ビューティライフプランナーとして寄り添い新鮮さを与えられる存在『NAVY』
ヨーロッパのトラディショナルなスタイルの店構えが目を引く、『NAVY』。学芸大学の地で愛され、来年30周年を迎えます。今年5月に改装をし、ヘッドスパに力を入れたサロンとして新たに生まれ変わったというお店の特徴を、サロンマネージャーの高橋綾さんに伺いました。
30年近く愛されてきたサロン
――このサロンがオープンした経緯を教えてください。
「こちらのサロンのオープンは平成元年で、今年で29年目になります。今年の5月にリニューアルオープンをして、店名も『PRESENCE学芸大学店』から『NAVY』に変わりました。お店のなかは半改装した形ですが、ヘッドスパに力を入れたいという思いから、フルフラットのシャンプー台を導入しました。公園が目の前にあり、体を起こした時に公園の植物が目に入るので心も癒され、リラクゼーション効果が高いとお客さまから好評です」
――店名の『NAVY』にはどんな思いが込められているのでしょうか?
「『NAVY』はその色のイメージから連想してつけました。紺色というのは上品でありながら、カジュアルさも兼ね備えています。そういったテイストのスタイリングを前面に打ち出しています」
――内装がとても素敵ですね。
「以前はヨーロッパの銀行のイメージで作られていたのを半分改装して、少しソフトなイメージにしました。元々PRESENCEグループ全体でイタリアが発祥のドゥプロカットを取り入れており、ヨーロッパのテイストを取り入れた店作りを行っています」
――サロンのコンセプトを教えてください。
「基本的にひとりのお客さまに対してひとりのスタイリストが最後まで担当させていただくというスタイルをとっています。安心感があるということでお客さまにとても好評です。ひとりのお客さまに集中できるので、スタッフにとっても魅力的なスタイルだと思います。PRESENCEグループ全体の理念としては、ビューティライフプランナーとしてお客さまに寄り添い、お客さま1人ひとりに必要とされるサロンを目指しています。多くのお客さまと感動を共有し、いつでも近くにいる存在でありたいと考えています」
自分で必要なものを選び進んでいける人材を育てる
――高橋さんはずっとこちらで働かれているのですか?
「そうですね。今年で15年目になります。専門学校時代にわりと近所に住んでいて、道に迷ったときにこのお店の前を通り過ぎたことがあって。当時から外観がとてもかわいくてここで働きたいと思っていたことがあったんです。そういったところにも縁を感じましたね」
――15年働き続けられた理由はなんだと思いますか?
「一緒に働くスタッフがいい人ばかりなんだと思います。私はわりとわがままを言ってしまうタイプなんですが(笑)、やることをやったらわがままを聞いてくれる環境だったので、長く続けてくることができました。15年働いてきたなかで、お給料の面や待遇なども見直されてきて、ますます働きやすい環境が整ってきたと思います」
――オーナーの猪飼さんは、高橋さんにとってはどんな存在ですか?
「つらいときも楽しいときもそばで見守り、必要なときに声をかけてくれる存在ですね。たとえば、私が『今はまだいいか』と思ってやらなかったときに、不思議と私のことを見ていて声をかけてきてくれるんです」
――サロンマネージャーとして後輩のスタッフを育成するときには、どんなことに気をつけていますか?
「今は、わりと少人数なこともあって、それぞれのスタッフに合わせたペースで進めるようにしています。自分の思ったことはすべて伝えているのですが、それぞれの個性を見て吸収しやすい言葉で伝えるようにしていますね。これは私の願望になりますが、言われたことをやるというのではなくて、言われたことのなかから自分に必要だと思うものをピックアップしていけるような人になってほしいと思っていますね」
取材中も和気あいあいと話をされる様子からスタッフのみなさんの仲のよさ、アットホームさを感じました。後編ではPRESENCEグループ全体で取り入れているというドゥプロカットの秘密に迫ります。
Salon Data
NAVY
住所:〒152-0001 東京都目黒区中央町1-15-21 パークサイド学芸大1F
TEL:03-3710—6765
http://presence-gr.com/salon/presence-gakugeidaigaku/
イタリア発のドゥプロカットで質感を自在に操るスタイルが魅力『NAVY』>>