2015年度の就職率は100%!! 業界に“強い”、YAMANOのキャリアサポートとは？ 山野美容専門学校 ＃5
創立から80年。美容業界のパイオニアとも言える『山野美容専門学校』。その魅力を、全６回に分けて、あますところなく徹底リポート！
特筆すべき授業内容や、後進たちのがんばる姿をお届けします。
就職難の現在にあって、100%の進学率を誇る山野美容専門学校。その背景には、入学と同時に就職への準備をスタートさせる、独自のキャリアサポートにあります。どのようなカリキュラムやサポートを行っているのか、YAMANOで教鞭をとるふたりの先生に、お話をお聞きしました！
「YAMANO」というブランドの元で働く「先生」に学生たちについて直撃！
Q.どのような仕事に就く学生が多いですか？
ヘアサロンに就職する学生が多いですが、ヘアメイクアップアーティストや、ネイリスト、カラーリスト、ブライダルスタイリスト、アイラッシュの施術者など、多方面に進みます。2015年度は、就職を希望した生徒は全員、それぞれの職場を見つけて巣立っていきました。学生が『やりたい』と思うことを仕事に出来るように、教員一同、力を合わせて応援しています。（鈴木）
Q.就活の際、どのようなアドバイスを行っていますか？
自身が本当にやりたいと思う道を見つけ出すことはもちろんですが、入社試験に備え、こまごまとしたことを教えています。たとえば、最初の３秒を大切にするということ。第一印象が就活の勝負の別れ目になりますので、出会いの最初の３秒に気を配るよう注意しています。
また、あらかじめ言いたいことを用意しておくことは大切ですが、セリフを作って覚えておくのではなく、想いや気持ちをそのときに応じてぶつけるように指導しています。これだけはどうしても伝えたい！ ということは、自信をもって表現（体現）することも、大切ですからね。また、常に笑顔でいること、相手の目を見て返事をすること、相槌をしっかり打つこと……こうした当たり前のマナーも教えています。就職試験は、学生の未来を決める大切な場。手を抜かず、また緊張せずに挑めるように、できるアドバイスはすべてするようにしています。（小倉）
Q.就活や国試対策に便利なYAMANOならではカリキュラムはありますか？
当校だけ……ということではないかもしれませんが、サロンワークを体験する授業を用意し、実際の接客に近い状態でシミュレーションを行えるようにしています。就職試験の技術テストを想定した模擬試験を行ったり、クラス授業では苦手なところを把握してアドバイスを行い、学生1人ひとりのレベルUPを図ることも忘れません。また、国家試験の会場にYAMANOが指定されているので、いつも学んでいる場所で緊張することなく試験を受けられるのも強みのひとつですね。（鈴木）
Q.YAMANOのキャリアサポートの特徴は？
日本全国から毎年多くの求人情報が寄せられており、約1200社、1万2000人以上の求人をただいています。その中から、１人ひとりに寄り添った指導を行い、場所、条件、環境、スタイルなど、学生にふさわしい職場を見極め、情報を提供するようにしています。一番の特徴は、１年次から学生たちに就活を考えさせるということ。入学してすぐに学校生活についてのガイダンスを行い、学校での生活がそのまま就職活動につながること、言葉遣いやマナーの大切さを説いていきます。１年次の9～11月には、美容という職業をより深く理解するためのガイダンスを開催。YAMANOのOB・OGの方に、大変なこと、辛いこと、仕事をする上で必要な覚悟をありのままに語っていただき、学生たちの意識を高めてもらいます。（小倉）
合同サロン説明会を本校のホールで行ったり、作品撮りのためのカメラマンやスタジオを用意し、学生の就活をバックアップしているんですよ。キャリア授業も行われ、主体性をもって就活に挑めるよう、就職の意義や就活の仕組み、サロン見学のポイント、履歴書の書き方など、就活に役立つ授業を計５回に渡って行い、手厚く指導しています。また、卒業生へのサポートも充実していて、中途採用など就職してからのサポートも行っています。キャリアサポートセンターでは、大学への編入など進学指導も行っています。編入できる大学は、桜美林大学や嘉悦大学、東京福祉大学など方向性もさまざま。さらなるキャリアアップやスキルアップを目指す学生たちは、こうした編入試験を受け、勉強を続けていきます。（鈴木）
すべては「YAMANOに通ったから夢がかなった！ YAMANOに通ってよかった！」そう思ってもらえるために――手厚いキャリアサポートも山野美容専門学校のウリのひとつなのです。
――次回、最終回は学生たちにインタビュー。なりたい未来像や、憧れの先輩たちについてお聞きします！
自分がなりたい『将来像』があったからこそ、美容業界へ進んだ！ 山野美容専門学校 ＃6 >>
