徹底的にお客さまに寄り添い、人生をプラスにできるようなサロンに『nina』
恵比寿駅から徒歩2分。予約が殺到する人気まつ毛エクステサロン、『nina』のオーナー山中麻里江さんにインタビューしました。独立を決意したのは、まつげエクステを始めてからなんと半年だというから驚きです。後編では、『nina』がお客さまに支持される秘密について伺いました。
下向きまつ毛の方のためにオリジナルメニューを考案
—-「アップリフティングラッシュ」というオリジナルメニューがあると伺いましたが、どんなものなんですか?
「通常のまつ毛エクステですとフラットなまつ毛にただ着けていくだけなので、下向きにまつ毛が生えている方は目を覆ってしまいますが、あることを施し、まつ毛がぐっと立ち上がった状態にしてエクステを行うので、まつ毛全体が上向きになります。まつ毛パーマとは違うので、薬液によるダメージもないのが特徴です。今ではここを訪れるお客さまの半分くらいの方が選んでくださる、人気メニューになりました」
—-まつ毛エクステが自然に見えるように心がけているということでしたが、どうすればナチュラルになるのでしょうか?
「カウンセリングでお客さまのお顔立ち、好みのメイク、ファッション、どういうところに勤めているかなど、全体的な背景をみながら、お客さまが求めている『自然』を、きちんと見つけていくことですね。同じ自然でも、OLさんとCAでは違いますし、派手好きな方と落ち着いた感じが好きな方の自然もまったく違うので、そこを見極めていくことが大切だと思っています」
—-地まつ毛が傷つかないように、配慮していることはありますか?
「その方の地まつ毛に合ったエクステの長さや太さを、提案するようにしています。お客さまがこうしたい、ということをそのまま実行するのではなくて、元の状態を見ながら提案することで、まつ毛を傷つけずエクステを楽しめるはずです」
どれだけ思い、寄り添えるか
—-技術面以外で、このサロンの強みやこだわりはありますか?
「高い技術を提供するのはもちろんですが、『nina』では目の前のお客さまをどれだけ思い、寄り添えるかを意識しています。カウンセリングでも『初めてだから緊張されているだろうな、ほぐして差し上げよう』とか、『今までうまくいかなかったんだな、どうにかして差し上げよう』とか。技術の点で提案につなげられるようにお客さまを見るだけでなく、今ここにいる時間をリラックスして、楽しんでもらえるよう、どういう気持ちなのかをくみ取ることに力を入れるようにしているんです。『nina』に来てどうなれるか、それはまつ毛だけじゃなくて気持ち的な部分も大きいと思っていて。たとえば私たちと話すことで気持ちが前向きになったり、大きく言ったら生き方もよりよいほうに導き、その方にとってプラスになったら何よりもうれしいですね」
同じ目標を持った仲間と、もっとたくさんのお客さまをハッピーに
—-スタッフの方と接するうえで、気をつけていることはありますか?
「私から、プライベートのことを含めてなんでも話すようにしています。そうするとスタッフも話しやすくなりますし。一緒にご飯に行くことも多いですね。あとは待遇面の話になりますが、プライベートも充実してもらいたいので、がんばってもらった分お給料としてしっかり還元しています。最近は行けていないんですけど、社員旅行にハワイへ行ったこともありました。スタッフが自分では叶えられないことを、私が叶えてあげられたらいいなと思っています」
—-最後に今後の目標をお願いします。
「現在もたくさんのお客さまに施術したり、関わることでよろこんでいただけているんですけど、もっとそういうお客さまを増やしていきたいので、同じ目標を持った仲間を増やして、その数の分だけお客さまをハッピーにできたらいいなと思います。個人の目標としては同業者さん向けにスクールやセミナーもたくさんやっているので、他のサロンさんもお客さまによろこんでいただけるような技術やノウハウを提供し、業界全体にも還元していければと考えています」
高い技術とお客さまに寄り添う姿勢で、たくさんのファンを獲得している『nina』。自社だけでなく業界全体への還元を考える真摯な姿勢で、さらなる高みを目指す山中さんと『nina』の活躍から目が離せません。