

はじめはポリッシュやジェルネイルの練習時に、1本だけアクリルスカルプチュアをするのがおすすめです。組み合わせて練習することで、リペアとジェルを両方できて効率よく練習できます。慣れてきたらアクリルスカルプチュアする爪の数を増やしましょう。

ネイル技術上達のための勉強方法

ネイルを上達させるには、練習だけでなく勉強も必要です。そこで、どうやって学べばいいのかをお伝えします。

1. トレンドや新しいデザイン・技術をチェックする|SNS・雑誌・テレビなど

ネイルを含め、美容のトレンドは移り変わりが激しいので、お客様の需要に応じて流行を取り入れられるように、日常的に新しい情報を押さえておくことが重要です。

SNS・雑誌・テレビなど、さまざまな媒体で多くの情報が取り上げられているので、つねにアンテナを張ってチェックしましょう。

2. 高い技術を持つ人から学ぶ|スクール・講座・セミナーなど

プロの講師やネイリストとして成功している人など、高いスキルを持つ人から学ぶ方法もあります。施術のテクニックなどは、講習会やセミナーなどに足を運んでオフラインで直接指導してもらえたほうが確実ですが、動画などで勉強するやり方も。

匠の技をしっかり習得して実践に活かしましょう。

未経験からネイリストになるには

ネイルの練習を積むかたわら、未経験でネイリストになりたい人のために、ネイリストになる方法を解説します。

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未経験でネイリストになるには?未経験OKのサロンを探すポイントや探し方を紹介

1. 資格を取ってからネイリストの求人に応募する

練習や勉強をしてネイル関連の資格を取得し、ネイリストの求人に応募する方法です。ネイリストは資格なしでもできる仕事ですが、資格があるとスキルの証明になり、就活でも比較的有利でしょう。

2. 未経験OKのネイルサロンに就職する

未経験の人も採用してもらえるネイルサロンなどに就職する方法です。教育プログラムや研修制度が整っているサロンもあり、未経験者でもサロンで働きながら知識や技術を習得して成長していけます。

ネイリストの選考過程

ネイリストとして応募してから採用が決まるまでの一般的な選考過程を解説します。

エントリーして応募書類を提出する

志望先にエントリーをおこない、履歴書(場合によっては職務経歴書も)を提出します。履歴書は誤字脱字やミスのないように正確に記入し、日付や職歴などで年を書くときは和暦を使うか西暦を使うか統一してください。

履歴書全体のなかでも重視されやすい、志望動機や自己PRの欄で自分の長所・経験・スキルなどをしっかりアピールすることも大事です。

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面接してもらう

面接試験が課されることも多いです。面接ではよく聞かれる質問があるので、回答や話し方などを練習しておきましょう。服装や髪型などの身だしなみ、面接を受けている間の態度なども見られていることを意識してください。

また、未経験者の場合はあまりないかもしれませんが、ネイリストの面接では技術テストがおこなわれることもあります。

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ネイリストの面接に必要なマナーとは|よく聞かれる4つの質問と回答例

ネイル練習で経験を積み、技術の高いネイリストになろう

ネイルの腕を上げるには、とにかく練習するしかありません。毎日目標時間を決めて練習に取り組み、数をこなしていきましょう。

はじめはネイルチップを使ってカラーリングやイラストを練習し、下処理は自分の爪でおこないます。慣れてきたら周りの人などにモデル役をお願いして、ネイルケア・ポリッシュやジェルネイル・アクリルスカルプチュアと進めていきましょう。

できることから練習を始めて、ネイル技術を向上させていってください。

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