スキンケアメーカーが採用したくなる、3つのポイントは? ニューポート ダーマロジカ事業部 安田久美子さん #2
前編と後編の2回に分けて、「ダーマロジカ」のブランドマネージャー、安田さんから採用にまつわるホンネを伺う今企画。前編では、「ダーマロジカ」がカウンセリングと肌分析で、お客さまの肌悩みに寄り添うプロフェッショナルスキンケアブランドであること、スタッフの一員になることで肌への知識が深まるだけでなく、カウンセリング方法やフェイシャルトリートメントのスキルも身につくなどのメリットをご紹介しました。
後編では、実際にどんな方が採用されたのか、またステップアップするためにどんなことを求めているのかなどを伺いました。
お話を伺ったのは…
(株)ニューポート ダーマロジカ事業部
ブランドマネージャーの安田久美子さん
大学卒業後、システムエンジニアに。その後、アメリカに渡り語学とビジネスを学ぶ。2004年に帰国し、(株)ニューポートに入社。化粧品の企画開発やマーケティングに携わった後、2019年よりダーマロジカ事業の立ち上げを担当。店舗スタッフの採用も担当している。
店長職に求められるのは経験と実践力。さらに温かみのある包容力があれば完璧!
ーーダーマロジカ コレド日本橋ストアで店長をなさっている佐藤夏美さんの採用を決めた理由を教えてください。
佐藤さんは国内外の化粧品ブランドで販売経験があり、店長職も経験済み。実績があるだけでなくスタッフを温かく包み込む包容力も持ち合わせているんです。
会社として店舗出店は初めてのことなので、経験豊富な方に立ち上げメンバーとして入って欲しいと考えていたので、佐藤さんであれば安心して店舗の運営を任せられると思いました。
ーー今後、佐藤さんにはどんなことを期待していますか?
現在は店長職ですが、ゆくゆくはトレーナーやスーパーバイザーのような役職にステップアップして欲しいと考えています。
ブランドを体現する場でもある店舗を、より一層盛り上げていける人材だと信じているので、ぜひもっと上を目指して欲しいですね。
ROOKIE’S FILE
ストアーマネージャー 佐藤夏美さん
1998年高校卒業後、大手化粧品会社に入社。その後、国内外の化粧品会社で接客の経験を積む。2019年ダーマロジカ コレド日本橋ストアのオープニングスタッフとして入社。2020年6月のオープンより店長として店舗運営に携わる。
ーー化粧品業界を選んだ理由は?
美容に関心の高い母の影響を受けて、私も興味を持つようになりました。
私が幼い頃から母は化粧品をたくさん持っていて、どれもキラキラ輝いて見えていたんです。「私もこの化粧品を使いたい」「キレイになりたい」と思っていました。
メイクやスキンケアするだけで気分は上がりますし、笑顔にもなります。その気持ちを、たくさんの人に伝えたくて、この仕事を選びました。
ーー佐藤さんが考える、ダーマロジカの魅力を教えてください。
もともとダーマロジカは一般のユーザーを対象にした化粧品ではなく、スキンセラピストを育成する教育現場で使用するために開発されました。
プロのための化粧品なので、成分はもちろん使用感や結果にこだわっています。私にとって、その徹底したこだわりが魅力です。
ーー就職先としてダーマロジカを選んだ理由を教えてください。
アメリカで誕生したブランドですが、今や100カ国以上で愛用されています。
そのプロのスキンセラピストたちが「いい!」と感じている商品を、日本で広めるチャンスだと思いました。
オープニングスタッフとして、ゼロから作り上げていく経験もすごく魅力に感じました。
ーーこれからの目標はありますか?
ゆくゆくは、私の知識や販売経験を指導するトレーナーを目指しています。そのためにも、知識を増やすだけでなく、人に伝える技術をブラッシュアップしたいと思います。
常に向上心をもち、柔軟な思考で新しいことに挑戦していきたいです。
採用担当・安田久美子さんのホンネから分かった
採用を勝ち取るためのポイント
1. 言葉遣いを意識するだけでなく、たくさんの語彙を使いこなすこと
2. 失敗から学んだことを「今後に生かせる経験」としてまとめておく
3. 面接では質問の内容をよく考えながら受け答えをすること
コレド日本橋ストアを皮切りに全国への出店を予定している「ダーマロジカ」。「新しいことにチャレンジしたい」「自分の力量を試してみたい」という方にぴったりのブランドと言えそうです。
取材中印象に残ったのは「採用の面接では、言葉遣いやボキャブラリーの豊富さを見る」という言葉。普段から言葉のバリエーションを増やし、使いこなすように心がけたいですね。
▽前編はこちら▽
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