美容業界の応援メディア
コラム・特集 2017-10-18

美容師必見!スタイル写真を美しく撮影するテクニック

サロンの宣伝に欠かせないもののひとつが「スタイル写真」ではないでしょうか。スタイル写真はお客様がサロンの個性や魅力を判断するうえで、重要になる項目です。スタイル写真の見栄えによってサロンの印象が左右される可能性を考慮すると、集客性や新規顧客の獲得にも関わる重要なツールといえるでしょう。スタイル写真はプロのカメラマンに依頼することはもちろん、美容師自ら写真を撮るケースも多く見られます。ここではスタイル写真を美しく撮るためのテクニックを、いくつかのポイントに分けてご紹介します。

スタイル写真は構図がキーポイント!バランスを考えて撮影しよう

スタイル写真を撮るうえで最も重要になるのが、その写真を見る「お客様の視点に立つ」ということです。いくら自分で満足のいく写真が撮れたとしても、お客様に魅力が伝わらなければ集客率や指名率のアップは見込めません。お客様に「自分もこの髪型にしたい」と思わせるような写真を撮ることが肝心です。魅力的なスタイル写真を撮るポイントは、「構図をしっかりと考える」ということです。構図を考えずにむやみやたらに写真を撮っても、見にくく魅力の伝わりにくい写真になってしまいます。ヘアスタイルの写真撮影では「バストアップ」の構図が多く見られます。バストアップは髪型全体の雰囲気が伝わることはもちろん、モデルの表情や背景もさりげないアクセントとして映り込む、最適な構図といえます。

反対に「顔のアップ写真」や「写真の上や下に大きく空白がある写真」は、スタイル撮影において避けた方が良いでしょう。顔のアップ写真はモデルの表情はよく映るものの、髪型の上下が切り取られてしまいスタイルの全体像が分かりにくくなってしまいます。また、写真の上下に大きく空白がある構図も背景が悪目立ちしたり、違和感があったりする構図です。撮影に慣れれば構図を工夫してみることも良い方法ですが、自信がない場合は基本に沿った撮影法がおすすめです。基本は被写体を中央に置き、バストアップで撮ると大きな失敗が少ないでしょう。それから、美しいスタイル写真を撮るうえで大切なポイントに「ポージング」があります。ただシンプルにヘアスタイルの撮影をするよりも、ファッション雑誌のようにポーズを付けて撮影をすることで、よりおしゃれな印象の写真に仕上がります。

例えば頬に手を添えるポーズや、伏し目がちにほほ笑むといった指示を出すことで、より髪型の魅力を引き立てることができます。プロのモデルではない場合、美容師が指示を出さない限り自らポージングを取り入れることは少ないでしょう。どのようなポージングが髪型にマッチするのか考えておき、撮影のときにモデルさんに的確な指示を出せるようにしておくことがおすすめです。

スタイル写真の魅力を伝えるために!アピールポイントを明確にしよう

お客様の心を引きつける、魅力的なスタイル写真を撮るには「アピールポイント」を明確にしておくことが欠かせません。その髪型のどこが魅力なのか、またどのような人におすすめなのかを明確にしておくことで、効果的な宣材写真を撮ることができるでしょう。

例えば髪の質感にこだわったスタイルの場合は、バストアップの写真に加えて質感やツヤが伝わる、髪のアップ写真も加えておくことがおすすめです。カラーの色に重点を置いて撮影をするのなら、実際の色味に近い写真が撮れるように照明は当てすぎない、加工はしすぎないなどの工夫をすると良いでしょう。どの角度から見てもかわいいスタイルであることをアピールしたいのなら、髪型全体の雰囲気が伝わるようにフロント写真・サイド写真・バッグ写真の3点を撮影しておくことがおすすめです。さまざまな角度から撮影した写真を掲載することで、お客様もイメージが湧きやすくなるはずです。また、スタイル写真をweb上で公開する際には自分の得意なスタイルについても明記しておきましょう。

写真のコメントに「フェミニンなスタイルが得意」「ナチュラルな雰囲気作りならお任せください」というような具体的なアピールをすることで、指名率の向上を期待できます。お客様がスタイル写真を見て、なりたいイメージに近づくならこの美容師というように「この人に任せたい」と思わせる内容を目指しましょう。

ここに注意!撮影時に気をつけるポイント

いくら素敵なスタイル写真であっても、ちょっとした不注意で作品のイメージが台無しになってしまう場合があります。例えば、見落としがちなのが「写真の背景」についてです。スタイル写真のような被写体に重点を置いたものは、背景が目立たないようにすることが基本です。背景が目立ちすぎていたり、インテリアや機材などが映り込んだりしてしまうと、髪型や被写体の印象が薄れてしまいます。撮影をする場合は、背景に目立つものが映らないように気をつけましょう。髪型のインパクトを強めたい場合は、背景にぼかしの加工を施すこともひとつの選択です。ぼかしの加工を施すことで、お客様の視線が自然に髪型に集中しやすくなります。

背景のシチュエーション選びに悩んだ場合も同様に、ぼかしを入れるだけでおしゃれな印象になるのでおすすめの撮影テクニックです。さらに、撮影を行う「シチュエーション」にも注意が必要です。スタイルの撮影は屋外よりも室内が適しています。屋外での撮影は天気や時間によって、光の具合に差が生じます。明るさが左右されてしまうと、複数のスタイル写真を撮ったときに仕上がりに違いが出てしまう恐れがあります。そのため撮影は室内で行い、それぞれのスタイル写真に統一感が出るように工夫しましょう。統一感を重視した本格的な撮影を行う場合は、光はもちろん陰にも気を遣う必要があります。自然光は明るさや影の調整が自由にできないため、カーテンを閉めて光を遮断することが無難です。照明やレフ板を取り入れて撮影することで、より美しいスタイル写真に仕上がるでしょう。

写真をキレイに撮りたい!おすすめのカメラは?

もうひとつ忘れてはならないポイントに「カメラ選び」が挙げられます。カメラといってもさまざまな種類があり、カメラの知識に精通していない美容師は頭を抱えてしまう問題といえるでしょう。カメラを選ぶときのポイントは、まず「どのような目的で使用するのか」という基準を明確にすることです。カメラの価格や性能は比べるときりがありません。まずは自分の使用するシーンを具体的に想像して、商品の絞り込みをすることが先決です。もしも屋内だけではなく屋外でもカメラを使用する機会が多いのなら、持ち運びのしやすい軽量型のカメラが適しているでしょう。反対にほとんどの場合は室内のみの使用だという場合は、軽量性を重視する必要はなくなります。このように用途を考えながら絞り込みを行うことで、効率的に自分に適したカメラ選びがしやすくなります。美容師がスタイル撮影で使用することの多い一例としては、一眼レフカメラが挙げられます。

一眼レフカメラはしっかりと被写体を撮影できるため、スタイル撮影にも適したカメラといえます。ただ、カメラは豊富な種類があるため「絶対にこれがいい」というような正解はありません。自分の好みや用途に合わせて選ぶことが、長く愛用できるカメラを探すポイントでしょう。自分の技術やセンスを磨くうえでも、スタイル撮影は重要な仕事のひとつといえます。魅力的なスタイルを積極的に撮影することで、顧客獲得に向けて大きく前進できるでしょう。

この記事が気に入ったら
いいね!してね

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事