こだわりが光る! サロン専売プロダクト名鑑 『caradeco アクリルカラー /中野製薬×QUQU』
開発者のこだわりが垣間見えるサロン専売のプロダクト。配合成分が珍しいもの、パッケージにこだわりがあるもの、開発者の想いが込められているものなど、そのラインアップは実に様々です。
ここでは、プロダクトメーカーとサロンがタッグを組んで開発した商品について、開発者にインタビューを実施。毎回様々なサロンの専売商品をご紹介します。「自社開発したい!」「他社のこだわりを知りたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。
今回は常に個性的で斬新なスタイルを提案しているQUQU代表の浦さやかさんが中野製薬とのコラボして開発したヘアカラー「caradeco」のアクリルカラーをご紹介します。
「caradeco」のアクリルカラーを開発したのは…
QUQU代表 浦 さやかさん
長崎県出身。都内サロンを経て「FLOWERS」の設立に携わり、2015年に「otope」代表に就任。2020年4月1日にはLECO代表の内田総一郎氏と新ブランド「QUQU」を立ち上げ、代表を務めている。
「他にはないヴィヴィッドな発色を実現するのにかなり時間がかかりました」
—-浦さんが「coradeco」のアクリルカラーの開発に携わったきっかけを教えてください。
今回、開発を担当するまで(メーカーの)中野製薬さんとは、まだ接点が少なかったんです。
私が提案するスタイルはカラーが中心だったので、その点に注目していただいたようです。ニーズがありながら、まだ市場にはなく、そして個性的で特徴的なカラー剤を創りたい…とのことで、オファーを受けました。
ファッションカラーからグレイカラーまであらゆるカラーに応える従来のラインナップに、浦さんらしいヴィヴィッドな5色が追加。
—-アクリルカラーは、個性的な浦さんならではのラインナップですね。
もともとある「caradeco」のラインナップにどんな色を追加するか…って考えたとき、バリエーションのバランスや「使ってみたい!」と感じてもらえるような可愛らしさが欲しかったんです。それでパープル、ピンク、レモン、グリーン、ブルーの5色にしました。
—-どの色も鮮やかな発色ですが、完成までに時間がかかった色もあったとか?
そうなんです! イエローの発色がすごく難しくて、10パターンくらいやり直してもらいました。イエローはヴィヴィッドに発色すると成分が分離するし、成分を安定させると色がくすむし。担当の方に本当にご苦労をおかけしました。でも、商品を並べたときの可愛さを考えたら、やっぱりイエローは外せないので頑張ってもらいました。
—-鮮やかに発色させるほかに、浦さんがこだわったところは何ですか?
アクリル絵の具というか、プラスチックのようにクリア感のある発色ですね。つるんとした透明感のある色を目指しました。ポップでヴィヴィッド。クリアでパキッとしていて鮮やかな色ですね。
—-浦さんのオススメの色はどれですか?
個人的にはブリーチオンカラーで、アクリルブルーをクリアで薄めて(10%)使った色が好きです。ピンクもすごくキレイに発色します。髪の傷み具合やもともとの髪色によって発色に差が出ますが、ブルーやグリーンといった寒色系はぶれにくいので思い描いた通りの髪色になります。若い人たちに、クリアでヴィヴィッドな髪色をもっと楽しんで欲しい。そんな想いでつくりました。
メーカー×サロン発の商品を成功させる3つのポイント
メーカーとのコラボによる商品開発を成功させるポイントをまとめると下記の3つでした。
1.目指す質感や発色が実現するまで、とことんこだわること
2.ラインナップが完成したときの色バランスを想像できること
3.ターゲットとなるユーザーが求めているものを想定すること
QUQUのコンセプト「キミノメカラウロコ」の通り、新たに加わった『caradeco』のアクリルカラー5色の発色はクリアでヴィヴィッド。カラーの奥深さを知る浦さんだからこそ、実現したラインナップと言えるでしょう。
これに留まらず、これからどんな斬新なアイデアで私たちを驚かせてくれるのか、ますます目が離せません!