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コラム・特集 2017-03-26

美容師の必須アイテム「シザーケース」の上手な買い方・選び方

美容師にとって、ハサミやコームなどの道具は仕事に欠かせない大切なものです。道具ひとつで作業の進みや仕事の質が変わってくることもあるため、こだわりを持って使っている人は少なくないことでしょう。

そんなこだわりのアイテムを常に持ち歩くためのシザーケースもまた、美容師にとって重要なものです。仕事の間、常時身に付けているものであるため、デザインや機能に優れたものを使用したいと思う人も多いことでしょう。

そこで、数あるシザーケースから、より自分に適した一品を手に入れるための買い方・選び方のポイントをご紹介します。

シザーケースはどこで買う?買う場所別に見るメリットとデメリット

美容師が使用するシザーケースは、一般の人が日常生活のなかで使用するものではないため、どこでも手に入れることができるわけではありません。シザーケースと一口に言っても、デザインや機能、質のレベルはさまざまです。お店によって取り揃えられている商品にも違いがあるため、まずはそれぞれのお店の特徴や品ぞろえを知り、どこで買えば良いのかという目星をつけておくと、スムーズに自分に合ったシザーケースを手に入れることができるでしょう。

シザーケースを取り扱う数あるお店のなかで、一番確実に間違いのないシザーケースを手に入れることができる場所が、プロが使用するアイテムを専門に販売しているお店です。専門点であるため、美容師やトリマーのように、プロとしてシザーケースを使用している人たちに多く利用されています。実店舗でお店を出しているところもあれば、インターネット販売を行っているところもありますが、どちらも専門店ならではの機能的で実践的なものを取り揃えているケースが多いのがメリットです。プロ仕様として、こだわりの機能がついているものはその分、値段も比例して高くなっている点はデメリットともいえますが、実践的に作られているため、値段が高い分、重宝して活躍することが多い点も魅力となっています。

メインとして使用しない場合や、とりあえず試しの一品として購入したいという場合などには、お手頃なものを手に入れたいと思う人もいるかもしれません。専門店に比べると、比較的お手頃な価格で手に入りやすい場所が、さまざまなグッズを幅広く取り扱っているようなホームセンターです。オシャレさを感じさせるようなデザインや、こだわりを感じさせる個性的な機能は持っていないアイテムが多い点がデメリットですが、無駄のないデザインであるため気軽に使いやすく、シンプルな造りなので抑えられた価格設定の商品が多い点が魅力でしょう。このようなタイプのシザーケースは、大手家電店で目にすることもあります。

お客様の目にも入りやすいシザーケースは、とにかくオシャレなものを使いたいという場合には、デザインにこだわりを持った商品を取り扱っていることが多い雑貨屋やファッション小物を販売するお店での購入がおすすめです。特に、革製品を取り扱うお店で見つけやすくなっています。このようなタイプのお店でシザーケースを買うことは、デザイン性が高いものを手に入れることができるというメリットがありますが、その分、価格が高いというデメリットは避けられないことでしょう。

ここをチェック!自分にぴったりのシザーケースを選ぶ時のポイント

美容師にとってシザーケースは、仕事の大切なパートナーです。仕事中、常に身に付け使用するものであるため、自分のスタイルに合ったものを使用することが大切なポイントとなります。

シザーケースを選ぶ際におさえておくべき大切な点は、3つです。見た目、素材、機能がポイントとなります。

美容師は、美容の世界で働くプロフェッショナルです。美しくなりたい、オシャレになりたいという想いを持って足を運ぶお客様のテンションを上げることができるような姿で、常にお店に立ちたいものです。常に身に付けているシザーケースも、ファッション性を落とすようなデザインであるよりオシャレさを感じさせる見た目の良いものを選んでおくことに間違いはありません。また、自分好みの色や形のものを使うことはお客様だけではなく、自分自身の仕事へのテンションアップにつながることでしょう。見た目で選ぶ際には、シザーケース単体の外観で判断せず、実際に仕事の現場で日々異なって着用するさまざまな服装にも合わせやすいデザインのものを選ぶと安心です。

素材を選ぶときには、仕事のスタイルを考慮して選ぶ必要があります。シザーケースの素材は革、合皮、布の3種類が一般的です。水に強く、傷を目立たなくさせやすいといった特徴があるオイルドレザーや馬具用として使用されることが多い耐久性の高いサドルレザー、ウォーム感のある肌ざわりを持ったスゥエードなど、革や合皮にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴があります。実際に使用する場合、革のシザーケースは重厚感があり高級感を感じさせますが、コームなどを入れる前の段階から重量が重いという欠点があります。スゥエードの場合、オシャレ感はアップしますが、汚れやすく洗いにくいという点はデメリットとなるでしょう。布性のものは軽くて柔らかく、洗いやすいというメリットはありますが、耐久性が悪く使用方法によっては破れや擦れがすぐにできてしまう場合もあります。

アシスタントとしてシャンプー作業を多く行う場合には耐水性に優れた素材を、カーラー担当である場合には汚れが目立ちにくいものや洗いやすいものを選ぶなど、それぞれの特徴を比較して、自分のワークスタイルやお店のコンセプトに合ったものを上手に選ぶと良いでしょう。

最後に、機能で選ぶ場合は収納力が大きなポイントとなります。自分が使用する道具が入るスペースに加え、特別なオーダーや流行の変化に伴って道具を追加して入れることができるように、余裕のもった収納スペースを考慮して選ぶと安心です。

個性を出したい!こだわり派にはオーダーメイドがおすすめ

お客様ひとりひとりの個性を活かし、ファッションを高めることを仕事とする美容師であるからには、自分自身も個性を持ったオシャレを発信する存在でありたいと考えている人もいることでしょう。そのような人におすすめなのが、オーダーメイドにより手に入れるシザーケースです。オーダーメイドで購入することで、世界でひとつの、自分のためだけのシザーケースを手に入れることが可能となります。仕事の良きパートナーとして同じものを長く愛着を持って使用したいという人にとっても、おすすめの買い方です。

オーダーメイドは、美容師の道具を専門として作っているお店に依頼することができる場合もあれば、革製品全般や小物類を作成しているお店で注文できる場合もあります。

素材や色、金具、サイズ、ベルト、収納の数、全体のデザインなど全てを、自分の希望通りに注文できるフルオーダーや、決まっているベースのデザインに色や素材などで個性を付けるセミオーダーなど、オーダースタイルによって、個性の出し方は異なります。なかには、オプションとして自分の名前やワンポイントとなるマークを刻印してもらうことができるお店もあり、さまざまな楽しみ方が可能となっているのです。オーダーメイドを検討している方は、オーダーすることでかかる金額や、自分の希望のコンセプトに合わせて、楽しみながら注文スタイルやお店を決めると良いでしょう。

器用な人はチャレンジ!個性を出したいならオリジナルの手作りシザーケースもおすすめ

手先を使って細かな作業を行う美容師を職業としている人のなかには、工作や手芸が趣味であるという人や、ハンドメイドが得意という人もいるかもしれません。職人によるオーダーメイドと比べると、完成度の高さは劣ってしまうことにはなるかとは思いますが、自分の手で作るハンドメイドのシザーケースには愛着がより深くなり、使用するのも楽しくなることでしょう。市販のものでは好みのデザインのものが見つからなかったり、収納スペースが足りないなど満足のいく機能をもった商品がなかったりといった場合にも、手作りをすることで、できるだけ費用をおさえて希望通りのシザーケースを手に入れることが可能となります。

例えば、革のシザーケースを作る場合、ハサミなどの文房具に加え、型紙、シザーケースのベースとなる革生地、ホック、針や専用の糸、革の切り口を柔らかくするためのやすり、必要があればボタンやカシメなども用意します。革に穴を開ける際に使用する革用パンチ、速乾ボンド、仕上げを良くするためのプレススリッカーやトコノールなどもあると良いでしょう。一例となる作り方の大まかな流れは、まず革に型紙をあて生地を切ります。カッティングが終わったら、プレススリッカーなどを用いて革の裏地の毛羽立ちを滑らかにし、ベルトを付ける部分の生地を重ね貼りして強化したらホックを付けます。次に、コームなどを収納する部分に生地をあて専用の糸で縫うか、カシメで生地を止めるかどちらかの作業を行い、収納部分を包み込むように、外側の生地全体を筒状に丸め、ベルトを付けたら完成です。

ハンドメイドに興味がある人は、一度オリジナルのシザーケース作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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