再燃焼!時代を動かす「男性ネイリスト」5選

昨年から引き続き、男性ネイリストが脚光を浴びています。男性目線から「キレイ」「かわいい」と思うデザインを提案することで、異性にモテるネイルをお客様に提供。デザインや質にこだわり、ご自身もネイルを楽しんでいる方が多いのが特徴です。今回は、モアリジョブ編集部が注目する男性ネイリストをまとめてご紹介いたします。

活躍の場が急増化!男性ネイリスト動向

昨年あたりから男性ネイリストが話題になり、今や雑誌やメディアで特集が組まれることも。女性にはない男性目線だからこそ出せるデザインが人気の理由になっています。それだけでなく、普段のお手入れの一環としてネイルサロンに通う男性も少しずつ増えてきており、男性のお客様からも同性のため安心感があると人気が出始めています。

ネイルクイック浅草EKIMISE店 村越さん

ネイリストになったきっかけ

「前職は彫金関係で接客の仕事をしていました。転職について悩んでいたとき、もともと光るものや、絵を描くことが好きだったので、母から『ネイルの仕事のほうがいいんじゃない?』とアドバイスを受けたことをきっかけにネイリストを目指しました。それから、母の知り合いのスクールに行ったのがきっかけです。」

村越さんのこだわり

「お客様がほっとできる、リラックスできることを大事にしています。ネイルの施術は1~2時間と長いですし、お仕事でお疲れの方もいらっしゃいます。寝てしまわれる方もいらっしゃいますが、リラックスされている、安心していただいているんだなと思います。」

モアリジョブ編集部
土台となる爪のケアを一番大切に考えている村越さん。基本を大事にするその姿に、多くのお客様も信頼を寄せていらっしゃいます。

ネイルケアの大切さに共感して入社!『ネイルクイック』の村越さんに聞く>>

FALCO NAIL 立石さん

ネイリストになったきっかけ

「この業界に入る以前は一般企業に勤務しており、全くネイルや美容とは縁のない職種でした。その会社の福利厚生の一環として興味のあるスクールでの習い事ができる制度があったのですが、そこでたまたまネイルスクールを見つけました。昔から工作のような作業が好きなので、挑戦してみようと習い始めたのが最初ですね。

それまでは僕自身が男だということもあってネイルを意識したことはなかったのですが、習っていくうちに作業がどんどん楽しくなり、スクールに通っている時にネイリスト3級の資格に合格しました。それがきっかけで当時の先生から、ネイリストとしてその先生のお店で働かないかと誘われ、思い切ってこの世界に飛び込んだのです。」

立石さんのこだわり


「技術に関しては性差による違いはありませんが、例えばネイルアートの場合なら、男性目線での『綺麗』や『可愛い』を提案できることがメリットの一つだと思います。僕自身は、やり過ぎず盛りすぎず、少し引いた上品なデザインを得意としているのですが、異性から見て好感度の高いデザインを作れるのは僕が男性だからではないでしょうか。」

モアリジョブ編集部
立石さんはその笑顔からも「ネイルが大好き!」という熱い気持ちが伝わるネイリスト。洗練された上品なデザイン力も必見です。

男性ネイリストによる上質デザインが話題『FALCO NAIL』>>

NailZERO+ 塩見さん

ネイリストになったきっかけ

「大学生の頃にテレビを観ていたらネイリストが映っていて、なんとなく興味を持ったことがきっかけです。プラモデルなどの細かな作業が好きだったことも、影響していたのかもしれません。しかし僕が大学を卒業した時は就職氷河期だったので仕事を探すことが難しく、アルバイトをしていた建築関係の会社にそのまま就職し、床を作る仕事などをしていました。

それでもやはりネイリストへの憧れが消えなかったので、働きながら学校に通いネイルの世界に足を踏み入れたんです。その後、7~8年ほど池袋にあった別のネイルサロンで働いていて、当時は指名してくれるお客さまが80名ほどいました。」

塩見さんのこだわり


「ネイルの好みだけでなく、いろいろな質問をすることです。たとえば最近は『涼しげでレースがついたデザイン』というオーダーを受けました。そこで『涼しげですか。梅雨ですもんね。あまり外出したくない時期ですよね』と聞いたら『そういえば今度、紫陽花が有名なお寺に行きますよ』と答えてくれたので、『それなら貝殻を散らして紫陽花っぽくしましょうか』とご提案して、デザインを決めました。デザインのアイデアを引き出すという意味でも、コミュニケーションをたくさんとることがとても大切だと思います。」

モアリジョブ編集部
フルーツや爬虫類ネイルなど、面白いデザインでSNSでも注目されている塩見さん。お客様がどのようなニーズを持っているか細やかに伺うヒアリング力は、どの職種でも参考になります。

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Nail Quickアトレ目黒店 飯塚さん

ネイリストになったきっかけ

「昔から手先が器用で学生時代に彼女や妹にセルフネイルをお願いされていたことがこの世界に興味を持ったきっかけです。学校を卒業後、建築関係の会社に勤めネイルは趣味程度に行なっていたのですが『もっとネイルを本格的にやりたい』という思いがだんだん強くなり、働きながらネイルスクールへ通うようになりました。」

飯塚さんのこだわり

「女性のお客様からは男性目線の意見として『男から見た可愛いネイルってどんなの?』や『こういう色は男性的にはどう?』といった助言を求められることが多いですね。サロンを訪れるお客様が僕の描いたネイルを見て喜んでくださる姿が日々の励みとなっています。」

モアリジョブ編集部
柔らかい雰囲気を持ち、ネイルについて何度も相談しやすいのが飯塚さんの魅力。異性間の美意識の違いを捉えながら、ぴったりのネイルを提案してくれます。

仕事と恋の裏側に迫る! ネイリストの恋愛模様(男性編)#1>>

Nail Salon Today 磯部さん

ネイリストになったきっかけ

「きれいな美容の世界で仕事がしたい。最初はそんな軽い気持ちでした。18歳のころに一度、美容室に就職したんですが、その会社が潰れてしまったんです。高校を卒業してすぐ美容室に就職し、通信で美容の専門学校に行くつもりだったのですが、 その前に会社が無くなってしまって……挫折しました。

一年半ほどふらふらしていましたが、二十歳の頃にテレビでネイルを見て、『男性 が少ないし、目立てるんじゃないかな』という邪(よこしま)な気持ちで、スクールの体験入学に行ったんです。ところが、スクールの先生の技術を見て感動してしまったんです。爪の手入れや、長さを一本出すという技術を見て、『こんな世界があったんだ』と衝撃を受けました。『この技術を僕自身が広めたい』と思って、すぐスクールに通いました。」

磯部さんのこだわり

現在、ネイルをする女性は多いように思われていますが、実際は女性の1割しかネイルをしていないと言われています。ネイル市場を広めていくためにはしっかりしたサロンを作っていかないと、お客様がサロン離れをしてしまうのです。

僕は、その『お客様のサロン離れ』を防ぎ、もっとネイル市場を広げていくためには『サロンを良くする団体を作る必要がある』と考え、『社団法人ネイルグランプリ』 を作りました。」

モアリジョブ編集部
磯部さんはネイル業界を盛り上げようと時代を牽引するネイリストの一人。ネイリストとして生きがいを持って働けるサロンを増やすため、日々奮闘されています。

磯部宗潤 interview:市場を広げる『ネイルグランプリ』!それがネイリストの価値を上げていく>>

女性だけの視点ではなかなか思いつかない、男性から褒められるネイルを提供する男性ネイリストたち。ネイルデザインだけでなく、お客様への接客やコミュニケーションについても、気配りを行っています。これからのネイルデザイン、接客力の向上にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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