学業とプライベートを充実させながら人間力を高めることが大切 #1

一流の美容師を目指す人なら、一度は憧れる有名サロン。合格できるのはどんな人? そのために必要な準備って? 就活から入社まで、さまざまな疑問や不安に思うことを先輩美容師にインタビュー。

今回は、日本でもトップクラスのカット技術者を生み出している「MINX」にて、アシスタント歴2年目の齊藤政太さんに合格までの道のりを深掘り!

前編は、齊藤さんが美容師を志したきっかけから専門学校の選び方や決め手、「MINX」を第一志望にした理由ついてお聞きします。

お話を伺ったのは…
MINX アシスタント2年目 齊藤政太(しょうた)さん

高校2年生の夏休みに美容師になることを決意し、急遽進路を変更して地元の大阪にあるグラルーム美容専門学校に進学。「MINX」を第一志望に選び、無事採用となる。現在は、MINX ginzaにてアシスタント歴2年目。デビューに向けて、日夜カット練習に励んでいる。

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髪悩みを解決してくれた方に憧れて、美容師を志す

ハキハキとお話しされていて、社交的な印象の齊藤さん。実は、幼少期は内向的だったそう。変わったきっかけとは?「高校生の頃に水泳部の部長を務めたことが転機となりました。上に立って部員を引っ張っていかなければならない状況が僕を変えたと感じています」

――美容師になりたいと思ったきっかけをお聞かせください。

僕の前髪はすごい癖毛で、高校生の頃とても悩んでいたんです。自分で直せるようなセット技術もありませんでしたし、知識もない状態。そんなとき、地元にあるサロンにお世話になったことから憧れを抱くようになりました。

――ご自身のお悩みを解決してもらったことで、興味を持ったのですね。

そうですね。ただ悩みを解消するだけではなく、選べるようにいくつかの方法を提案していただいたことにとても感動しましたし、率直にかっこいいなと。仕上がりに関しても友人や家族など周囲の人たちから評判が良く、とても嬉しかったことを覚えています。

たくさんのお客様の悩みを解決し、自分の手で直接人を幸せな気分にさせられる。そんな素敵な仕事は他に思いつかなかったですし、僕を担当してくれた方や雑誌などのメディアでも活躍している美容師の方を見て、目指すことにしたんです。

――専門学校はどちらへ?

地元でも資格取得率が高いと言われている、グラルーム美容専門学校への進学を決めました。

実は高校3年生のギリギリまで大学に進学しようと思っていたので、かなりギリギリなタイミングでの進路変更で…。決めてからは、ひたすらネットで検索。関西で人気の美容学校のランキングを参考にしました。

――決め手はどんなところだったのでしょう?

一番魅力的だったのは、コンテストに力を入れているところ。美容師になると、なかなかコンテストに出る機会が少ないと先輩から聞いていたので、学生のうちに経験しておきたいと思ったんです。定期的にコンテストに出場できるのは、周りと競い合いができて自分を高めることもできますし、何より美容師になったときに必ず自分の自信にも繋がると考えました。

実際にオープンキャンパスに行って、雰囲気も良く、自分が学んでいる姿が浮かんだことが後押しになったんです。

――では、学生時代にしておいて良かった経験は?

これは僕も先輩にしたことがある質問です(笑)。そのときいただいたアドバイスでは、「いずれは美容師になるのだから、美容師以外の仕事を経験してみたら?」と、言われて。聞いたとき、「確かに!」と納得。その言葉通り、今しかできないことを経験しておこうと思い、飲食店やアパレルの販売員、それから実家で営んでいる清掃の仕事などいくつかのアルバイトを経験し、専門学校入学から卒業まで2年間働きました。

――実際のところ、その経験が今に活きていると感じますか?

美容師は多くの人と関わり合う仕事ですから、美容師になる前に人と関わる機会を経験できたことは大きかったと感じています。具体的に言うと、上下関係や挨拶の大切さとか。社会を知る経験は、実際に働いてみないと得られないと思いました。

一方で、充実した学校生活を送りたい気持ちもあって。専門学生時代は、社会勉強はアルバイト、美容師の勉強は学校と、メリハリを意識しながら過ごしました。

「MINX」を選んだ理由は? 就職活動で大事なのは自分を伝えること

印象に残った授業は、美容業界でトップに昇り詰めた方々の講義と話す齋藤さん。「みんな共通しているのが素直にかっこいいなと。僕も立派な美容師になってそう思われるところを目指したいです」

――「MINX」は第一志望だったのでしょうか?

いくつか気になっていたサロンはあったものの、「MINX」が第一志望でした。

――他にも候補があった中で、「MINX」に絞った理由は?

僕の美容師としての目標は、「カット技術」で有名になること。「MINX」では、日本国内でもトップクラスのカット技術を誇る美容師をたくさん生み出しているところから、僕が美容師を目指すには、「MINX」がマッチしていると感じたんです。

もちろん、「MINX」のカリキュラムの徹底ぶりにも惹かれました。美容師として基礎が一番大事だと思いますし、お客様を満足させるためにも基盤をしっかりサポートしてくれるサロンが理想でした。

いろいろ見学した結果、シンプルに直感で「ここだ!」と。自分のそうした直感も大事にしていたからこそ、出会えたんだと思います

――「MINX」の合格を目指して、まずはどんな準備を?

まずは過去に合格をした先輩に話を…と思ったら、学校が大阪なこともあり、直近で「MINX」に進んだ方がいらっしゃらなかったんです。それに伴い、学校の就職室にも「MINX」の合格体験記的なものは存在しておらず…。

情報集めは難しいと判断し、自分の「MINX」への気持ちを伝えることに全振りすることにしたんです。


「MINX」を第一志望にし、就活に励んだ齋藤さんは、自分の表現に力を入れることを決意します。一体、どのようにして気持ちを伝え、採用となったのでしょうか。後編では、見事「MINX」の採用を勝ち取ったポイントや入社してみての感想を伺います。

取材・文/東 菜々
撮影/塩谷哲平

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Salon Data

MINX ginza
住所:東京都中央区銀座2丁目5−4 ファザード銀座2F/7F
電話:03-5159-3838
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