本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ 【Laline アトレ恵比寿店 店長 平川留衣さん】#2
「こんな美容アドバイザーになりたい!」という理想をかなえるには、技術を磨く努力はもちろん、経験の積み重ねがものを言います。その体験の場となるのがショップ。そこで、人気ショップの採用担当者に、求めている人物像を直撃しました。さらなる高みを目指している人を応援します!
グローバルライフスタイルブランド、Laline(ラリン)の採用にまつわるホンネをうかがう2回目は、実際にどんな人物が採用されたのか、その人物像をご紹介します。
今回お話しを伺ったのは…
Laline アトレ恵比寿店 店長の平川留衣さん
※季節によりエプロンの色が変わります。
2011年11月、Lalineが日本に初上陸した年に入社し、1号店の表参道店に配属される。以降、店舗スタッフの教育や店舗の運営などを学び、表参道店 店長を経て、2018年アトレ恵比寿店の店長に就任する。
「声のトーンや言葉遣いの感じの良さに魅力を感じて『一緒に働きたい!』と思いました」
――入社してから店頭に立つまで、研修などはありますか?
Lalineのブランドヒストリーや商品知識を、カテゴリーに分けて学ぶ研修を設けています。知れば知るほど奥が深くて、この研修を受けてLalineのことをますます好きになるスタッフが多いですね。
――入社して半年になる、桑山美桜さんの採用を決めたポイントを教えてください。
面接から入社までは、新型コロナウィルスの影響を受けてWEBや電話でのやり取りとなり、直接、対面することはできなかったのですが、彼女の声のトーンや丁寧な言葉遣いにすごく魅力を感じました。
面接の最後に、彼女から「直接会えるのを楽しみにしています!」と言われたときは、心遣いのできる素直さを感じました。彼女と一緒に働きたい! と思わせてくれる人です。
――今後の桑山さんに期待することは何ですか?
すでにお客さまから「とても素晴らしい接客」とお褒めの言葉をいただくほど、お客さまとのコミュニケーションの取り方が上手。彼女が接客していると、お客さまとの笑い声がいつも聞こえてきます。
これからもお客さまと過ごす空間を大切にして、桑山さんのやさしい雰囲気と積極的に学ぶ姿勢を大事にしてほしいです。
ROOKIE’S FILE 桑山美桜さん
2018年に新潟の公務員専門学校を卒業後、上京して国土交通省で事務次官として勤務。その後、舞台関係の仕事を経て、2020年5月よりLalineに入社し、アトレ恵比寿店に勤務している。
――美容業界を選んだ理由は?
「Lalineで働きたい」という思いから、美容業界に踏み入ることになりました。もとから美容や化粧品などが好きだったので、キレイになるための技術やアイテムが常に進化している業界への憧れはありました。
――就職先としてLalineを選んだ理由は?
上京したてで東京の街を探索していたときに、いい香りに吸い寄せられるように入ったお店がLalineでした。勧められるままスクラブ体験をさせてもらい、つるつるになった手に当時の新作だったフローズンペアのスクラブやミストを抱えて帰りました。
そのときから通い始め、顔なじみのスタッフの方はいつも面白くてやさしく接してくださいました。その姿がとてもキラキラしていて、私もこのブランドをより多くの方に知っていただく一助になりたいと感じ、「新しく働き始めるならLalineにしよう!」と強く思っていました。
――仕事以外で熱中していることは?
生き物がとにかく大好きで、犬猫などの哺乳類から魚類まで眺めているだけで幸せです。実家では猫を飼っていて、自宅ではヤモリとハムスターたちと暮らしています。
――将来、どんな人物になりたい?
仕事でもプラベートにおいても大切にしていることですが、自分自身の狭い了見で人や物事を判断せず、人の意見や考え方から自分の枠を広げていけるような人物でありたいと思っています。
採用担当のホンネから分かった3つのポイント
1. ブランドやショップに深い愛着があること
2. 丁寧な言葉遣いができること
3. 笑顔とやる気を自然にアピールできること
平川さんの言葉の端々から「Laline愛」がほとばしり、このブランドが扱っている商品はもちろん歴史やコンセプトのすべてに愛情を持っているのを感じました。
だからこそ、スタッフに求めているのはとってもシンプルで、「Lalineが好き」なこと。確かに、自分自身が気に入っている商品でなければ、自信を持って人に勧めることはできません。
自分の好きな物に囲まれて、好きな物のよさをアピールできるのは、このうえなく幸せな仕事なのだと改めて実感しました。
▽前編はこちら▽
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