30年近く愛され続ける下北沢の老舗店『フェアレディ/ルガール 下北沢店』
下北沢で30年もの長きにわたり、お客さまに愛され続けている『フェアレディ/ルガール 下北沢店』。光がたっぷり入る、落ち着いた空間。下北沢駅からも徒歩5分以内という好立地です。今回は、店長の金子奈那美さんに、サロンの特徴についてお話を伺いました。
オープン当初から通い続けてくれるお客さまも!
――古くからあるお店と伺ったのですが、何年くらい前からこちらで営業されているのでしょうか。
「会社自体は35年くらい前からあるのですが、この店舗は30年くらいです。系列店のなかでも老舗店舗のひとつですね。オープン当初から通っていただいているお客さまもいます。何人ものスタイリストで引継ぎを行いながら、ずっと担当しているんですよ」
――下北沢自体、古くからある店舗も多いですよね。
「そうですね、老舗店舗も多いと思います。そのなかでも、当店は古い方に入るかなと思います」
時は金なり。大切にしているのは「スピーディーに仕上げること」
――長い間愛されて続け居ているのですね。お店が大切にしていることは何でしょうか。
「下北沢店だけでなく会社全体の方針なのですが、スピーディーに仕上げることを大切にしています。時は金なり、Time is moneyの考え方です。早くできる仕事を遅く行うことは、お客さまの大切な時間を奪うことにつながるからです。自分も学生時代は何時間美容室にいても苦ではありませんでした。でも社会人になると時間がないと感じるようになったんです。お客さまも、日々の合間を縫って来店してくださっています。なるべく早く仕上げてお帰りいただきたいと思って接客しています」
――スピーディーに仕上げるために、何か行っていますか。
「スピーディーは“雑”とは違います。私たちの会社はカット技術に自信があります。他のお店と差別化をするためにもスピードと技を磨き続けているのです。たとえば基礎の段階から、スピードを作り上げていき、スタイリストにあがるまでの試験でも、カットスピードをチェックします。また、日々の朝礼でスピードについて常に意識を高めるようにもしています」
お客さまは“全員のお客さま”
――スピード以外に心がけていることはありますか。
「来店いただいたお客さまは、スタッフ全員のお客さまという意識で接しています。担当スタイリストのお客さまという考え方もありますが、それだとなかなかリピートにつながりません。お店のお客さまとして全員で関わることで、お客さまにまた訪れたいと思っていただけるように心がけています」
――全員での接客というと、具体的にはどのようなことをされていますか。
「たとえば、『お疲れ様です』『ありがとうございました』といった挨拶をするときは、全員でお客さまに向かって言うようにしていますね」
場所柄ファッションに敏感なスタッフたち
――メインターゲットは何歳くらいですか。
「一番多い年齢層は20代~30代ですね。在籍するスタッフの年齢が23歳くらいから、産休を取っているスタッフを含めると30代後半までと若手が多いんです。そのため、スタッフに近い年齢層のお客さまに多く来店いただいています」
――スタッフの特徴はありますか。
「場所柄でしょうか。ファッションに関して敏感なスタッフが多いように感じます。当社にはいくつか店舗がありますが、配置された場所にあわせて、染まっていくような気がしますね」
――下北沢店ならではの取り組みなどありますか?
「下北店では月に1回『ドレスコードの日』というのを設定しています。前はアロハシャツの日を実施したり、K-POPの日を検討したり。テーマはみんなで担当をまわしながら考えているんですよ」
Salon Data
スタッフ全員でお客さまと向き合う『フェアレディ/ルガール 下北沢店』>>