ネイルサロンの技術チェックとは?必要な道具や内容、チェックされるポイントについて紹介

ネイルサロンでは、書類選考を通過した応募者へ、技術チェックをおこなうのが一般的です。サロンのオーナーやスタッフの前でおこなうので、緊張によって実力が発揮できない人も少なくありません。そういった意味でも、面接の前に技術チェックについて押さえておくのがおすすめです。

今回はネイルサロンで働くことを検討する人へ、技術チェックの概要とチェックされるポイントを紹介します。

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ネイルサロンの面接でおこなわれる技術チェックとは?

ネイルサロンの技術チェックは、面接と同日におこなうケースもあれば、面接に合格した人のみ対象で別日におこなわれることもあるなど、サロンによって流れが違います。詳しい流れについて把握しておきたい人は、面接を予定するサロンに問い合わせておくと安心です。

面接・技術チェックはネイリストとして働くための第一歩。そういった意味でも、きちんと準備して臨むよう努めましょう。

ネイリストの技術チェックに必要な道具を確認しよう

ネイリストの技術チェックを受ける場合は、必要な道具を揃えて、万全の準備を整えておくことが大切です。当日になって道具が不足していれば、高い技術を持っていても発揮できません。

ここからは、技術チェックに必要な道具について押さえておきましょう。

施術に必要な道具一式

技術チェックに必要な道具は、施術に必要な道具一式であることを念頭に置きましょう。

ポリッシュやジェルなどの消耗品は、応募先のサロンでも用意されています。しかし、使い馴染みのある物の方が技術をアピールできるので、自分で用意したものを使用しましょう。

ネイルチップを持っていこう

技術チェックでは、アートサンプルとしてネイルチップを持参するよう指示されるケースも珍しくありません。

基本的な技術が判断できるものや、自分が得意とするデザインのもの、応募先のサロンにあわせたものなど、チップをいくつかケースに入れて持参すると、サロン側も判断しやすいです。

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ネイリストの技術チェックの内容はどんなもの?

ここからは、ネイルサロンによる技術チェックの概要を紹介します。どんなことがおこなわれるのかをはじめ、どのような技術をつけておくのがよいかを押さえ、本番に活かしましょう。

ワンカラーネイル

ワンカラーネイルは、爪全体を一色で塗るネイルを指します。サロンによっては「ベタ塗り」「全塗り」と呼ぶこともあります。

ネイルにおいて基礎中の基礎なので、ネイリストとしての能力が判断しやすい技術です。技術力の高いネイリストだと、色のついた爪がそのまま生えているように見えるほど、甘皮処理がナチュラルにできています。

フレンチネイル

爪先のみにホワイトをのせるフレンチネイルは、ネイリストの技術が判断しやすい施術です。

きれいに見えた場合でも、角度を変えて細かくチェックすると、指ごとでカーブがバラバラになっていることも少なくありません。

グラデーション

グラデーションは、濃い色から薄い色、またはその逆パターンなど色味を変化させて塗る施術です。

サロンによっては「カラグラ」と呼ぶこともあり、一般的には爪の先から甘皮に向けて、横向きに入ります。

左右で色を変化させる縦グラデーションもあるものの、横向きに比べて高い技術が求められます。

アートネイル

応募者の技術力を判断する場合に、アートネイルを見ることも。

技術チェックでは、技術を判断するためにあらかじめ設定されたデザインを実践する場合と、センスも含めて判断できるよう自由なデザインでの施術を実践する場合があります。

アートネイルを求められてもいいように、応募先のサロンをリサーチして、人気の高いデザインを押さえておくとアピールにつながるでしょう。

検定で求められる技術をこなせるようにしておこう

上述したネイル以外にも、検定2級程度の技術をひととおりこなせるよう練習しておきましょう。

応募するサロンの特徴や人気メニューを調べ、練習しておくのもおすすめです。練習によって施術がスムーズにできれば、即戦力と判断される可能性もあります。

なお、サロンの応募条件が検定1級のときはまとまった時間を確保して、1級の技術を練習しましょう。

ネイリストの面接や技術チェックで見られるポイント

ネイリストの面接や技術チェックで見られるポイントにはどのような項目があるのでしょうか。ここでは3つのチェックポイントを紹介します。

なお、面接に必要なマナーについては下記ページで詳しく解説しています。面接の予定がある人は、あわせてご覧ください。

ネイリストの面接に必要なマナーとは|よく聞かれる4つの質問と回答例

服装や身だしなみ

服装や身だしなみは社会人ならではのチェック項目です。

ネイルサロンの面接において、服装の指定がとくになければ清潔感のあるスーツを着用しましょう。なお、ストッキングはいつ伝線するかわかりにくく、知らないうちに破れていることも。面接時に恥ずかしい思いをしないためにも、予備を持ち歩くと安心です。

髪が長い場合は、ひとつにまとめるなど工夫して清潔感を出しましょう。ネイルサロンの面接なので、爪はきれいに整えたりネイルしたりしてから臨むのがおすすめです。

接客やコミュニケーション

面接では、コミュニケーション能力の高さや接客力についても高めるよう心がけましょう。

その理由は、ネイリストは高い技術にあわせて、お客様の話を聞き出し、好きなものや趣味などを把握しながら理想に近い完成度のネイルに仕上げるのが仕事だからです。

なお、接客やコミュニケーションスキルは、モアリジョブの記事でも学ぶことができます。

下記ページではネイリストに向いている人の特徴や、押さえておきたい接客技術についてまとめています。

どちらも面接に役立つ記事なので、あわせてチェックしてみてください。
ネイリストに向いている人の特徴10選を紹介! 向いていないのはどんな人?
お客様に快適なひとときを! ネイリストが押さえておきたい接客技術まとめ

施術のスキル

技術チェックでは、正しい手順でネイルができているかという基本的なことから、丁寧に美しく施術できているかといった最終的な出来もチェックします。

さらに、今現在できること以外にも、応募先のサロンスタッフが教えた通りに修正できるかなどといった対応力を見る場合もあるので、実際に働くことを想定して臨みましょう。

なお、モアリジョブではネイリストを目指す人へ、ネイル技術の練習方法とポイントをまとめた記事もあります。面接が決まった人はこの機会にチェックしておきましょう。

ネイリストを目指す人に! おすすめのネイル技術の練習方法とポイントまとめ

ネイルサロンで採用されやすい人とは

ネイルサロンの面接を受けるにあたっては、「採用されやすい人」の傾向を把握しておくのがおすすめです。具体的な傾向としては、サロンの雰囲気やすでに働く先輩スタッフとなじめるかといった応募者の人柄が挙げられます。

モアリジョブでは、「採用担当のホンネ」として、実際にネイルサロンの採用担当者として働く方の記事を公開中です。面接が決まったときは、ぜひこちらもチェックしてみてください。
本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ【Nail salon No.6 chihiroさん】

技術チェックの対策をして面接に挑もう

ネイルサロンの技術チェックは、面接当日や合格者のみ別日でおこなわれるなど、サロンによって違いがあります。主なチェック項目には、「ワンカラーネイル」「フレンチネイル」「グラデーション」「アートネイル」など、ネイル技術を判断できる施術が選ばれます。

面接が決まったときは、技術チェックがあると想定して、万全の対策をしておくのがおすすめです。本来の実力が発揮できるようきちんと準備し、面接に挑みましょう。

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