本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ【CAMINOIA 代表取締役 若松拓也さん】#2
「こんなスタイリストになりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気ヘアサロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
銀座と高崎に店舗を広げるヘアサロン、CAMINOIAの採用にまつわるホンネをうかがう2回目は、実際にどんな人物が採用されたのか、その人物像をご紹介します。
今回お話しを伺ったのは…
CAMINOIA 代表取締役の若松拓也さん
1985年東京生まれ。ハリウッド美容専門学校を卒業後、銀座のヘアサロンに就職。2012年6月、同じサロンで働いていた先輩たちと銀座に「CAMINOIA」をオープンさせる。
「初めて話をしたときから彼の素直さが伝わり、採用を決めました」
—-入社2年目の荒井柊平さんを採用した決め手を教えてください。
採用するときは、第一印象でほとんど決まります。彼はパッと見て問題ないと判断しました。話し方や雰囲気から素直さが伝わって、即決しました。
思った通り、素直だし練習も自主的に熱心に取り組んでいます。アシスタントとしても頑張っていて、ほかのスタッフたちから愛されています。
—-今後の荒井さんに期待することは何ですか?
美容師としてだけでなく、人間としても立派に成長して欲しいですね。美容師として自立するには、学ぶことがたくさんあって大変ですけれど。生き残っていくためにも必要なことですから。
そしてCAMINOIAの未来として頑張ってくれたら、これ以上ないくらい幸せですね。
ROOKIE’S FILE 荒井柊平さん
早稲田美容専門学校を卒業後、2019年CAMINOIAに入社。現在はケアリストとして銀座店に勤務している。
—-スタイリストを目指した理由は?
美容師は専門職であり技術職なので、やりがいがあると思って目指しました。美容に興味もあり、自分に向いていると思っています。
—-就職先としてCAMINOIAを選んだ理由は?
やはり銀座という立地です。いらっしゃるお客さまは、やはり銀座エリアにふさわし方がほとんどなので、求められる技術の水準が高い。目標を高く持っていたいのでこのサロンを選びました。
—-将来、どんな美容師になりたい?
肌広い人脈があって、美容に関すること以外にも携わっていたいです。
—-仕事以外で熱中していることは?
漫画を読むことですね。今ハマっているのは『鬼滅の刃』。漫画の世界に入り込むと、ストレスも忘れられます。あとは身体を動かすことですね。ランニングは欠かしません。
採用担当のホンネから分かった3つのポイント
1.言葉遣いや立ち居振る舞いに注意を払うこと
2.積極的にコミュニケーションをとるように努めること
3.誰かをサポートする気持ちを常に持ち続けること
若松さんが面接で採用を決めるとき「パッと見て問題がないと感じれば」とおっしゃっていたのが印象的でした。どんなに取り繕っても、第一印象だけは変えることができません。普段の生活から立ち居振る舞いや言葉遣いに気をつけておかないと、粗が出てしまうのでご用心。
▽前編はこちら▽
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