家族や友人が一緒に過ごせるプライベートサロン『nail studio one』
ネイルを施すだけではなく、爪そのものを美しく、健康にするというウォーターケアも人気のプライベートサロン『nail studio one』を経営し、、SpaRitual (スパリチュアル)エデュケーター・整容介護コーディネーター・AEAJアロマ寺ピー1級の資格を持つ佐藤芳子さんに施術やサービスに関するこだわり、サロンオープンに至った思いなどを伺いました。
ネイルへの不安を解消!もっと身近な存在へ
――オープン1周年ですが、なぜネイルサロンを開業されたおでしょうか?
「サロンワーク以外にもイベントや介護美容ホームでネイルサービスを行っていました。その中で“ネイルは華奢で細い指の人しか似合わない”“ケアをしていないので手を見せるのが恥ずかしい”“私の手なんて…”というネガティブな不安をお持ちの方にたくさん出会いまして、ネイルをもっと身近に、という思いからオープンしました」
――施術の前に、まずはお手入れからというお考えがあるとうかがいましたが、これまでの経歴をお話ください。
「2つのネイルサロンで働いた後、介護美容ホームでネイルサービス、お客様の出張ネイルです」
――ネイルスクールに通われた当初から、開業を視野に入れていたそうですが。
「はい。スクールに行こうと決めたときから、自分の店を持つことが目標でした。ネイルサロン勤務を経て、個人でネイルを通して活動し、さらに必要と感じた技術を学び資格を取得していきました。本格的に始動する時期に、まだ小さな娘のこと考え、彼女の成長のためにも、“お母さんは、ここで仕事をしているよ! 寂しかったらいつでも来ていいんだよ”と、互いに顔の見える職場環境を作りたかったんです」
娘が協力した開業。精神的な支えに…
――開業はプラン通りに進んだということでしょうか。
「はい。昨年、娘の学童(小学校1年生から3年生まで)が終わる時期に合わせてオープンの準備をしました。物件探しも、いかに娘が気持ちよくいられる部屋を用意できるかを重要視しました。お友だちと遊ぶ日、習い事がある日以外は、学校からサロンに帰ってきます」
――娘さんもオープンに協力されたとのことですが。
「準備期間に、娘は小学校4年生でした。夏休みに入っていたので、ほぼ毎日、一緒に過ごしましたね。サロンオープンの経験ができることって貴重です。めったにあることではないので、店づくりを見せる意味でも娘にも協力してもらいました」
――具体的にはどのようなことをでしょうか。
「備品の組み立てやペンキ塗りなど、少し傷がついてもいい、失敗してもいいという思いで手助けせずに見守りました。任せられた仕事は喜んで引き受けてくれましたよ。楽しく作業を行うことを心がけましたが、あくまでも仕事で、お遊びではないという真摯な気持ちを感じ取ってくれたように思います」
――オープン準備が終わって、どのようなお気持ちでしたか。
「まだ子どもですから時間がかかったり、ふたりで作業することで身動きが取りづらかったりと、いろいろありましたが、わたしのほうが共同作業をすることで、精神的にも肉体的にも助けられました」
――現在の、娘さんの近況をお聞かせください。
「お見せづくりの一部始終を見ていた娘は、どこに何があるかを把握しているので、お客様がいらっしゃらないときは、だまって片づけをして、時にはアドバイスをしてくれます。大きくなっても思い出に残ってくれるとうれしいですね」
Salon Data
プライベートサロン『nail studio one』
住所:東京都府中市宮西町5-8-1 亀甲ビル305
TEL:042-201-4562
WEB) www.nailstudio-one.com/
FB) www.facebook.com/nailstudioone/
IG) www.instagram.com/nailstudio_one/
ファミリーの強い絆から作られたプライベートサロンらしく、佐藤さんが施術で心がけていることは「お客様のことを思う、心を寄り添う、敬う」とのこと。子ども、お友だちと気軽に訪れるお客さまも多いとか。フレンドリーで安心できる空間はオーナーの心でできていました。
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