「ノーダメージケア」というケアシステムとトレンドのネイルアートで人気『nicole nail』

サロンやショップはお客さまをお迎えする場であり、コンセプトを形にする場であり、スタッフにとっては職場でもあります。

「On Stage」では、お店づくりのアイデアがいっぱいのお店にとっての“表舞台”をご紹介します。

爪と手にとことん優しく！をモットーに生まれたネイルサロン

さまざまなネイルサロンが連立する激戦区の渋谷に「ネイルだけじゃないネイルサロン」という想いから生まれたニコルネイル。爪と手にとことんこだわって可愛いネイルを提供してくれると大人気のサロンです。そのサロン全体のプロデュースをされている主宰の久永ひろよさんにお話をお伺いました。

白と木目を基調としたナチュラルテイストの店内は、１年前のリニューアルオープンに合わせて久永さん自身が内装やインテリアを考えたそうです。

久永「以前の内装はかなりシックで大人っぽい雰囲気でしたので、現在の場所にリニューアルオープンをするにあたり対照的にしたいなと思っていたんですね。そこで全体のイメージを明るくて優しい雰囲気にして、お客さまがゆったりとリラックスしながらネイルアートを楽しめる内装に仕上げました。飾ってある小物なども自分で探して買って来たんですよ」

ネイリストとしてカリスマ的存在でもある久永さん。最初からネイリストを目指していた訳ではなく、エステティシャンとしてお仕事を始めたとお聞きしてビックリ。

久永「19歳ぐらいのときにエステ業界に入り、エステティシャンとしてお仕事をしておりました。手はもちろん指を使うお仕事なため爪は伸ばせないので、毎回短く爪を切っていたんです。でも、おしゃれをしたいお年頃（笑）。そこで休日などに好きなカラーやアートのネイルチップを自作してつけたりしていました。ネイルチップを作っているうちに、ネイルアートってとても楽しいなと思い始めたのがネイリストを目指すきっかけに。その頃ってネイルサロンがまだ少なくて、気軽にサロンでアートをしてもらえなかったんです。ですからエステティシャンとしてのお仕事を２年で辞めて、ネイルスクールに通い資格を取りました。そして全国に店舗のある大きなネイルサロンで働き始めて、１年目で店長をやらせていただきました。その後に独立も考えたのですがネイルサロンの立ち上げに関われる機会があり、そこで新しいスタートを切ることに。主宰、兼、店長としてやらせていただき、最終的に５店舗まで増やすことができました。そのような経験を経て、私自身のプライベートサロンを始め、こちらのニコルネイルも主宰として一緒にやらせていただいております」

さまざまなネイルに関する経験からたどり着いたのがノーダメージケアというニコルオリジナルのケアシステム。

久永「ジェルをつけるときに通常は爪の表面を削ってから密着させると思いますが、ニコルネイルでは爪をまったく削らずに行うジェルネイルになります。とくにジェルオフするときにガサツに取ってしまうと爪が傷ついてしまうのですが、うちではとにかく丁寧にオフして傷つけないようにして、爪自身が弱くならないようにしています。ジェルネイルにもこだわっていまして、扱っているパラジェルは最も爪に優しいと定評のあるもの。ジェルネイルのメーカーって100以上ありますが、その中でもパラジェルが爪を傷つけないでつけられるジェルネイルになります。カルジェルなどに比べたらパラジェル自体の歴史は浅く、認知度もまだまだかもしれませんが爪に優しいので本当におすすめ。もちろん他のジェルネイルと同じぐらい持ちもいいですし、爪も強くなりますよ。最近ではパラジェルを扱うネイルサロンも増えてきていますしね」

とことんお客さまの爪や手のことを考え、こだわり続けるニコルネイル。次回は、働く環境づくりなどお店の裏舞台をご紹介いたします。

【サロン探訪】スタッフと同じ目線で取り組み、雰囲気の良い職場作りを実現『nicole nail』　

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