スタッフが自分の求める場所に進めるサロン『Queen’s Garden by K-two GINZA』
お客さまがお店に一歩入ったときから、常に気を配り、自分ができることを考えてきびきびと動いている『Queen’s Garden by K-two GINZA』のスタッフのみなさん。後半では店長の饗場さんにどのように人材育成を行っているのか、モチベーションの保ち方などの秘密に迫ります。
スタッフが目指すべき姿に柔軟に対応することで、モチベーションを保つ
――スタッフのみなさんのモチベーションを保つために、具体的にはどんな取り組みをされていますか？
「常にスタッフには『自分はどうなりたいか』ということを考えてもらい、それをお互いに確認するようにしています。やっぱり目指すべきところがぶれ始めると、ここにいる意味がなくなってくると思うんですよね。このお店は、自分がどういうふうになりたいかという目標をもって集まっている集団だと思っているんです。たとえば、海外に行きたいという人や、結婚して子どもを産みたいという人もいれば、独立する意思がある人もいる。いまの時代はこうじゃなきゃいけないっていう時代ではないから、そういう意思をどんどん出してもらいたいと思っているんです。スタッフの思いに合わせて会社が柔軟に対応していくほうが可能性はどんどん広がっていきますからね。もしも海外に行きたい、子どもを産みたいと言われたときに、『じゃあうちじゃないね』というのではなく、出勤時間や日数を調整したり、雇用形態の変更をするなどして柔軟に対応していきたいと。それがこのお店で安心して働ける一番の理由になると考えています」
――待遇面でも何か工夫されていますか？
「そうですね、多様な働き方に対応するようにしています。うちのお店にはまだ子どもがいるスタッフはいないのですが系列店にはいて、出社できる時間にくる、というふうにしています。休みも結構多いと思いますよ。完全週休2日とまではいかないですが、それに近いものがありますし、1週間休み、夏休み、正月休みと連休も取れます。とはいえ、やらなくてはいけないことはたくさんあるので、ダラダラする時間をなるべくなくして、仕事の密度を濃くするよう心がけています」
アジアNO.1を目指す会社の一員として
――『Queen’s Garden by K-two GINZA』が求める人材とはどんな方ですか？
「基本的には、素直な人、美容が好きな人ですね。あとは仕事にプライドをもって取り組める人です。いま、仕事の形というのが本当に多種多様になってきていて、いくら好きな仕事でも長時間働いたり、プライベートを犠牲にするのが正しい姿だとは言えない世の中になってきていると思うんです。そして、どんな働き方が正解で、不正解でというのはないと僕は考えています。その何が正解かわからないなかで、スタッフにも常に自分で考えることを促すようにしているんですね。いまうちの会社はアジアNO.1を目指しているんですが、それぞれのスタッフが『自分は何ができるんだろう？』、『NO.1ってなんだろう？』と考えていかなければいけない。ないものを常に探していけるような向上心を持てるような人が集まってくれればいいし、育っていけるように接していますね」
――やはり銀座の地にお店があるということも関係しているんでしょうか？
「そうですね、高級ホテルやレストランがたくさんあって一流の人が集まってくるエリアだということは間違いないと思うんです。じゃあ、そのなかで美容室が一流の人たちを迎えるにあたって、自分たちは何を求められているのかということを常に考えるようにしています。美容師の本質は、髪の毛をきれいにして満足してもらうというのが一番ぶれるといけない部分なので、そこに対して技術を高めていくことはもちろん、言葉遣いなどの接客技術を磨くというのは基本の部分ですよね。あとはそこにプラスアルファとして、どこまでのサービスを提供できるか。たとえば、小顔カットに関するカウンセリングもそうなんですよね。カウンセリングって基本的にはいまどこの美容院でもやっていることだと思うんですよ。じゃあそこに、何をプラスしていくかというと、独自に確立した理論をもとに、お客さまが納得できるようなカウンセリングをしていくことだったり、家に帰ったあとにお客さまが自分で再現できるよう、スタイリングやケアの方法について細かくアドバイスをできるかという部分になってくるんですね。『コテで巻いてくださいね』とは言えるかもしれないけど、温度はどれくらいで、どういう角度でやるかっていうところまできちんと伝える。もう一歩進んで、手が届かなかった部分にしっかりサービスが届くように、意識をもってやるようにしています」
――最後に『Queen’s Garden by K-two GINZA』で働きたいと考えている方にメッセージをお願いします。
「プライドを持ち、志高く仕事をしているスタッフが集まっているお店なので、自分が挑戦したいと思っている人や、自分がやりたいことを叶えたいという目がキラキラしている人と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。美容が好きな方、一緒に夢を叶えましょう！」
salon data
Queen’s Garden by K-two GINZA（クイーンズガーデン バイ ケイトゥー ギンザ）
東京都中央区銀座7-8-7 GINZA GREEN 6F
03-6252-3285
http://www.k-two.jp/salons/ginza/
