本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【(株)アトリエはるか 執行役員 髙澤喬子さん】#2
「こんな技術者になりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがサロン。そこで、人気サロンの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
駅チカや駅ナカを中心に店舗を増やしているサロン、アトリエはるかの採用にまつわるホンネをうかがう2回目は、実際にどんな人物が採用されたのか、その人物像をご紹介します。
(株)アトリエはるか 執行役員の髙澤喬子さん
都内の美容室でのサロンワークを経て、2005年(株)アトリエはるか入社。半年後、ルミネ新宿店店長に就任。その後、技術責任者、サロンマネージャー、人材マネジメントを経て、現在は教育責任者としてスタッフの育成にあたっている。
「面接で『美容が好き』という気持ちと『頑張りたい』意欲が伝わってきました」
—-今年で2年目になる宮重亜季さんはオンラインで面接をしたとか?
そうなんです。その当時、彼女はまだ広島に住んでいてパソコンの画面越しに面接をしたんです。きちんとした身だしなみ、しっかりとした受け答えだけでなく、パソコンの画面越しからでも、本当に美容が好きなこと、「アトリエはるか」で頑張りたい気持ちが伝わってきました。
本当は、彼女は「広島の店舗で働きたい」という希望があったのですが、広島の店舗はスタッフが足りていて…。でも、前職でブライダルのヘアメイクをしていた彼女の即戦力は大きな武器になるのでどうしても入社して欲しかったんです。それで、口説き落として上京してもらいました。
—-今後の宮重さんに期待することは何ですか?
自分の仕事や会社のことを、自分の言葉で語れるようになって欲しいですね。「アトリエはるか」では、お客さまにメイクのご提案をすることもあります。そのときに分かりやすくお伝えする提案力が必要なんですよ。
そして会社が大切にしていることを体現できる人になること。さらには次の人材を育てる人材になってくれればと期待しています。
ROOKIE’S FILE 宮重亜季さん
高校を卒業後、ブライダル関連の会社にヘアメイクとして就職。同時に通信制の美容学校でヘアメイクをはじめ、まつげエクステンションやエステティック、洋装と和装の技術を学ぶ。その後、美容室でまつげエクステンションの施術を2年行い、2019年7月、アトリエはるかに入社。
—-美容業界を目指した理由は?
昔からお洒落をすることが大好きで、小学生の頃からヘアメイクアップアーティストになるのが夢でした。自分にメイクするだけでなく人をキレイにすることも好きだったので、もっと技術を磨きたいと思っていました。
—-就職先としてアトリエはるかを選んだ理由は?
短時間でお客さまを美しくする美容サービス…というのが魅力でした。また、外部の講師を招いたセミナーがあるなど充実した環境で、技術だけでなく人としても成長できると感じたからです。
—-目指している人物像は?
私がアトリエはるかに入社して最初に指導を受けたヘアメイクの先輩です。その方はスピーディかつ的確な技術を持っているんです。彼女は仕事とプライベートとのメリハリの付け方も上手で、とっても尊敬しています。
心の中でいつも彼女を意識していて、先輩以上の技術を身につけられるように、内面的にも魅力のある女性になりたいです。
—-仕事以外で熱中していることは?
映画が大好きで、以前は洋画が多かったんですが、最近は邦画や韓国の映画も観るようになりました。美味しいご飯とお酒も大好きで、休日はお店の開拓もしています。
採用担当のホンネから分かった3つのポイント
1.「入社したい」という気持ちが伝わること
2.アイコンタクトがきちんと取れること
3.相手のことを考えられる姿勢が感じられること
面接に来た人たちに「アトリエはるかの面接を受けてよかった」と思って欲しい…とおっしゃった髙澤さんのひと言がとても印象的。温かく包み込むような心遣いから、アットホームな社内の雰囲気が伝わってきます。
自分を優先するのではなく、人のために動ける利他の心を持つこと。難しいことですが、少しでもその思いに近づく努力を続けたいものです。
▽前編はこちら▽
本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【(株)アトリエはるか 執行役員 髙澤喬子さん】#1>>
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定休:渋谷マークシティに準ずる
URL:https://www.haruka.co.jp/salon/03_hm/